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Ryu-chan6708

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2007.07.06
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カテゴリ: 社会問題


:ビデオで録画していたのを見たが、責任ある地位につくようになる 30代のサラリーマンに急速に「うつ病」が拡大 しているという特集だね。
企業は効率追求 で人を減らしてきたんだろうが、 無理なしわ寄せが第一線のサラリーマンにきて、それが見逃せない社会的な現象 となってきたんだね。

A氏 :俺も見たが、 このTVの例ではアシスタントを置く解決例 だったね。

私: 結局、一時的にコストは上昇するが貴重な30代の社員を失うことを考えれば、十分ペイということかね。
会社の運営を長期的な視点で考えないとかえって損をするという教訓
だね。

A氏 :昨日7月5日の 朝日新聞朝刊 の「 働きすぎの現場から 」というコラムで「 職場の重圧 追いつめられ 」というタイトルで、 心の病が広がっている としているね。
うつ病など精神障害での労災認定は昨年度、前年比1.6倍で過去最多となった という。
片づかない仕事 成果への圧力 上司の評価 など、過大なストレスにさらされながら、 長時間労働 を余儀なくされる。
 新聞では 自殺した34才の研究員 「うつ病」になった40代の営業職 の例をあげているね。

A氏 厚生労働省 矛盾した規制法律 を作らないといけないね。
一方で長時間労働の規制を緩和するホワイトエグゼンプション(残業代ゼロ)法 を考えたり、 一方では、長時間労働を制限するメンタルヘルスの規制を強化する法案 を考えたりだね。

:いずれにせよ、 精神カウンセラー が必要になるね。
アメリカ型 になってきたね。

A氏 :そういえば、君は ブログ で6月17日日曜日の TBSのサンデーモーニング では 学校に弁護士を置くことを問題としている として、 市場原理主義になると弁護士とカウンセラーが急増するのは当然 としていたね。

私:「国家の品格 」で有名になった 藤原正彦 氏が「 国家の堕落 」というタイトルで文藝春秋に書いたものだね。

A氏 :ここで藤原氏は、 市場原理主義の行く先は、アメリカのような弁護士が人口あたり日本の20倍、精神カウンセラーが日本の60倍という世界が待っている というね。

6月17日のTBSのサンデーモーニングのトピックス 6月25日のNHKスペシャル 7月5日のサラリーマンの自殺とうつ病の新聞の記事 と、一見、バラバラのようだ。
 しかし、 これをリンクすると藤原氏の予告のように、弁護士と「うつ病」予防のための精神カウンセラーの増加というアメリカ型の社会に着実に進んでいることを直感 するね。

 この方向が 安倍首相の「美しい国」 への動きなのかね。
安倍首相がかって一緒に仲良く写真 をとったことのある グッドウイルの折口会長 がぼろ儲けし、その裏で ワーキングプアが搾取される社会が「美しい国」のモデル なのかね。






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Last updated  2007.07.06 07:08:14
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