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私
: 安倍首相
は精神的でタフでなく心労で、 正気でない退陣
をして 政治生命を失って倒れたね
。
また、 小沢代表に責任転嫁
していたね。
年金が菅直人の責任
だというのと変わっていない。
これと対極にあるのは、この佐藤氏だね。
512日の拘置所の4畳くらいの独房生活と検察の恫喝にも動じない。
安倍首相のようなひ弱でなく、タフだね。
この 知的街道
は08.05 「正義の罠・リクルート事件と自民党-20年目の真実」田原総一郎
、
「自壊する帝国」佐藤優
、
「北方領土『特命交渉』」鈴木宗男・佐藤優対談
の流れだね。
しかし、40才そこそこで、512日の拘置所の4畳くらいの独房生活に耐え、それも途中は、 外部との直接のつながりは弁護士だけの厳しい拘留生活 だね。 体力と精神力がないと検事に屈服 するしかないね。
A氏 : 田原総一郎氏 の リクルート事件の江副氏 は体が丈夫でなかったし、精神的にも検事の追及に耐えられなかったようだね 。
私
:それと比較すると、佐藤氏のタフさはすごいね。
孤独に耐える強さがあるね。
40才台の若さと体力
と、 学術書を中心に220冊を読み、思索ノート62冊を書くという知的なエネルギー
はものすごいね。
A氏 :失うものがなかったのかね。
私
:このエネルギーで外務省で活躍したのだから 、外務官僚の嫉妬
を買うくらいの活躍はするだろうね。
その彼が 検事とやりあう内幕
を描くのだから、面白いね。
しかし、どうも、佐藤氏の描く「 国策捜査
」というのがよく分からないね。
社会保険庁のグリーンピアなどの問題は「国策捜査」をやれば、もっと年金問題は早期に出てきたのではないの?
A氏 : 鈴木宗男氏と佐藤優氏というロシア外交通 を一挙に日本は失うわけだから、それが 国策 なのかね。
私
: 鈴木宗男
氏もあの精力的な活動で外交活動をするね。
それが 森首相のときにプーチン大統領の会談
で、鈴木氏が外されるという意外なことがあったという。
何か、兆候があったのかね。
私
:要するに、外務官僚に対して、 鈴木宗男
氏は大きな権限を持つようになるね。
そして声が大きい。
山本七平
氏がいう 日本軍
の「 軍人的断定法
」に似ているね。
裁判沙汰
になると 鈴木氏は「俺は命令していない」
というが、 外務官僚は「命令された」「押し切られた」
という。
鈴木氏
がまずかったのは、まめな性格か、文書に残していることが多かったというね。
しかし、例の アフガニスタンの会議でNPOの大西氏がメンバーから除外された
いきさつに鈴木氏がからんでいないということをこの本では書いているが、当時の 大西氏のテレビインタビューでは鈴木氏が直接電話していた
ようだね。
まぁ、興味があったのは、 田中真紀子外相、青木事務次官、鈴木宗男の更迭劇の裏話 だね。
A氏 :それにしても、あの当時のマスコミは佐藤氏を ラスプーチン 呼ばわりをしており、ものすごいバッシングだね。
私
:これも 検察の世論つくりの意図的リーク
でマスコミが踊るんだね。
気をつけないといけないね。
佐藤氏は無罪を主張しながらも、少し折れたところがあるんで、 執行猶予判決
となるね。
この本を読むと ホリエモン
も何か 国策捜査
らしいが、判決が執行猶予つきでなかったことは、 彼が徹底的に無罪を主張
したことにあるらしいね。
今後、特捜が動くときはどんな 国策捜査 なのかよく見極めて、マスコミ報道に踊らされないことだね。
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