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Ryu-chan6708

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2008.04.11
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カテゴリ: 社会問題


A氏 養老孟司 氏は「 教科書に墨を塗った世代 」だから、最近の二酸化炭素排出と地球温暖化の 一億一心的な熱狂的な環境ブーム に、 戦前の日本人の軽薄な戦争突入心理 と似ているのを見抜いているね。

:太平洋戦争は、アメリカはけしからん、敵だで始まった。
冷静な計算、分析、シミュレーションがあり、それを国民が理解していたら、おそらく別の道 があったろう。
養老孟司 氏は、 環境問題ももっとしっかりしたシミュレーション を最初にきちんとすべきと言っている。

A氏 :太平洋戦争も後から考えると何故、あんな理屈に合わない戦争をしたかという話ばかりだからね。

:この本のポイントは次のような 養老孟司 氏の最後の締めの文章に明確に現れている。
  ここに引用して、われわれ「 教科書に墨を塗った世代 」の環境問題に対する考えのまとめにしたいと思う。

 「 アルゴア 温暖化問題は倫理問題 だと述べて欧州からほめてもらった。 ノーベル平和賞受賞 。裏がないわけがないでしょ。 世界一炭酸ガスを出しているのは、アメリカ なんだから。 ゴアという人は政治家 ですよ。
   私が住んでいる神奈川県からかって選出されていた 参議議員の秦野章 氏は「 政治家に倫理を求めるのは、八百屋で魚を買おうとするようなものだ 」と述べた。
  その政治家(ゴア)が 倫理問題 だというだから、きっと倫理問題なのであろう。つまり 炭酸ガスを出さないのは、倫理 なのである。
それなら息を止めて、みんな死んでしまえ。

という風に ヤケクソ なのである。

 私が若かったら、たぶん グリーンピース みたいな 環境原理主義運動 に走っていたかもしれない。
  でも、 一億玉砕 本土決戦 という戦争をどちらもなしに通り抜けたし、 みんなで棒を持って覆面で闘う人たち (注、 全共闘 )には、エライ目に会わされたから、 大勢でやる政治運動 はやりたくない。

  そういうわけで、 池田さんと二人で、ブツブツ いうしかないのである。 新潮社 もこんな本を出して、どういうつもりなんだろうなあ。」






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Last updated  2008.04.11 21:30:35
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