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A氏
:偶然、 12月6日(土)の朝日新聞夕刊
に「 漢字能力・3級
」の試験問題が出ていたのを見たよ。
その中で「 適切な『 ソ
』置をとるように申し入れる
。」という文の 『』内に入れる適切な漢字
を選択する問題があった。
正解は「 措
」だね。
そこで、 麻生首相の漢字誤読問題
を思い出したね。
麻生首相は、 失言問題が心
配だと言われていたが、実は、 漢字の誤読というウィークポイント
があったんだね。
私
:こんなことで首相を批判するマスコミは大人気ないという意見もあるが、多発すると気になるね。
最近、テレビのタレント番組で、漢字問題をやっているだけにね。
A氏 :マスコミで報じている 麻生首相の誤読 は次のようなものかね。
有無:ユウム、詳細:ヨウサイ、踏襲:フシュウ、前場:マエバ、未曾有:ミゾウユウ、
頻繁:ハンザツ、措置:ショチ
この中にさっきの 漢字検定3級の「措置
」があるね。
後の正解は君に任す。
私
:麻生さんは、右側のカタカナ言葉を、 ふだんの会話
で発音して使っていないのかね。
だから、 漢
字とのリンクがないのかね。
「 マンガ読み
」とは関係ないと思うがね。
「 前場
」なんて、経済の麻生さんにしては専門用語ではないの。
俺は、こういう専 門的なミス
は「 プロ野球選手が、球を打って3塁に向かって走るようなものだ
」と言うんだがね。
A氏
:「 踏襲
」は 村山談話
を受け継ぐという意味だから、重要な単語だけれどもね。
皮肉な意味で意図的に誤読しているのなら、ものすごい日本語ジョークだがね。
私
:「 頻繁
」も日中交流で使っているから、これが「 ハンザツで面倒だ
」となると、誤読は致命的だね。
「 ハンザツ
」と発音しているときに、「 シマッタ
」と感じなかったのかね。
感じないとすると、漢字の誤読の問題でなく、「 ハンザツ
」の言葉がわからないということになるね。
別に漢字でなくても、口頭の日本人同志の会話でも使う言葉だからね。
俺の6歳になる孫は当然、漢字は読めないから、「赤」という漢字は読めないが、「アカ」というカタカナは読めるし、会話で「 クロ」 を「 アカ 」と間違って言うことはないね。
A氏:「措置 」と「 処置 」は似ているので、これだけなら、よくある単純なミスとして逃げられるし、マスコミも話題にしなかっただろうがね。
私: 麻生さんは、 英語は得意 なんだろうが、そちらは問題ないのかね。
1983年中曽根・レーンガン会談
で中曽根さんは 原稿なしで英語で挨拶
をしたが、「 フルーツフル・トーク
( 実りある会談
)」を「 フルーツ・トーク
( 果物の話し合い
)」と言ってしまったという。
それだけでない。
「 レーガン大統領に感謝する
」を英語で「 ユナイテッド・プレジデント・ミスター・レーガン
」と言ってしまった。
A氏 :「 日米共有の大統領、レーガン氏 」となるね。
私 :日本は米国の一つの州かね。
首相たるもの、言葉には要注意だね。
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