「笑ってコラえて 吹奏楽の旅完結編」(日記から。コンクールを特集)
最初に技術を聴かせて、観客を楽しませ、最後には卒業する3年生の目には涙がありました。
いい音楽を楽しんで、苦しかったであろう高校生たちの練習のことを想い、
こちらまでもらい泣きしてしまいました。笑いあり、涙あり、いいものを見ました。
身近にこんないいものがあったのですね。そのパワーと情熱に私は打たれました。
指揮者はソロの部分でマイクの前に出てくる若者を、「立ち位置はどうか」
「マイクはうまく音を拾えるかどうか」いつも気にしていました。
その姿は指揮者というよりもまるで父親のようでした。いいものを見せてもらいました。
また、一時的に指揮者が不在になった時、ある女生徒が「代役」として指揮台に上がりました。
決して背の大きくはない彼女は実に丁寧に指揮をしていました。
その背中には「私は代役でもこの役目をやり遂げる!」という決意が見られました。
これは実に失礼な言い方ですがもし指揮者が不在でも、
ある程度のレベルは保てるのではないでしょうか?
それには日頃から厳しい練習といい環境が必要です。
この吹奏楽部はそれを兼ね備えているのですね。実にいい勉強になりました。
1000人以上入る大ホールは雨にもかかわらずに満員!
途中からは立ち見(立ち聴き?)まで出ました。
観客はこの素晴らしさを知っているからこそ雨の中開場を待ち続けたのです。
杉並高校吹奏楽部、次の定期演奏会は
2009年、3月27日に行います。
場所は杉並公会堂大ホールです。
杉並公会堂はここ
です。
近くにいる皆さんは是非聴きにに行ってください!
そして私と同じように青春ドラマの最終回を自分の目で見てください!
2008年の定期演奏会はどんなでしょうか?
大丈夫!彼らはやってくれますとも!誰が信じなくても私は信じていますよ!
彼らには 「がんばれ!」という言葉は必要ない
でしょう。
すでにがんばっている人にはそんな言葉はかえって失礼ですから・・・
高いレベルでの素晴らしい演奏を期待しています!
何度でも同じことを言います。身近に感動できるものはあります。必ず。
無料でこんないいものが見れるのに行かないのは損だと思いませんか?
音楽を堅苦しい世界から解き放ってあげましょう!
一部の金持ちのみが音楽を楽しめるわけではないのです。
私は杉並高校からそのことを教わりました。
杉並高校だけではないです。
近くの小さなホールで感動できる音楽があなたを待っていますよ!