りゅうちゃんミストラル

りゅうちゃんミストラル

海外ドラマ

2005-11-09 14:52:072005-11-09 14:51:572005-11-09 14:52:072005-11-09 14:51:57ネコ宙返り 海外ドラマのページ ネコ宙返り2005-11-09 14:52:072005-11-09 14:51:572005-11-09 14:52:072005-11-09 14:51:57

ネタばれあり!注意!

ER(緊急救命室)

ER(緊急救命室)4オールファイル

ER(緊急救命室)4オールファイル

価格:1,365円(税込、送料別)


どこから解説のしたらいいか分からないほどの有名ドラマ。
「ジュラシック・パーク」のマイケル・クライトンが、
ハーバード大学で医学部にいたことからこのドラマ制作を思いつく。

シカゴのカウンティ総合病院のER(Emergency Room)が舞台。
医療関係者である登場人物はアメリカ社会の偏見、薬物問題、銃規制、家庭内暴力、
性の問題、社会保障制度など多くの問題に直面する。
まさに医療の最前線がドラマで描かれる。

このドラマを見ると一度はシカゴに行ってみたくなる。
何でもマークグリーン演じるアンソニーエドワーズは、
出演料が世界一だそうだ。ギネスブックに出ていた。
グリーンは離婚を経験(娘のレイチェルは成長して何かと反抗し、彼を悩ませる)、
後にイギリスからやって来たエリザベスコーディー(アレックス・キングストン。外科副部長)と結ばれ、
子どもにも恵まれる。
彼は脳腫瘍を克服して医師として復帰するが、その後悲しい現実が待っている。

多くの女性ファンはダグ・ロス(ジョージ・クルーニー)に注目するのだろうが、
個人的にはカーター(ノア・ワイリー)とベントンのコンビが最も気になるキャラクターだ。
ベントン(エリク・ラ・サル)は、第2シリーズで黒人であることから、
医学生のデニスガント(オマー・エプス)に厳しく指導する。
ガントは地下鉄事故で死亡するが、「自殺ではないか?」という疑惑は拭い切れず、ベントンは深く悩む。
また、ベントンには耳の不自由な息子がいて、この息子のことでも悩む。
そしてついにベントンは息子が原因で病院を去る(泣)。
野心家のベントンが家庭を理由にしてカウンティーを去るとは思わなかった。

ドラマの成長は「お坊ちゃん医師」カーターの成長と言ってもいい。
最初は頼りない医学生(点滴も満足にできない)だったが、その後はチーフレジデントにまでなる。
ガント死亡の一件では、無力である自分を責める。
第6シリーズで医学生ルーシーナイトとカーターが精神病者によって刺され、
ルーシーは治療の甲斐なく死亡する。彼女はいいキャラクターだったので残念だ。
(第126話「誰よりも君を愛す」と第127話「悲報」はNHK総合テレビでは放送が中止される。
精神病に偏見が出ることを恐れての処置だったが、これは私から見たら判断ミスだった)
この事件以来、カーターは精神的に不安定になり、ドラッグに手を出す。
そのことを仲間に見つかってアトランタの薬物キャンプに行くことになる。
その後、カーターは無事ERに復帰する。
なんと第8シリーズではカーターを刺した犯人が患者として戻ってくる。
犯人が社会復帰できたところに、アメリカの怖さがある。
もちろん日本でも同様の問題はある。

スーザン・ルイス(スタッフ・ドクター)は、シカゴに戻ってきてからオバサンになった。残念。
しっかり者の看護婦キャロルハザウェイ(ジュリアナマルグリース)は、
いきなり最初のシリーズで自殺未遂を起こしてERに運ばれる。彼女の降板も残念。
ドラマの中で幸せならいいか!

嫌われキャラクターのロマノは、実はすごい悲劇が待っている。
同じく嫌われ者のケリーウィーバーは、「人間関係を壊す役」としては必要。
しっかり病院の管理もしているし。
だが、ジンメイとマルッチをERから追い出した(第8シリーズ)のは明らかに問題あり。
ケリーは自分の親を探すために必死で、ポケットベル紛失のことを言い出せず、結局患者を死なせた。
マルッチがマルファン症候群で判断ミスをしていたことは明らかだが、
マルッチがケリーを「3回も呼んだ!」と主張したのは正しい。
ケリーには何か天罰が下るのだろうか?それをとても楽しみにしている。
ジンメイ(ミン・ナ)は、この件を追求して職場復帰するが、ケリーの罪が消えたわけではない。
ケリー役のローライネスはこのドラマの演出も手がける。

このドラマについては、このページが便利。詳しく解説している。

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ERロケ地 シカゴERロケ地レポート


アリーmy love

大都会の弁護士事務所が舞台のドラマ。ややつくりが粗いが、それなりに楽しめる。
アメリカは訴訟社会で、弁護士も多く、いろんな弁護士がいる。

たまに!! 弁護士ドラマらしい一面も出てくる。
ジョン・ケイジが法廷に出てくると、判事の嫌そうな顔が面白い。
ジョンは事務所で一番の弁護士だが、そのやり方は「何でもあり」だからだ。
彼が担当する訴訟内容も日本では(アメリカでも)考えられないものばかり。

「自分はサンタクロースだ!」などという、訴訟内容がアメリカらしい一面だ。
他にも「自分の心臓を娘に提供したい」という刑務所にいる父親の話や、
ALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者を安楽死させた医師が、
アリーの同僚からチャリティーで「デートする権利」を買う話(彼はその後刑務所へ行く)など、
現代にある問題を鋭くもえぐっている。

私は正直のところアリーの恋愛には関心がない。
その間(まるで脇役)に起こっている事件のほうが関心がある。

なお、このドラマはマサチューセッツ州のボストンが舞台だ。
ゲスト出演者もジョン・ボン・ジョヴィやスティング、
ジョシュ・グローバンなど多彩で、今までのドラマでは考えられない。

ここに詳しく解説あり。   アリー my love


冬のソナタ

NHKが「人気だ」と誇っているほど本当に人気なのかどうかは疑問だ。
しかし「ある程度の」ファンがいることは否定しようがない。

二役を演じるぺヨンジュンに注目が集まっているが、
正直言って韓国には彼ぐらいの男は山のようにいる。
どうも「騒ぎすぎ」のような気がする。

内容は、高校時代に好きになった男を交通事故で失うが、
10年後にそっくりな男に出会うというもの。
日本ではこうした「純愛ドラマ」は最近では少なくなった。
だからかなり新鮮に見える。

ある掲示板出でていたが、「キャンディキャンディ」を思い出す内容だ。
好きだった男は死んでしまうし、憎まれ役の女(チェリンのこと。キャンディならイライザ)もよく似ている。
また、「めぞん一刻」も同じ状況ではある。
死んでしまったものにはかなわない。
なぜなら、「思い出は永遠で人の心の中で成長する」ものだからである。

ここに詳しく出ています。    冬のソナタ公式ガイド

ホワイトハウス

NHK総合テレビでは「冬のソナタ」の前に放送していた。
ホワイトハウスで大統領(マーチンシーン演じる)を助ける人たちの話。
話のテンポが速くて登場人物のセリフにもスピード感があって面白かったのだが、
どうも日本人にはなじめなかったようだ。
ロブロウが広報部次長サムシーボーン役で出演(声は吉田栄作)している。
あまりにも話が掴みにくかったせいなのか、途中からCJクレッグ報道官(夏木マリ)が「その日のあらすじを説明する」異常事態になった。
第一シリーズの最終回で大統領が狙撃される。
大統領自身は無事だったが、ジョシュライマン次席補佐官が重傷を負う。
この話はレーガン大統領狙撃事件にヒントを得たのだろう。
実際にはブレイディ報道補佐官が頭部を撃たれた。

大草原の小さな家

「古き良き時代のアメリカ」が舞台。
原作者のローラインガルスワイルダーは自分の体験からこの話を書いた。
舞台になるウォールナットグローブも実在する。

父親は「良き父親」のチャールズ。力があって頼れる存在。
しかし後になって慣れない大都会で生活したり、
息子の薬物中毒に頭を悩ませたりする。
チャールズ役のマイケルランドンが91年にガンで死んだときには悲しかった。
彼は日本でもコダックのコマーシャルに出ていた。
母親は時に強さを見せるキャロライン。パイが美味しそう。
原作者のローラは勉強が嫌いだが、正直さが実に素朴でいい。
後にウォールナットグローブで先生となる。
姉のメアリーはとても頭がいいが、病気で失明する。

隣人にぶっきらぼうだが実はやさしいエドワーズさんがいる。
この人は実に「いい役」だった。

あと、町にある小さな雑貨屋のオルソンさん。
何かと問題発言が出るオルソン婦人(どうしてこの二人は結婚したのか?)。
この夫婦には出来の悪い二人の子ども(ネリーとウィリー)がいる。
特に姉のネリーのひねくれぶりには感心する。

アメリカ開拓時代の話なので、信仰がかなり心の支えになっている。
オルデン牧師の役割は大きい。

町にある診療所にはドクターベイカーがいる。
彼はいい医師だが、ローラの子どもを誤診から死なせてしまう。
この一件でかれは町を出ると決心するのだが・・・

ドラマは続編が作られたが、最終回がすごい展開!
アメリカ人が銃を捨てられないのは、理解したくはないが納得してしまいそうである。

シャーロックホームズの冒険

ジェレミーブレッドがホームズを演じていてすごく渋い。
私の中ではホームズのイメージは彼である。もちろん宿敵のモリアティ教授も出てくる。
馬車などが出てくる19世紀の雰囲気が本物らしく作られていて、好感が持てる。

もちろん「まだらの紐」、「赤髪連盟」、「六つのナポレオン」、
「四人の署名」、「バスカビル家の犬」などの事件を鋭い観察眼で解決する。





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