ワルディーの京都案内

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2015/03/08
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テーマ: 癌(3513)
カテゴリ: 癌治療情報
これから受ける重粒子線治療について色々調べていたら、その治療を受けた なかにし礼氏の日本記者クラブでの講演会の録画映像がありました。1時間を超える長い講演ですが、私自身がこれから重粒子線治療を受けるので、家内も呼んでいっしょにみました。家内は体調不良で普段テレビは見ない(見れない)のですが、やはり家族にかかわる問題のためか、しんどいとも言わずにずっといっしょに見てくれました。

 氏は、食道癌を患ったのですが、元々心臓が弱く、手術に耐えられない身体なので、手術を拒み、奥様といっしょにネットで色々調べて陽子線治療にたどり着きました。氏は、再発もなく現役復帰されています。私の治療がうまくいくかどうかは分かりませんが、粒子線治療にたどり着くまでのプロセスが色々共通しています。

・医者は、手術、抗癌剤、放射線、この3つの標準治療しか方法を示さない。
  氏の場合、何人かの高名なお医者さんに診てもらったらしいですが、
 皆が手術を薦めたとのこと。

・私の場合は、主治医もその出身大学のカンファレンスでも、重粒子線治療を選択肢として
 全く考えていなかったし、東京癌センターでのセカンドオピニオンでも全く話がありませ
 んでした。
  氏が治療を受けたのは、東京癌センターの東病院、私がセカンドオピニオン
 を受けたのは、中央病院。同じ組織にあるのにです。ようやく大阪府立成人病センターでの
 セカンドオピニオンで知りました。

・氏の場合は、ネットで奥様が発見されました。私もネットで調べましたが、私の場合は辿り
 つかず、さきほどのセカンドオピニオンが遭遇の場になりました。
  このように、まだまだ世の中や医療界のなかでも認知されていません。

 この治療には保険がきかず300万円の自己負担がいりますが、設備投資や維持費にお金がかかるため、それではまかなえないので、一人当たり500万円が国から補填されているとのこと。これがアメリカでは補填されていないので、1000万円支払いが必要で、日本以上に普及しにくいとのことです。

 しかし、オバマ大統領が一州に一か所作るような発表をしたというようなことも言及されていました。

 また、医者は医者の免許を持った時点で、放射線の免許も手に入るようで、医者が放射線治療を見下す傾向にあるということもおっしゃってます。

 最後の質疑応答で、これから私が受ける兵庫県立の施設や体制も高く評価されていました。

 私自身、東京癌センターでセカンドオピニオンを受けた時、対応が迅速で的確であったことを、このブログに書きましたが、氏も同様に感じられたようで、他の一つに機関と比べて、東京癌センターで治療を受けることに決めたとも述べられています。

 抗癌剤治療もされており、助けになった音楽の話など、お話も面白く、色々参考になりました。

 重粒子線治療をお考えの方はもちろんのこと、そうでないかたにもきっと参考になると思います。ご興味があれば、是非ご覧ください。



https://www.youtube.com/watch?v=wp6dz-9g5gg

101-なかにし礼.jpg

2015年3月8日(日)

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最終更新日  2017/05/05 04:10:05 PM
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