ワルディーの京都案内

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2015/03/24
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テーマ: 癌(3513)
カテゴリ: 癌治療情報
患者にとっては一番理想的な「自然退縮」についても書かれています。



 がん細胞は何らかの治療を受けなくとも、縮小したり消えてしまうことがあります。医学的には、がんの自然退縮と呼ばれます。

 余命ゼロヵ月と宣告された方がある日、突然がん細胞が小さくなり、やがて治ってしまう例は確かにあります。

 ・・・・・・

 実は私もかなり前になりますが、2回経験しています。

 ・・・・・・

 がんが自然退縮する例は当然ながらまれです。これまで海外を含めた研究によると、がん患者さんの6万人~10万人に1人の確率といわれています。

 自然退職が起こりやすいがんの種類も研究されています。腎臓がん、神経芽腫、絨毛上皮がん、悪性黒色腫、膀胱がんなどです。白血病や悪性リンパ腫、乳がんも自然退縮の報告があります。

 こうした自然退縮を起こしやすいがんは、抗癌薬と放射線が効果をあげている種類のがん、という共通点が指摘されています。免疫細胞を活性化させる免疫療法への反応が良いとされているがんでもあります。

 なぜ、こうしたがんの自然退縮が起こるかについては、いくつか理由が挙げられています。代表的な考え方は免疫力の関与です。がんは自分の身体から生じたもので、ある意味では身体の一部ですから通常は免疫システムが働きませんが、何らかの原因でがん細胞を異物と認識する可能性があります。免疫細胞ががんを攻撃した結果、退縮に導くというわけです。

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(続きます)


 この本は「楽天ブックス」にも掲載されていましたが、「注文できない商品です」となっていました。残念ながら、絶版になったのかもしれません。

【出典】
書名:「がんはどこまで治せるのか」
副題:すべての疑問に専門医が答える
出版社:徳間書店
著者:森山紀之氏
   国立がんセンター がん予防・検診研究センター長
発行日:2009年6月30日
定価:1500円+税

P1130806(がんはどこまで).jpg

2015年3月24日(火)

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最終更新日  2017/04/26 01:53:31 PM
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