ワルディーの京都案内

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2015/12/10
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テーマ: 癌(3513)
カテゴリ: 癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

≪2015年7月21日の記事≫ 

 東京都の女性(61)は、ブラジャーなどの下着をデザインして、型紙を作る「下着パタンナー」だ。「姿勢も着こなしも、下着次第で美しくなります」

 腕を上げ下げしてもずれにくい機能性や快適さも追求し、1千人を超す女性の胸を計測してきた。

 服飾専門学校で学び、アパレル企業に就職。子育てが落ち着いてから独立した。取引先と契約して工場に生産を発注。毎月、海外の工場に出張する生活が続いた。

 2009年4月、聖路加国際病院(東京都中央区)で3年ぶりに健康診断を受けた。終了後、面接をした医師に告げられた。「マンモグラフィーで異常が見つかりました。すぐに詳しい検査を受けてください」

 画像を見せてもらうと、左胸の上部に白いかたまりがあるのがわかった。乳がんの疑いもあるというが、実感がわかない。「しこりなんて全くないのに……」

 乳がんと言えば、コリコリとしたしこりができるものだと思っていた。以前、自分で乳房をさわって確かめる自己触診の方法を習ってから、たまに浴室でチェックしていた。だが、しこりを見つけたことはなかった。

 ただ前年ごろから、胸に異変はあった。左胸の乳首が乳房の内側に埋没する「陥没乳頭」になっていた。それが乳がんの兆候となるケースもあるとは知らなかった。

 数日後、乳がんを専門に診る院内のブレストセンターを受診。針生検や超音波検査と進み、「もしかしたら」という怖さがじわじわと増した。健診から2カ月後、医師から結果を伝えられた。「乳がんです。全摘手術になると思います」。病期は0~4の5段階のうち「ステージ2」だった。

 「痛くもかゆくもないのに、手術しないといけないんだ」。現実味がなく、医師の説明もほとんど耳に入らなかった。「仕事はどうしよう」。まずそのことが気になった。

 新しいブラジャーができると、自分の体でつけ心地を確かめ、不具合を修正するのも大事な製作工程だった。手術後は、それができなくなってしまう。そんなことを考えた。




「乳房X線検査、病変の疑いあり」と書かれた当時の健診結果を見る女性=東京都内

1.jpg



>「しこりなんて全くないのに……」

 「しこり」だけでは判断できないんですね。やはり検査を受けることが重要ということでしょうね。

>新しいブラジャーができると、自分の体でつけ心地を確かめ、
>不具合を修正するのも大事な製作工程だった。手術後は、
>それができなくなってしまう。そんなことを考えた。

 まずは、病気を治すことが優先ですが、病気が治っても、仕事に直接影響が出るという特殊なケースですね。

 私は、最終的には、透析前提の残った腎臓ごとの摘出か、腎臓を温存しての粒子線治療かという選択肢で、後者を選択しました。

 60歳近かったこともあり、仕事は辞めようと思っていたので、仕事が継続できるかどうかは二の次だったのですが、もし年齢が若かったら、粒子線治療で腎臓を温存で、普通に仕事に復帰していたでしょう。昔なら前者しか選択がなかったわけですから、透析のために2日に1日病院通いとなり、仕事をするにも色々制限がついたでしょう。

 医療の発達により、単に治すということではなく、治療後の生活の質という点も含めて、選択肢が増えてきています。


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最終更新日  2019/01/12 10:36:39 PM
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