ワルディーの京都案内

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2015/12/15
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テーマ: 癌(3549)
カテゴリ: 癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

≪2015年7月28日の記事≫ 

 千葉県市川市に住むSNさん(68)は、地元で産婦人科医院を開業して30年余り。現役の医師として診療を続けている。

 2007年10月下旬、休みを取って、妻で眼科医のNさん(65)と1週間余り、カナダを旅行した。体に異変を感じたのは、その旅の最中だった。

 現地で教会巡りをしていたとき、急におなかが張り、背中に寒気を感じた。

 「帰国したら一度、検査を受けてみようかな」

 痛みがなかったこともあり、それほど深刻には考えなかった。

 帰国後の11月上旬、「念のために」と、便の潜血検査を受けた。

 検査の結果、2回採取した便の検体は、両方とも「陽性」。血液反応が出ていた。

 その検査結果が印字された用紙を見て、急に不安がこみ上げてきた。

 「ヤバイな。もしかして、大腸がんかな、これは」

 たばこは吸わず、毎日、地元のスポーツクラブに通って水泳を続けていた。健康には気をつけていたはずなのに、なぜ自分が――。

 すぐに地元の病院を受診し、2日後に大腸内視鏡の検査を受けることになった。

 検査の当日。肛門(こうもん)から内視鏡を挿入してすぐのことだった。大腸の内部を映し出すモニター画面いっぱいに、赤みを帯びた腫瘍(しゅよう)が広がっているのが見えた。そこから血がにじみ出ている様子も、画面から読み取れた。

 この日の検査では、いったん大腸の奥まで入れた内視鏡を、引き抜きながら腸内の様子を観察する予定だった。

 しかし、大腸の下部にあり、S字状に曲がっている「S状結腸」に腫瘍が大きく広がっていた。このため、内視鏡をS状結腸から先へ進めることが難しい状態になっていた。

 腫瘍は直径4センチほど。肛門から約8センチのところにできていた。

 「しっかり検診を受けていれば、もっと早く見つけることができたはずなのに」と深く後悔した。

 「医者の不養生です。『自分だけは大丈夫だ』という気持ちが、どこかにあった」


写真:妻のNさん(右)とカナダを旅した。その途中で、体調に異変を感じた(掲載せず)

kanjyawoikiru.jpg

 私は、腎盂癌で片方腎臓を切除した後、残った腎臓の後ろに後腹膜悪性腫瘍ができ、抗がん剤治療後、粒子線治療を受けました。現在経過観察中で、今のところ順調です。

 実は、この腎盂癌と後腹膜悪性腫瘍の間にもう一つ手術をしています。

 腎盂癌で腎臓摘出後しばらくして、この方と同様便潜血反応で、陽性反応が出ました。内視鏡検査を受けましたが、幸い悪性腫瘍はなく、良性と思わるポリープでした。入院で内視鏡による切除手術を受けポリープを取ってもらいましたが、病理検査の結果、やはり良性でした。

 2年後にもう一度検査を受けてくださいと言われましたが、そうこうしているうちに後腹膜悪性腫瘍に罹ってしまいました。

 ポリープを取ったのは、2012年でしたので、3年経過しました。今、後腹膜悪性腫瘍で3ヵ月に一度CTを撮ってもらっていますが、これでは大腸がんは見つからないとのことですので、来年、一度内視鏡検査を受けてみようかなと思っています。 


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最終更新日  2019/01/19 06:55:06 AM
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