ワルディーの京都案内

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2016/03/10
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テーマ: 癌(3513)
カテゴリ: 癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

≪2015年11月19日の記事≫ 

 流通ジャーナリストの金子哲雄さんは2011年6月に肺がんの一種「肺カルチノイド」の末期と診断されてからも、雑誌の執筆だけでなく、テレビやラジオの出演にも精力的に取り組んでいた。

 肺にできた腫瘍(しゅよう)のまわりの血管をふさぐ治療は繰り返し受けた。その結果、腫瘍は縮小し、圧迫されて6ミリの細さになっていた気管は14ミリに広がった。しかし、病状は容赦なく進み、体の痛みにも悩まされるようになった。

 11年末ごろから、骨への転移の影響で、腰の痛みが激しくなった。体を動かすたびに激痛が走り、立つことも歩くこともつらい。翌12年2月、大阪市内のクリニックで、腰に放射線を当てる治療を受け始めた。

 この頃、自宅近くの野崎クリニック(東京都江東区)に週1回ほど通院し、骨転移の治療薬などの点滴も受けるようになった。

 ネット上では「激やせした」と指摘されることもあったが、出演したテレビ番組では「ダイエットの効果です」などと話し、明るく振る舞い続けた。

 「テレビの中にいる元気な自分こそが本来の自分だ」

 そう確信していた。

 だが、病気は進行し、12年7月上旬には酸素を鼻から吸いながら自宅ですごすようになった。野崎クリニックの看護師、嵯峨崎泰子(さがさきやすこ)さん(50)らが週3回ほど自宅に来て、日々の体調や痛みなど様々な相談に乗ってくれた。

 7月中旬、せきが「ゼー、ゼー」とした音に変わり、黄色いたんが絡むようになった。「命取りになるから」と用心していた肺炎の発症だった。8月中旬、ニッポン放送のラジオ番組に出演したのが、家から外に出て仕事をする最後の機会となった。

 このころから、痛みを抑える医療用麻薬の貼り薬を使っても、骨転移に伴うひざやひじ、頭部の痛みがうまく抑えられないようになった。8月下旬の早朝、胸が突然苦しくなり、呼吸困難で一時的に危篤状態に陥った。

 「死期が近くまで迫っている」。そう悟った金子さんは、遺言を完成させ、自分の葬儀やお墓の準備を始めた。葬儀社の社長や住職らと相次いで会い、死後の手続きを整えていった。


ラジオ番組「垣花正 あなたとハッピー!」に最後の出演をした金子哲雄さん(中央)=2012年8月
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 私は、放置すれば余命数週間から数ヵ月という差し迫った状態で、後腹膜悪性腫瘍の罹病が確認されました。抗がん剤も効くチャンスは3割以下と言われましたので、この金子さんのように、相続のことなど死後の準備を始めました。ただ、仕事に戻るつもりはほとんどありませんでした。余命が少しでもあれば、今までできなかったことをやりたいと考えていました。一つのことをつきつめたいというより、色んなことにチャレンジしたいという私の性格なのでしょうね。人それぞれです。


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最終更新日  2018/04/20 09:35:46 AM
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