ワルディーの京都案内

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2016/04/12
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テーマ: 癌(3513)
カテゴリ: 癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

≪2016年1月14日の記事≫ 

 慢性骨髄性白血病と診断された新潟県の建設会社員の男性(48)は、2014年7月から治療薬グリベックを飲み始めた。翌月からは2カ月分をまとめて処方してもらった。処方された月の薬代は3割の自己負担で約20万円になるが、1カ月の支払額に一定の歯止めをかける高額療養費制度で限度額の約8万4千円で済んだ。

 グリベックは生涯にわたって飲まなければならない。家計にかかる負担を少しでも減らそうと、月3万円のこづかいを1万円に減らした。

 治療開始から2カ月を過ぎた9月下旬の検査では、血液中の白血球数は1マイクロリットル(0・001ミリリットル)当たり3100個に下がった。正常値の下限付近の値で、治療の効果が表れていた。ただ、「薬がいつ効かなくなるかわからない」という不安があった。

 10月、血液がん患者の支援団体などが秋田市でフォーラムを開くことをインターネットで知り、妻(41)と一緒に参加した。

 会場では、白血病の最新治療法など専門医の講演に耳を傾けた。懇親会で患者たちと語り合った。副作用の経験や、周囲への病気の説明の仕方など、知りたかったことを聞くことができた。

 「治療の効果や症状が長期間安定していれば、薬の処方は3カ月に1回でも大丈夫なはずです」。慢性骨髄性白血病の患者と家族でつくる「いずみの会」代表の田村英人(たむらひでひと)さん(65)から教えられた。3カ月分の薬代をまとめて払えば、高額療養費制度によって実際に払う額は2カ月分と変わらず、1カ月当たりでみると軽くなるという。

 通院先の新潟県立がんセンター新潟病院の主治医、張高明臨床部長(61)に「薬を3カ月分出してもらうことはできますか」と尋ねた。張さんは、男性の状態が安定していることから応じてくれた。

 高額療養費制度では、直近の1年間で限度額の適用を3回以上受けると、4回目以降は限度額がさらに低くなる。月収約30万円の男性の場合、4万4400円。男性は継続して高額の支払いをするため、ずっとこの額が上限になる。3カ月処方になれば1年間の負担額は2カ月処方と比べ9万円弱少なくなる。


2014年10月に秋田市で開かれた血液がんのフォーラム=司会の田村英人さん提供
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 この薬と同じようなことが入院にも当てはまります。

 入院費は通常、月初めから月末までで精算です。例えば、1月11日から20日まで10日間入院して、20万円かかったとします。この男性の場合、高額費用限度額が8万4千円でしたから、8万4千円で済みます。

 では、同じ10日間でも、1月27日から2月5日まで1月に5日間、2月に5日間入院し、毎日均等に2万円ずつ合計20万円(1月に10万円、2月に10万円)かかった場合はどうでしょうか。それぞれの月で8万4千円払わないといけないので、全部で16万8千円になり倍になってしまいます。

 緊急の入院でなければ、このあたりもよく考えて、入院の日程も決めるのが得策です。もちろん病院側の都合もあるので、要望どおりになるとは限りませんが。


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最終更新日  2019/03/15 01:47:59 AM
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