ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

2016/04/16
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2016年 4月16日(土)】

 熊本の地震は、余震の大きさとその多さに驚いています。14日のあの大きな地震が前震で、今日未明の地震が本震だそうです。14日の地震のマグニチュードが6.5、16日の地震が7.3。字面からは、それほど大きく違わないように感じますが、エネルギーとしては16倍になるそうですね。そんなことも知りませんでした。

 まずは少しでも早く、余震が治まることを祈るばかりです。


 昨日の京都歩きで18,000歩強歩いて疲れていますので、私は閑居日でした。

 三重県の実家のある町の商工会の方から、地方自治体の空き店舗活用助成制度で、店を貸す意思はありますかとの問い合わせがありました。私が発病する前の2014年に一度登録したことがあります。そのときは借り手はありませんでしたが。借り手が見つかると、固定資産税分だけでも家賃が入ってきてありがたいですが、実家をできるだけ早く取り壊して売却したいという思いもあり、長期に貸すとややこしいので、今回はお断りしました。まずは、取り壊す前に仏壇のことからスタートさせていきます。




** 京都市内全寺社巡り 山科区#1-2 **


「京都市全寺社巡り」3月16日(水)の歩き・山科区1日目の2回目。 

 八幡宮の北の鳥居から出ました。

八幡宮 の北側鳥居

P1060466(八幡宮鳥居).jpg



●宮道神社


勧修寺の南にあります。

P1060460(宮道神社).jpg


宇治郡を本拠とした氏族 宮道氏 の祖神日本武尊(やまとたけるのみこ)、その子稚武王(わかたけのおう)を祭神として、寛平10年(898)に創祀された。
宮道大明神・二所大明神とも称されている。
平安時代初期、宇治郡司・ 宮道弥益 は、 醍醐天皇の生母藤原胤子 の祖父で、その邸を寺としたのが勧修寺であると伝える。
後世、 宮道弥益・列子 をはじめ、 藤原高藤 (胤子父)・ 定方 胤子 等、勧修寺ゆかりの人々を合祀した。


歌碑

「清みましし 御祖のことも 偲ぶばれん
永久に鎮まる 宮道の社」

大本山勧修寺門跡 筑波常遍 詠・書


P1060465(歌碑).jpg



もう一つ歌碑があります。

『小倉百人一首』 三条右大臣(藤原定方) 歌碑

「名にし負はば 逢坂山の さねかづら
   人に知られで くるよしもがな」


P1060463(歌碑).jpg



 藤原定方(ふじわらのさだかた)は、宮道神社のご祭神のひとり。藤原高藤と宮道列子の間に生まれた次男・定方は、右大臣となり、邸宅が三条坊門小路の北面にあったため、「三条右大臣」と呼ばれました。


●佛光院

P1060467(佛光院).jpg


以下、駒札の説明から

「当院は、昭和26年(1951)四月、かつて 勧修寺(かじゅうじ)の塔頭 があったと伝えられる由緒ある地に、 大石順教尼(じゅんきょうに) によって再興建立された寺院である。
 順教尼はもと大阪堀江の名妓で妻吉(つまきち)といったが、明治38年(1905)六月、中川万次郎六人斬り事件の巻き添えとなって17歳の身で両腕を斬り落とされた。
 この不幸のどん底から数々の苦難を乗り越え、求道者として出家得度し、犠牲者の追善と共に身体障害者の救済に生涯を捧げた。
 両手のないままにクチに筆をくわえて書画を描き、非凡な才能を示し日展に入選、また日本人として初めて世界身体障害者芸術科協会の会員にも選ばれた。
 ここ佛光院にあって、順教尼は全国身体障害者の母と慕われてきたが、昭和43年(0968)四月、奇しくも遭難したのと同じ日の21日に入寂した。享年81歳。

 何事も 成せばなるてふ 言の葉を 胸に刻みて 生きて来し我れ 順教尼」


 驚くべき生い立ちをもつ順教尼。それだけでなく、日展に入選するほどの書の才能を持ち、身体障害者の救済に生涯を捧げたというところに感動します。

 院内には、順教尼の写真や作品が展示されています。

P1060470(大西順教尼).jpg

P1060472(書).jpg

P1060474(書).jpg


お庭

P1060475(庭).jpg



慈手観音 。この観音像は彼女と等身大の大きさで作られましたが完成した7日後に彼女は亡くなったそうです。

P1060478(観音).jpg



 勧修寺のご朱印はこの佛光院でいただきます。普通にご朱印をくだいとお願いすると「勧修寺」の御朱印になるようで、この日帰って御朱印帳を見て、はじめて「勧修寺」の御朱印であることに気が付きました。ネットの参拝記でこの佛光院の御朱印もいただけることを知ったので、次回の山科区歩きのときに、佛光院の御朱印をいただきました。

20-佛光院(web).jpg


名神高速道路沿いを西に向かって小さなお寺を2つ訪ねます。


●昌玄院(法華宗本門流)
残念ながら荒れていました。

P1060481(唱玄寺).jpg

●妙教寺
茶道教室の看板が上がってました。本業だけではなかなかやっていけないのでしょうね。

P1060479(妙教寺).jpg



地下鉄小野駅から帰宅しました。


訪問地を下記にプロットしました。

https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zyKUfjjbtmc8.ke7I7yVLq080&usp=sharing



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最終更新日  2021/08/29 01:22:17 AM
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