ワルディーの京都案内

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2016/05/09
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テーマ: 癌(3513)
カテゴリ: 癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

≪2016年2月20日の記事≫ 

 がんを告知されると、激しいショックを受けたり、人生の見通しが根底から崩れてしまったと感じたりする人も珍しくない。

 普段通りの生活が送れなくなるほどの精神的な苦痛を経験すると、回復するまでに時間がかかる。がん患者の心のつらさを和らげる医療は「サイコオンコロジー」といい、精神腫瘍(しゅよう)学と訳される。

 名古屋市立大学精神・認知・行動医学分野教授の明智龍男(あけちたつお)さん(51)によると、がんの告知を受けた直後に落ち込んだ状態から、適応するまでに、次第に心の変化が訪れる。

 告知を受けた直後は、ショックや混乱の時期で、「頭が真っ白になった」というように、何も考えられない状態に陥る。しかし、2週間ほど経過すると、病気を踏まえて今後の治療や仕事などについて考えられるようになることが多いという。

 ただ、2週間以上過ぎても落ち込んだ状況が一日中続き、食欲不振や不眠などが改善しない場合、「適応障害」や「うつ病」と診断される。がんを告知された人のうち3~4割ほどは、専門家によるケアが必要という。

 国立がん研究センターなどの調査によると、がんと診断された人が1年以内に自殺する危険性は、通常に比べて20倍以上高い。

 埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科教授の大西秀樹さん(55)は、「うつ症状があると、治療を受ける意欲も失せてしまう」と指摘する。

 がん診療連携拠点病院では、心のケアは精神科の医師や臨床心理士、心のケアの経験が豊富な看護師らが担当する。ケアの中心はカウンセリングと、薬物療法だ。

 カウンセリングでは、不安の原因や問題点を整理していく。薬物療法では睡眠薬や抗不安薬、抗うつ薬などを服用する。

 「痛み止めと同じように、うつ症状の苦しみを和らげるため、薬の力を借りると考えてください」。国立がん研究センター中央病院精神腫瘍科長の清水研(しみずけん)さん(44)は、そう話す。

 心のケアを受けるのは「気持ちが弱いから」だと誤解されがちだが、明智さんは「がん治療に取り組むための前向きな行動と捉えて欲しい」という。
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ストレスを受けた後の心の変化
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 私が2回目の「がん」(後腹膜軟部肉腫)になったとき、短命を覚悟しなければならなりませんでした。私も当然ショックを受けたのですが、家内のダメージのほうが大きく体調を崩しました。抗がん剤治療と粒子線治療で、何とか経過観察に持ち込むことができたので、次第にリカバーして、今は、ほぼ普通の生活ができていますが、私の発病後1年間は非常につらい時期でした。粒子線治療に出会うことなく、透析をして残った腎臓ごと切除していたら、家内の体調不良ももっと長引いていたかもしれません。


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最終更新日  2019/03/25 06:44:28 AM
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