ワルディーの京都案内

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2016/05/20
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カテゴリ: 京都のニュース
2016年

 平安時代に悲運の皇子として慕われた 惟喬(これたか)親王 をしのぶ法要が10月、ゆかりの地である京都市左京区 大原地域 で約120年ぶりに開催される。大原には宮内庁が唯一認めた親王の陵墓がある。 親王没後1120年 を迎えるに当たり、親王をしのぶ祭りを毎年続ける東近江市の 永源寺地区 と初めて連携して企画した。大原の親王伝説を掘り起こす契機になりそうだ。

 惟喬親王は 文徳天皇の第1皇子 として生まれたが、異母弟が即位し、都を離れて各地の山里に隠れ住み、出家した。大原では親王亡き後、しのぶ法要が続いたが、明治期に千回忌法要を行って以降は途絶えた。

 「惟喬親王1120年鑚仰(さんごう)御遠忌大法要」と銘打ち、三千院門主の堀澤祖門さんを導師に、地元住民らでつくる実行委員会が10月10日に大原の 勝林院 で営む。併せて、市立京都大原学院で講演会を開き、「大原古文書研究会」の上田寿一さん(68)が司会を務め、永源寺地区の人々に 木地師 の技術を伝えたとされる親王について、木地師まとめ役の子孫という東近江市の小椋正清市長が語るほか、各地に残る親王伝説をたどる。

 法要に合わせ、親王の墓に近い国道367号沿いの特設会場で、大原の特産品や永源寺の木工品の製作実演・販売を行う。前夜祭でコンサートも予定する。企画した大原観光保勝会の辻美正会長(67)は「忘れかけられた親王にあらためて目を向け、観光振興にもつなげたい」と話す。


大原にひっそりと残る惟喬親王の墓。120年ぶりの法要で、あらためて脚光を浴びる(京都市左京区)
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最終更新日  2019/03/28 06:57:29 AM
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