ワルディーの京都案内

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2016/06/24
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カテゴリ: 京都のニュース
2016年

 祇園祭の 長刀鉾 保存会(京都市下京区四条通烏丸東入ル)は、今年で 生誕300年 となる江戸時代の奇想の画家 伊藤若冲 (じゃくちゅう)筆「 旭日鳳凰 (きょくじつほうおう)図」を用いた 見送(みおくり) を新調し、23日に関係者に披露した。若冲の鮮やかな色彩と細密な描写の絵画を、綴織(つづれおり)に仕上げた。

 見送は、鉾の背面を飾る装飾品。新調したのは、縦3・5メートル、横1・8メートル。黄金色の雲海から日が昇る様子や雌雄の鳳凰などが描かれた作品を、絹糸と本金糸の約360色の染糸を混ぜて織り込んだ約800色で表現した。

 若冲は、長刀鉾の町内に近い錦小路通高倉の青物問屋の当主だった。保存会は、今年の法人化50年と、“ご近所さん”だった若冲の生誕300年に合わせて、吉事が起こる前兆とされる瑞鳥(ずいちょう)、鳳凰の図柄を用いた見送の新調を決めた。

 「旭日鳳凰図」は、若冲が画業に専念した1755(宝暦5)年の記念すべき作品。現在は宮内庁三の丸尚蔵館が所蔵する。保存会が2013年に許可を得た後、制作を依頼した川島織物セルコン(左京区)が3年かけて仕上げた。今年の前祭(さきまつり)の山鉾巡行(7月17日)で使用する。西村利男代表理事(66)は「平成の新調幕にふさわしい図柄。巡行では、お稚児さんとともに、背面の見送が映えると思います」と話した。


披露された伊藤若冲筆「旭日鳳凰図」の綴織の見送(23日午前10時37分、京都市下京区)
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最終更新日  2019/04/07 07:39:30 PM
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