ワルディーの京都案内

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2017/01/07
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カテゴリ: 私の十大ニュース
昨年(2016年)の私の主な出来事を振り返っています。


●健康管理その6 脱毛

 「健康管理」は語弊があるかもしれませんが、「脱毛」です。

 2014年に抗がん剤治療で入院したとき、副作用として「脱毛」が起こりました。抗がん剤でよく起こる副作用の一つです。抗がん剤の種類や量、濃度によっても、個人よっても差があり、完全に全部抜けてしまう方もいらっしゃいますが、私はそう酷くはなかったです。それでも気になるほどの脱毛はありました。

 しかし、見舞いに来ていただいた方々に、「ずいぶん寂しくなったやろ。」と聞くと、「そんなに変わりませんやん。」とよく言われました。もともと薄くなっていたので、見た目あまり変わらなかったのかも知れません。嬉しいやら悲しいやら。

 抗がん剤を始めてすぐ起こるわけではなく、遅れて脱毛が始まります。私の場合は最初の投与開始から3週間くらいで始まりました。朝、枕にたくさん抜け毛が付いているので気が付きました。しかし、次の抗がん剤治療のクールの途中で、何となく脱毛が少なくなったような気がしました。そのまま少なくなるのか、やはり今のクールの後に、またピークが来るのか興味があって、何か定量化できないかと考えました。

 朝、入院中も必ず整髪料を付けて整髪していて、脱毛があるときは手のひらにたくさん抜け毛が付くので、これをカウントしました。第2クール退院後はじめましたが、抗がん剤治療が終わってからも、興味があって続けています。それをグラフにしたのが下のグラフです。

20170107-脱毛1.jpg


 抗がん剤治療のサイクルに合わせてピークが発生しています。多いときには100本くらいです。全6クールが終わった後にもピークがありますので、抗がん剤投与から1ヵ月くらい遅れてピークが来ることが分かっていただけると思います。2015年5月にはほぼ無くなっていますので、最終の抗がん剤投与から4ヵ月で正常状態に戻ったといえるのではないかと思います。

 それでは、その後どうでしょう。少ないながらデコボコしています。このままでは分かりにくいので、縦軸を拡大してみましょう。 

20170107-脱毛2.jpg


 この方法は決して正確なものではありません。整髪料を付けるときの強さにもよりますし、夏場は毎日入浴しますが、冬場は毎日ではないので、翌朝の抜け毛の量も変化します。全体的に冬場が多くなっているのは、この入浴の頻度の影響があると思います。しかし、同じ季節で比べれば、傾向的なものは掴めると考えています。

 このグラフから分かるのは、2015年8月頃から、徐々に増えはじめ、11月にピークを迎え(抗がん剤治療中に比べれば、誤差のようなものですが)、翌年の1月頃まで高い値が続いています。

 2015年7月くらいから、粒子線治療の副作用と思われる、腕の痛みや、肩こりが起こり、その後、照射部付近の腹部が痛み出し、11月頃には生活に支障がでるほどでした。その影響で脱毛が増えたのではないかと考えています。2016年になってから痛みは和らぎ、今はほとんど感じることはありません。去年の10~12月と前年の同時期と比べると大幅に少なくなっています。

 ネットで検索しても、身体の痛みと抜け毛を結び付ける記事は、ほとんど見かけませんが、ストレスが抜け毛・脱毛に影響するというのはよく書かれています。身体の痛みもストレスです。一時的に少し抜け毛が増えたのは、痛みが原因だと考えています。

 痛みはほとんど感じなくなり1年くらい経過しました。そろそろこのデータ取りは卒業してもいいのかなと思います。


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最終更新日  2019/05/21 11:22:20 PM
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