2023年01月の記事
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今日の入選句。
・大吉が出るまでずっと引いている（ねらい）・百年後日本おそらく詰んでいる（多分）・君がいるきっと明日も大吉だ（同上）・千鳥足でしたコロナが来る前は（ふらふら）・マタタビのようなおまえであらがえぬ（同上）・洗濯機から飛び出してきた眼鏡（雑詠）・ひと気ない神社ばかりを初詣（同上）
2023.01.08
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『キャプテン・ノバ』
登場人物が何語を喋っているのかわからなかった。明らかに英語ではないが、ロシア語でもない。調べてみると、オランダ映画だそうである。してみれば、あれはオランダ語であったのか。2050年、灼熱の地球。CO2が多すぎて、大気も赤い。地上には、宇宙服のような重装備でないと出られない。たまに、かつて地上にいた小動物や鳥の白骨化した死骸が見つかることもある。原因は、2025年にあった。ある男が、北極の氷に穴をあけて資源を採掘するビジネスを思いついたのだ。しかしそれが20年後に大破局を生む。その結果が2050年の大破局であった。生き残った科学者ノバは、タイムトラベルで２５年前の地球に戻り、問題の男に事業をやめるように進言する。そう、まるでこれはホワイトな『ターミネーター』だ。いや、それも正確ではない。なぜならノバはタイムトラベルの副作用で２５歳若返り、１２歳の少女として作戦を遂行しなければならなくなったから。頼りになるのは小型AIと、現地で知り合った少年。彼らを追う陸軍たちをふりきって、ノバは当初の目的を達成できるのか？そう、これは一種のファミリー映画である。だから、物わかりのよい大人も登場するし、ハッピーエンドで終わる。「ノロノロの銃」を撃ったことに対するお咎めがないのも、ファミリー映画だから、の一言で足りよう。野暮なことは言わず、視聴者は、観終わった後、環境問題について真面目に考えてくれればそれでいいのである。キャプテン・ノバ [ アニーク・ファイファー ]
2023.01.06
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「生産性」
閉経した女に価値がないというなら、タタナイ男にも価値はない。実際そういう風に思っているから、バイアグラが売れるのだ。いい加減そんな価値観から自由にならないか。
2023.01.04
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『フェリーニズＴV』
『甘い生活』DVDを借りたら、おまけのように付いてきた特典映像。見たことはないが、『ジンジャーとフレッド』に出てくる映像作品らしい。出来の悪いCMやプロモーション・ビデオ、テレビ番組の舞台裏などの断片から構成されていて、普通なら入らないディレクターの声や、やらせの掛け声が入っている。画質は悪いが、『ホモ・サピエンスの涙』のような感じだ。もっともフェリーニの映像に哀愁はない。騒々しさと皮肉だけである。
2023.01.03
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『甘い生活』＠DVD
１０年以上前に観た時は退屈だと思った。１０年経って観てみると、そうでもなかった。齢を取ったせいかもしれない。若い頃のようなエネルギーがなく、何をやるにも億劫なのだ。そのくせ、享楽の仕方だけは一人前に覚えてしまった人間には、うってつけの映画かもしれない。自嘲的な書き込みになってしまったが、主人公の生き方が破綻しているこの作品は、『ローマの休日』の皮肉にあふれたフェリーニ版、と言えなくもないと思う。それよりも何よりも、白黒であるにもかかわらず、全編を通じての映像美が素晴らしい。前回は終盤近くのマルチェロとエンマの口論に目がいったが、今回はマルチェロと父の邂逅と、「チャチャチャ」の一件が心にしみた。やはり、年を取ってしまったのだろう。【中古】 甘い生活 デジタルリマスター版／マルチェロ・マストロヤンニ,アニタ・エクバーグ,アヌーク・エーメ,フェデリコ・フェリーニ（監督、脚本）,ニーノ・ロータ（音楽）
2023.01.02
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謹賀新年
明けましておめでとうございます皆さまのご健康とご多幸を心からお祈りして新年のご挨拶といたします令和五年 元旦バカラ Baccarat クリスタルフィギュア 2022年新作 干支 兎 うさぎ クリア 2815125
2023.01.01
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