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自分を知る

大洗GC1番ティグランド
大洗ゴルフ倶楽部 No1ホール



自分を知る(敵を知り己を知れば百戦危うからず)

コースへ行って「なんで練習場で打ってた球が出ないんだ。」と言う経験をお持ちの方は大勢おられると思います。 と、ここで少し考えてください。 自身の思い描いていた球は何球打って、そのうち何球が理想の球筋だったのでしょうか?100%であればいいのですが、99%以下であればコースで打てなくても仕方ありません。 いや仮に100%打ててたとしてもコースではなかなか理想どうりにはいかないものです。

 では何故そうなるのでしょうか。それはコースには集中力を乱す原因がたくさんあるからです。 OBゾーン、バンカー、池、同伴競技者、など等、、。それにフェアウエイ、ティーグランドも水平ではなく起伏がわからなくてもあります。そんな中でもいつも理想のショットをするのは至難の業です。

 ゴルフはいかにミスをしないかが問題となってきます、一流のプレーヤーでも7つのミスをするといわれるぐらいですから少しのミスぐらいではへこたれないようにしましょう。

 ゴルフは体と頭のバランスが大切です。技術と知識のバランスが保たれていれば、驚くほど上達していきます。


飛距離は?  


 よく「私はドライバーで280ヤード飛ぶよ!」、「8番で170ヤードだよ」、という事を聞きますが本当にそうなのでしょうか。 ドライバーはともかくアイアンは飛ばすクラブではなく、狙うクラブですから飛距離が問題なのではなく方向性がそして、いつも同じ距離が出ると言うことが大切になってきます。

 目一杯の力でもって最高の当たりが出た時が170ヤードとしても、それをそのまま「8番=170ヤード」にはなりません。 確率が悪すぎます。 フルスイングとは体を捻っていって、もうこれ以上ねじれなくなった状態のことをいうわけで、力を入れる事とは少し違います。

 という事で、自身の飛距離を出来るだけ正確に把握しましょう。同じクラブでたくさん打って、どれくらい飛ぶのか練習場で確かめてください。例えばハーフスイングでは100ヤード、フルスイングでは140ヤードというふうにたくさん打って体で、頭で覚えてください。それが練習です。

 やり方は簡単です。ひとつのクラブでフルスイングを20回~30回すると、たくさん飛ぶ球もあれば、当たりが悪くて飛ばない球もありますが、そのすべての平均飛距離を、そのクラブの飛距離としましょう。 注意としては確率した飛距離以上の距離を絶対に狙わないことです。ゴルフは確率なのです。


方向性は?
 飛距離と同様に方向性についても大体ではなく、きっちりと知っておかなければいけません。 全てのクラブにおいて、弾道の高さ、打ち出しの方向、曲がりを把握しておくことが大切です。また、自分のするであろうミスについても覚えておくことがいいと思います。 これは前向きな考え方で、過去にやってしまった失敗を忘れようとせず自分のショットの確率の中に入れることで、集中できる状態を作る考え方だと思います。


ナイスショットする確率は?
 スィートスポットに当たる確率はどれぐらいでしょうか? おそらく20%に満たないだろうと思います。 (プロでも7~8割ぐらいでしょう) 20%以上ならかなり練習されている方だと思います。 これは、もちろん飛距離と関連しています。


クラブを操る
 世界の一流プレーヤーを見てみると、色々なスイングをしていることと思います。しかし、クラブの動きを見てみると、全員基本に忠実な動きをしていることがわかります。 大げさに言うと、みんな同じクラブの動きをしているとも言えます。

 ですから、早く上達する方法としてスイングがどうあれ、正しい 「クラブの動き=正しいスイング」 と言い換えることができると思います。 他に、好きなプレーヤーのスイングを真似するというのも良いのですが、体形、柔軟性、筋力等が違うとあんまり効果が上がらないかもしれません。 まずクラブの動かし方をマスターしましょう。 

  ①何番でも良いから(7番から下のクラブのほうがいい)そのクラブで、左手を正しくグリップします。
    左だけで右は放しておきます。

  ②まずクラブを目標(スタンスの方向)に合わせます。
    この形でインパクトすると、ボールは目標方向に飛んでいきます。

  ③今度はフェースを左に向けます。
    この形でインパクトすると、ボールは目標方向よりフェースの向きの分だけ左に飛んでいきます。

  ④次にフェースを右に向けます。
    この形でインパクトすると、ボールは目標方向よりフェースの向きの分だけ右に飛んでいきます。

 この動作をするとわかるのは、左手が回転していると言うことです。ここは非常に重要なとこですから、よく覚えなければいけません。 感覚的に左手がどういう状態のときにフェースがどの方向を向いているのか、どうなっているの。 目で見て確認して目を閉じても解るようにしてください。

 今度は、実際にボールを打って見ます。 3種類のインパクトを実際にボールを打ってより体で理解することです。これがわかる様になったらだいぶ上達しているはずです。 普通に打っても、今のショットのインパクト時のフェースの向きがわかるようになったら一歩階段をあがったと思ってもよいでしょう。

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