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弾道の法則

札幌ゴルフ倶楽部
札幌ゴルフ倶楽部



弾道の法則

 イギリスR&Aが以前科学者を集めてゴルフに関する研究を行いました。 その中でわかった事がたくさんあり、弾道の法則もそのひとつです。ボールの弾道を決定するのは5つの要素から成り立っています。

 1.ヘッドスピード
   クラブヘッドのヘッドスピード

 2.入射角
   インパクト時のボールに対するヘッドの角度

 3.クラブヘッドの軌道 
   イン・アウト、アウト・イン、イン・インの3つの軌道

 4.フェースの向き
   オープン・スクエア・クローズ

 5.打点
   フェースのどこにインパクトするか

 この中で重要なのが、フェースの向きとクラブヘッドの軌道で、練習の中で飛んでいったボールを見て、自分の軌道とフェースの向きが知ることができます。(もちろん、アドレスが正しいと仮定した場合)

 クラブヘッドの軌道は飛び出しの方向を決定します。アウトサイド・インの軌道ならば目標より左方向へ飛んでいきます。逆にインサイド・アウトの軌道であれば右方向へ飛んでいきます。
 フェースの向きはその後の曲がりを決定します。オープンでインパクトすればボールには角度に応じた回転が与えられ、右に曲がります。クローズならば左に曲がります。
 一般的に、まっすぐあるいは左に飛んでいき右に曲がる人が多いので、この時の軌道とフェースの向きは、アウトサイド・インかインサイド・インの軌道で、フェースの向きはオープンということになります。

 このことから、球筋を変えたい時軌道とインパクト時のフェースの向きを考えて、練習すれば容易に変えることも可能です。


スイングの基本 


 ゴルフスイングは、体の回転と腕の上下動で成り立っています。体の回転は理解できるとして、腕は振るものでは?と思っている方は半分正解です。 野球やテニスのスイングと違いゴルフは地面にあるボールを打たなければいけません。そしてその時、腕は下から上に上がり、上げた腕はまた下に下ろします。ですから、腕は上下動しなければいけません。

 体の回転と、腕の上下動が同時にバランスよく動かせたらクラブは最大スピードを得ることが可能となってくるでしょう。 ここが一番難しいようで、私の生徒で出来てない人が一番多いのがリストの使い方と腕の使い方です。

 自分はどういう腕の使い方をしているのか知る方法は、トップの状態で体は戻さず腕だけをダウンスイングしてみてください。正しい動きならば腕は、真下に下りようとします。間違っていればおそらくボールの方向に動こうとするはずです。


クラブコントロール


 クラブを自由に操る練習として必要なのがこの練習です。 PWか7I以下のクラブなら何でも結構です。このクラブ1本を使って次のことを練習してみましょう。 アドレス、グリップはいつもと同じ、スイングはスリークォーター以下のふり幅で。

 1.そのクラブで決めた距離を打てるようにする。(50Y~100Y)

 2.インパクトの時のフェースの向きを意識的にオープン、クローズ、
   スクエアとインパクトし完全にその動きを覚える。

 3.クラブの軌道をインサイド・イン、アウトサイド・イン、
   インサイド・アウトと3通りのスイングを覚える。

 4.できるなら、スライス、フック、ストレートを
   打ち分けてみましょう。

 注意点は、1で決めた距離で4までのことをすることです。7Iで100Yと決めたら全てその距離をきっちり打ちながら練習してください。これを全て覚えるにはおそらく半年以上かかると思います。


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