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ぐっすり寝て気持ちよく起きて・・・月曜日だと思ったら日曜日でした(笑)・・・仕事の日も休みの日も起きる時間は変わりませんので遅刻はしませんが・・・。
だいぶ秋らしくなって、朝一仕事終えてからおゆみ池の周りを歩いているんですが・・・焙煎している店内は焙煎の熱があるので、Tシャツ一枚になっていて、そのまま外に出るとヒヤッとします。
アド街で紹介された大好きなお店鐘ヶ淵の酒亭田中さんへ先日行ってきました。一皿目の「栗蒸し」の侘び寂びを感じるような味わいは、昔中津川のすやさんで初めて食べた栗きんとんを思い出しました。そして、銀餡を混ぜると中から車海老と新銀杏が入っていて、その鮮やかな味が印象的で・・・やはりこの店はただものではないです。
そして、月曜日は、同業者グループの到着ロットカッピングと情報交換、懇親会でした。まずはサンプルを次から次へとカッピングして、疲れたところに目白の志むらさんのうさぎ饅頭やらピエールマルコリーニのマカロンやらと持って行った「つるべ糸」でひと息入れて・・・歴史的な高騰になっている産地や相場の最新情報を学び・・・小さな自家焙煎店の可能性を話し合いました・・・なかなか厳しい状況ですが、エネルギー充填しました。
そうそう、志むらさんの「うさぎ饅頭」がとっても美味しくて、薯蕷饅頭なんですが、山芋の加減なのか、やさしい豊かな味わいにコクのある餡子で、良い十五夜になりました。さすが繁盛老舗和菓子屋さんです。お土産で頂いた「九十九餅」も繊細でエレガントな口当たりの求肥に豆の美味しさ、上質なきな粉と抜群でした。
そんなこんなで・・・先週の続きで「気がついて良かったこと後2つ」です。
アメリカのマーケティング本では、「コンシューマー」と「カスタマー」と分けて書かれていると、昔読んだことがあります。それを翻訳するとどちらも「お客様」になってしまって・・・そこに大きな問題があると書かれていました。
検索すると・・・「コンシューマー」とは、商品やサービスを最終的に利用する「消費者」を指す言葉です。ビジネス用語としては、個人が不特定多数で消費する「一般消費者」を意味することが多く、法人や事業用とは区別されます。英語の「consumer」に由来し、製品やサービスを購入する人・カスタマーとは異なり、実際に利用する「最終使用者」を指す点が特徴です 」
そして・・・「カスタマー」とは、商品やサービスを購入する顧客を指す言葉で、英語の「customer」に由来します。企業が継続的にサービスを提供する取引先や個人を指し、コンシューマーとは異なり、まだ顧客ではない不特定多数の消費者よりも、特定された取引の相手を意味することが多いです。」
検索で便利になりました・・・一瞬でわかりやすく教えてくれました。
要するに、個人が不特定多数で消費する一般消費者と、特定された取引の相手ということでしょう・
ちなみにSCAJ日本スペシャルティコーヒー協会の定義では・・・「 消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。~ 」とあります。
スペシャルティコーヒーの素晴らしい美味しさは際立つ美味しさとも言われますが・・・他の飲食でも味の商売、美味しさには人それぞれの好みが有って、これが厄介なんですが・・・際立つ美味しさを感じる人もいれば、そうでもないこともあります。
つまり際立つ美味しさは、その魅力を美味しいと感じる人向けのものであって、不特定多数の消費者にはなかなか通じないことが多いんです。
なので・・・さかもとこーひーは、さかもとこーひーの常連さん向けに、常連さんでもお好みが色々とありますから、お好み別に向けた美味しさ、魅力をお届けしようとしてきました。
そして「 お客起点 」が大切だとも教わってきました・・・スペシャルティコーヒーに出会った時に、スペシャルティコーヒーはカスタマーオリエンテッドと教わりました。決してコンシューマーオリエンテッドでは無かったのです。
さらに「そのお客は誰か?」とも教わりました。
素晴らしい美味しさ、際立つ魅力をお届けしようとすると・・・特定のカスタマー、自店のカスタマー向けの美味しさになって・・・そのカスタマーオリエンテッドな味作りが基本になるということでしょう。
一般消費者向けの美味しさとは別の話しになると思ってきました。敷居の高い飲食店だとお客が限定されるので、自ずとカスタマー・顧客になりますが・・・敷居の低いカフェや飲食店、ケーキ店パン屋などはコンシューマーもカスタマーも一緒にしてしまいがちです。
豆売り店はコーヒー業界の一部なので、その辺があやふやなままです・・・最近はママさんもターゲットとかビジネス用語を使いますが・・・「お客は的か」と思って、不快なので、使いません。
勿論、さかもとこーひーは地域のコーヒーに詳しくないけれども、コーヒー好きな方向けのお店でもありますから・・・気軽に楽しめる、苦くなくて酸っぱくなくて美味しいこーひーも用意しています。しかし、それは大手のコーヒー会社のような不特定多数一般消費者向けの美味しさとは別で・・・あくまでもさかもとこーひーの常連さん向けの美味しさなんです。
なんだか、理屈っぱくなってきましたが・・・コンシューマーとカスタマーの違い、そのカスタマー起点の美味しさが気がついてよかったことです。自営の飲食店にも通じる大切なことだと思います。流行っているからとか、本場ものだからというよりも・・・自店のお客は誰か?・・・そのお客起点での美味しさが大切でしょう。
さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
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