ﾃﾞﾋﾞﾙのﾊﾟﾝﾂ

昨日、子供たちが通ってるスイミングスクールの

記録会があったの。

前回は5月で、その時におかっぱは自由形の自己ベストを大幅に更新して

すごく嬉しそうだった。

とはいえ、もともとの自己ベスト自体がまだまだ遅いから

人さまに自慢できる記録でも何でもないんだけど。

ただね、おかっぱ憧れの じゅん長が

水泳は人と競うんじゃなくて、

自分の記録と競うんだよ

って、言ってくれたんだよね。

わかる気がするんだ。

たとえば、同じスクールに通うナオパパんちの子なお。

彼は年齢は同じだけど、男の子。

最近、体もしっかりしてきてる。

水泳を始めたのは3歳くらいだって聞いてたから

かなり長い期間、水泳してきてるよね。

一方、おかっぱは、水泳を始めて2年。

ちょうど2年かな。

まだ身長も134ｃｍしかない、女子。

子なおを抜きたくても、なかなか抜けないって。

同級生って、目標にしやすいでしょ。

だから、一番身近な目標にしてるんだよ。

抜けそうで、抜けないって言ってた。

わたしは、子なおに勝ちたいおかっぱの気持ちはすごく大事だと思うし

自分の記録を意識して、日々の練習に励む事もすごく大事だと思う。

んでね、昨日の記録会の結果だけど

5月の自己ベストよりも 1秒も遅くなってた 。

大きな課題だったスタートは、なんとか克服できそうだけど

数字で出てしまうタイムは、やっぱり「残念」って思ってしまう。

あ、でも、 バタフライは2秒更新 。

これは、ビデオ撮りながら 「おぉぉぉぉ！」 って言っちゃった。

今回、デﾋﾞﾙは記録会に参加しなかったんだけど

次回からは必ず参加、ってなる。

実は、ﾃﾞﾋﾞﾙは 選手育成コースの準備クラスにスカウトされて

来月からはそっちのクラスと通常クラスと並行していくようになるの。

選手は、原則として記録会、合宿、試合はすべて参加するようになってるの。

おかっぱは、自分が今のクラブでは選手として練習できないことを

とっても悔しがってた。

もっと早く、水泳を始めていたら良かったって言ってた。

選手コースにスカウトされるのは、2年生くらいまでなんだ。

だから、少なくとも1～2年生くらいまでには始めたかったって。

だけど、わたしはそうは思わないんだ。

始めるのが早いか遅いかじゃない。

どれだけ練習してどれだけ速くなりたいか、じゃないかと思う。

じゅん長が、こうも言ったの。

早く始めた人に追い付きたいなら

その人よりも長い距離を泳ぎなさい。

早く始めた人が泳いだ距離をおかっぱが泳げば

その人に追い付けるはずだよ。

それを聞いてから、おかっぱは、一人で区民プールに練習に行ったり

（そこの講師？みたいな先生に時々ｱﾄﾞﾊﾞｲｽしてもらってるみたい）

飛び込みの練習を個人でできるプールで練習したり

おかっぱなりに、泳ぐ距離、量を増やしている。

おかっぱの努力が実を結び、彼女自身が満足できる結果が得られることを

35歳母さおりんごは、切に願いますよ。

そして、これから始まるであろう、選手の練習に

あの小さいﾃﾞﾋﾞﾙがきちんとついていけるよう

35歳母さおりんご、ともにがんばって行くつもりですよ。