管理入院・27W~



☆今日から出産まで入院となる。
 目標は・・・31週で出産。一日でも遅くに生まれるように!!


☆個室での入院。でも、室内のトイレに行くのでさえ、やっと歩いている。
お腹が張るし。また、足の付け根も痛いし、皮膚の引っ張られる感じもあるし。
お腹を三角巾で、つるしたい気分。。。。腕じゃないので、無理だけど・・・。


☆なぜだか?無性に眠い。ずーっと、寝ていた。横になっていたではなく、
本当にぐっすり眠りつづけた。
ある意味、安心したのかも?家の事や長女の事は心配だけど、もうここに
いては、どうにもならないし。パパにお願いするしかない。
みつごっちの事は、病院にお任せで、家事もせずゆっくり出来ると思ったからかな。

☆病棟回診

毎朝、必ず先生がやって来て、ドップラーで赤ちゃんの確認をする。
それが・・・その日によってお医者さんが違うので、その個性的なこと。
これは、入院している妊婦さんの中でも、話題となっていた。


私の主治医のA先生は、やはり主治医だから、一番早くに三人の心拍を
探し当てる。そして、一番話しやすい。まじめそうな先生なのに、
時々面白い事を言う。しかも、まじめな顔のままで。
その姿が、嬉しくってよくいろんな話をしたなぁー。
上向きに寝るのが、とてもしんどい日もあるが、早く終わるので、
安心して上向きで診てもらう。


S先生は、自分の手をスリスリとこすって、暖めてからお腹をさわる。
小さな心使いだが、親切な対応が嬉しい。
「神父様みたい」って、入院友が言っていたっけ。まさにその通り。
そして、三人の心音が確認できると、「点呼終了」と見つけれたことを
喜んで、部屋を後にする。


Y先生は、一度も三人全員探し当てれた事はなかった。
最高で2人。動き回るので、仕方ない。
「ごめんなさい」と申し訳なく言うので、こっちも「いえいえ、動き回って
ますから、元気ですよ。」とか「昨日はこっちらへんにいました。」とか、
話をする。若いけど、とても熱心な先生。


H先生は、これまたまじめそうな先生。
でも、ジョークも言うし、楽しい。
「三人いると、凄いお腹だねぇー。記録にチャレンジ?」とか。
面白い事もよく言って、笑わせてくれた。


Y先生(だったと思う。ちょっとあやふやで、覚えていないんだけど・・・)
高齢の先生で、「あぁー、三人もいたらごちゃごちゃしていて、わからん。」と
三人の心音ゲットは、したことが無い。
「適当な事をしても、意味無い」とか言っちゃって。
「あぁー、だめだ。どこにいるか?マーキングしてくれよ。マジック!」と。
この先生の提案で、私のお腹には、赤いマジックで○が三つ書かれる事に
なった。。。。
いち子・にばんめ子・さんばんめ子と、なんとも簡単な名前も付いた。


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★H14年9月5日(木)


☆ウテメリン中止。点滴開始される。


☆羊水が凄く増えていて、抜く事になった。
 午前10時より絶食。


☆午後、車椅子で分娩室に移動。
 主治医のA先生他、Dr,2名で、準備してくれる。
 局所麻酔をして、カテラン針かな?刺される。
 ちょっぴり、お腹が押される感じで鈍い痛みがある。
 めちゃくちゃ怖い・・・エコーを見ながらしているのだが、
 その画像も見えるし、勿論、先生の会話も聞こえる。
 なんだか、生きた心地がしないなぁー。


☆看護婦さんが血圧を測りながら、「大丈夫?」って聞くんだけど、
 何をどう答えて言いか?わからないので「大丈夫」と答える。
 怖いって言うのは、変な答えなのかな?と考えながら、
 言葉に出ないんだよね。怖くて、しゃべれない感じ。
 痛みとかは、我慢できるくらいだし。
 息苦しいのは、今に始まった事じゃないしね。


☆1000ml抜いて、終了!
処置中のエコーで、真ん中の子が臍の緒を引っ張っているのが見えたよ。
 それって・・・いわゆる命綱よ~ん。遊ばないでね。
 こんなに怖い処置したのだから、少しでも楽になりますように♪


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★H14年9月6日(金)

☆久しぶりに、ぐっすり眠れた。
 お腹の張りもないので、Div中止。


☆肝機能UPのため、ブリカニール開始。


☆一日中、横になってテレビを見ている。
 時間があれば、女の子の名前を考えている。
 めちゃくちゃ可愛い名前、付けてあげよう!!
 しかし、女の子いるかな?いて欲しいなぁー。


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★H14年9月9日(月)


☆消火器内科で肝臓の診察。
 「肝臓は、心配しなくてもいい。採血データーもこれくらいなら大丈夫。
 右の水腎症になっているけど、妊婦にはよくある話。心配なし。」って。
 とりあえず、安心しょう。


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★H14年9月10日(火)・・・・28Wスタート♪


☆やっと、28週。。。。
  私は、ベットの上で、寝転びながらベビーオールを縫っていた。
  黄色のプーさん柄。縫い物をしているとお腹の張りも、
  忘れてしまうくらい。
  頑張って、3着縫わなくては・・・。


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★H14年9月12日(木)


☆2回目・・羊水1500ml抜く。
 ちょっと痛みがあったけど、我慢我慢した。
 これで、明日には楽になれるのだと思って。


 今回は、主治医が不在のため、違う先生たちがやってくる。
 勿論エコーで確認しながら、針を刺すので・・・チャンス!!
 主治医は「性別教えない派」なのだ。
 なので、今日は違う先生にチョコっと聞いてみようかな。


 確かに、生まれるまでの楽しみではあるが・・・
 すぐに治療を始める子供達に出来るだけ早く名前を
 付けてあげたいと思うし。

 もしも?の時をやっぱり考えるよ。
 一番のチビちゃんは、育つのだろうか?って。
 その時、数日でも名前があったらいいかな?って。
 そう思う気持ちと、大丈夫だよねぇーって気持ちがあるんだよね。
 一日中暇だから、色々考えちゃうし。


 今日は、H先生が抜くので、エコーを見ているときに聞いてみた。
 私「先生、男の子はいますか?」
 Dr.H「さぁ~、どうかねぇ。正確じゃない事は、言っても意味が
      無いから。」
 と・・・・何ともあっけなく、答えられてしまった。
 後で、看護婦さんや入院しているほかの妊婦さん情報では、
 主治医のA先生とH先生は「教えない派」だそうだ。。がっかり。

 他の先生に見てもらうチャンスを狙おうとするか♪


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★H14年9月13日(金)


☆やはり、今日は楽チン♪昨日頑張ったおかげだわ。
 それに、お腹が広くなったのか?三人ともとても元気よく動くのがわかった。
 私は、安心できた。


☆今日は、看護婦さんがとても丁寧に体を拭いて、足も洗ってくれた。
 とーっても気持ちいい。その看護婦さんは4人姉妹だって言ってた。
 「姉妹がいるって楽しいよ。私は4人兄弟だったけど、イヤじゃなかったよ。」 と。とても、嬉しく思った。
 子供達がそう言ってくれるのは、いつの日だ?
 でも、そう言って貰えると、親として嬉しい。
 その看護婦さんを育てた両親のように、私も4人の子供を育てたいなぁー
 と思った。


☆私は8月くらいから、全身が痒くて仕方なかった。
 風呂に入れないためか?わかなないが・・・。
 それで、手がとどく範囲は、全て掻きむしったアトがあった。
 そんな汚い体を、とても丁寧に拭いてくれて、足浴の後はクリームを
 塗りながら、足の指一つずつ、丁寧にマッサージしてくれた。


 楽しい会話をしながら・・・・とても気分転換になった。
 「三つ子妊娠から出産・育児」って本書くわ!なんて、笑いながら話した。
 入院生活の中で、本当に印象に残る楽しい日だった。



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