ミステリの部屋

猫にまつわるミステリ

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猫にまつわるミステリ・海外編

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猫はバナナの皮をむく（リリアン・ジャクソン・ブラウン）
普通の猫とは一味違うシャム猫ココが、様々な事件の解決に一役買うコージーミステリです。表紙が可愛いこの作品は27作目。第一作目は猫は手がかりを読む

夏への扉新訳版（ロバート・Ａ．ハインライン）
冬になると飼い猫ビートは夏への扉を探す……。ジャンルでいえばＳＦですが、ＳＦが得意ではない人も読んでみると歯切れのいいテンポにに引き込まれて、読み終えたあとはスカッといい心地になること間違いなし。猫好きには必読です。

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町でいちばん賢い猫（リタ・マエ・ブラウン）
とびっきり敏感な鼻と抜群の行動力を持つ名探偵トラ猫ミセス・マーフィの心温まる活躍。

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幸福を招く男　（レジナルド・ヒル）
情にもろく美女にはめっぽう弱い黒人の元旋盤工、家族は猫一匹、風変わりな素人探偵ジョー・シックススミスのユーモアとペーソスに富んだミステリ。

黒猫は殺人を見ていた（Ｄ．Ｂ．オルセン）
　レイチェル・マードックは、怯えきった姪リリーの頼みで、彼女が住む海辺のリゾート地へと向かった、莫大な遺産を相続している愛猫サマンサを連れて……。九死に一生を得た老婦人が持ち前の好奇心で警部補を助け、奇怪な事件の真相をあばく本格ミステリー。

猫たちの聖夜（アキフ・ピリンチ）
　　頭がよくてちょっと生意気な雄猫フランシスが主人公。世界中で絶賛された極上の猫ミステリ。続編は猫たちの森

 ゴミと罰（ジル・チャーチル）
　主婦探偵ジェーンの家族は子供３人に犬2匹、猫3匹。アガサ賞最優秀処女長編賞に輝く本格ミステリ。このシリーズは題名がパロディになっています。

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猫にまつわるミステリ・国内編

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三毛猫ホームズの夢紀行
おなじみ片山刑事と晴美が活躍する三毛猫ホームズのシリーズ。第４８弾

ペルシャ猫の謎（有栖川有栖）
。「国名シリーズ」第五弾、火村・有栖川の名コンビはパワー全開。【目次】切り裂きジャックを待ちながら／わらう月／暗号を撒く男／赤い帽子／悲劇的／ペルシャ猫の謎／猫と雨と助教授と

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柩の中の猫（小池真理子）
少女の心に入ることができるのは白猫ララだけでした。３０年の時を経て猫の視点で語られる悲劇的な事件の真相。心の襞を丹念に描いたサスペンス長編。

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黒猫の三角（森博嗣）
瀬在丸紅子登場のＶシリーズ第一弾です。1年に1度、一定のルールに従って起きる殺人事件、ゾロ目殺人事件とでもいいましょうか。現場に居合わせたのは黒猫でした。

猫は密室でジャンプする（柴田よしき）
主人公は、ミステリー作家・桜川ひとみ宅に同居している雑種ネコ。お気楽な飼い主を尻目に猫探偵正太郎が活躍するシリーズです。謎解きには、こだわりや、仕掛け、いたずらが満載。猫探偵の六つの事件簿。

月光亭事件（太田忠司）
シリーズ第一作です。名探偵・石神法全の事務所を引き継いだ野上英太郎は、法全の紹介で訪れた狩野俊介少年と愛猫ジャンヌに出会います。ここから彼らは少しずつ絆を深めながら事件を解決していきます。

天狗風（宮部みゆき）
不思議な力をもつお初と一匹のトラ猫が、次々と起こる神隠しの謎を追うことになります。時代ミステリーの傑作です。これはお初さんものの第二弾。第一作目は震える岩

猫は知っていた（仁木悦子）
仁木雄太郎と悦子の兄妹が協力して真相に近づいていく過程が、わかりやすい文章で描かれています。明るく健全な作風は日本のクリスティ誕生と絶賛された江戸川乱歩賞の傑作です。

黒い神座（森村誠一）
美人ホステスが猫と心中、ホステスの“猫”仲間の男の失踪、二つの事件に果たして関連はあるのでしょうか？長篇社会派ミステリー。

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猫たちのアンソロジー

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残念ながら中古でしか手に入らないようです。

■	Inハリウッド猫の事件簿（ジョン・ラッツ）ハリウッドの裏側を覗いた猫たちがおくる１７編のミステリ
■	猫のミステリー新装版（鮎川哲也）本格派の巨匠が選りすぐった究極のキャッツ・ミステリ・アンソロジー
■	子猫探偵ニックとノラ（ジャン・グレープ）個性的で愛らしく、頼もしい猫たちが登場するアンソロジー
■	魔女のオレンジ猫　（シャーロット・マクラウド）　猫と暮らす魔女が下宿人にもたらした奇跡を描くＣ・マクラドの表題作など１０編収録。猫の事件薄シリーズの第三巻。
■	宝石商の猫　（ウィリアム・Ｌ．デアンドレア）十年前の惨劇を生きのびた宝石商と猫を取材するＴＶマン。彼らへの不気味な警告が浮かび上がらせた事件の意外な真相…Ｗ・Ｌ・デアンドリアの表題作など、書き下し九編を収録した猫の事件簿シリーズ第四巻。