ミステリの部屋

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桜咲くミステリ

◆◆◆ 桜咲くミステリ ◆◆◆
絡新婦の理
絡新婦の理 :京極夏彦
「あなたが 蜘蛛だったのですね」。桜の森の満開の下に響く京極堂の声。いまや恐るべき大計は成就した。だが、何故にかくも累々たる骸が晒されねばならなかったのか。神代の昔から続く理を開顕した陰陽師の発する哀しい問いに「真犯人」の答えは…。シリーズ第五弾。
李歐
李歐 :高村薫
惚れたって言えよ―。美貌の殺し屋は言った。その名は李欧。平凡なアルバイト学生だった吉田一彰は、その日、運命に出会った。ともに二十二歳。しかし、二人が見た大陸の夢は遠く厳しく、十五年の月日が二つの魂をひきさいた。風に舞う桜に彩られた美しく壮大な青春の物語。
桜闇: 篠田真由美
艶やかに咲く枝垂れ桜の下で、老人が毒を盛られた。容疑者は彼の美しい妻、だが物証はない。事件を目撃した桜井京介は不可能犯罪の謎を解明したはずだったが?十六歳の日の忘れえぬ事件を語る表題作を始め、魅力的な十の謎を収録。
桜さがし
桜さがし :柴田よしき   しだれ桜、夏の鬼、梅の天満宮…。中学の同級生だった4人の心模様をめぐるように、古都京都の四季折々の風物を彩りに展開する事件の数々。4人の想いが錯綜する、甘酸っぱくもひたむきな恋の行方を描く青春ミステリー。


ぼくのミステリな日常 :若竹七海
桜の花びらが事件の真相を指し示す「桜嫌い 」ほか、月刊社内報に掲載された12の物語が謎を呼ぶ。贅を凝らしたデビュー作。
初ものがたり :宮部みゆき
本所深川をあずかる岡っ引きの茂七が、江戸下町で起こる事件の数々に立ち向かう。「鰹」「白魚」「柿」「桜」など季節の「初もの」を題材に繰り広げられる人情捕物帖。
花の下にて春死なむ
花の下にて春死なむ :北森 鴻
年老いた俳人・片岡草魚が、自分の部屋でひっそりと死んだ。その窓辺に咲いた季節はずれの桜が、さらなる事件の真相を語る表題作をはじめ、気の利いたビアバー「香菜里屋」のマスター・工藤が、謎と人生の悲哀を解き明かす連作ミステリー。

魔女の隠れ里
魔女の隠れ里 :はやみねかおる /村田四郎
笙野之里で企画した推理ゲームのアドバイザーを頼まれ、夢水は桜の咲く里へやってきた。ところが、着いたとたん届いたのが「魔女」と名乗る人物からのメッセージ…。名探偵夢水清志郎事件ノート第4作。小学上級から。


完四郎広目手控: 高橋克彦
香治完四郎と藤由が組んで幕末の江戸の噂や怪事を解いていく。変格捕物帖の新シリーズ。上野の山の桜吹雪のシーンが印象的ということで、あむあむさんのおすすめ。




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