ぬちぐすい。

ぬちぐすい。

「なのに」症候群




~ 「なのに」症候群 ~



    「なのに」症候群・・・知ってますか?
    たぶん こんな言葉はないですよね?
    ・・・私が 作った言葉ですので(笑)

    毎年 春になると気分が落ち込みます。
    季節の変わり目ってことも関係しているのでしょうが
    「春なのに・・・」って 落ち込むんです。
    歌のタイトルのようですが・・・
    まさに あの歌の心境なのかもしれません。 


    自分の中で「春」というイメージがあって・・・
    ぽかぽかで 暖かくて うきうきするような・・・
    そんなイメージ?はっきりはわからないけど。
    ただ 自分なりに かなりプラスのイメージがあって
    実際の自分の状況を考えてしまうと・・・
    「春なのに・・・どうして?」みたいな。


    春・・・ってことだけではなくて
    いろんなことに「なのに」で落ち込むように思います。
    たとえば「せっかくの休みなのに・・・」とか
    「クリスマスなのに・・・」とか。


    きっと いつも 何をするときでも・・・
    そうありたい自分とか こうあるべき自分とか
    まるっきり本来の自分とはかけ離れていようとも
    何にでも 自分の「イメージ」がつきまとってるんでしょうね。

    できるだけ そんなふうに思わないようにしてるつもりでも
    落ち込んでる時って だいたいそういう思考回路になってます。


           そうすると・・・
           自分って変?
           変わってるの?
           私っておかしいの?
           すべてにおいてそう思えてきて。


    何かと
    誰かと比べて・・・
    というわけではないのですが。
    いつもは気にならなかったようなことでも
    急に気になり出したりして。



       自分が世の中のすべてから取り残されてるような
       自分は社会に適応できてないんじゃないかとか
       すごく不安になってきて。


       自分のいるべき場所はここでいいのだろうかとか
       ここには自分の居場所はない・・・とか
       すごい孤独感にさいなまれます。


       きっと どんな人でも そういう部分を持っていて
       同じような思いを経験してきているのでしょうけど。



     自分は大人になりきれてないのかな?って思います。
     大人になったら・・・いえ もう大人なのに
     (ここでも「なのに」症候群です(笑))
     小さい頃の「大人」のイメージでは・・・
     大人は こんなことを悩まないものだと思ってました。




           なりたい自分と
           なれない自分
          そして そのままの自分。


     どこかで折り合いをつけてやっていくしかないし
     どうせ生きていくのなら笑って生きて行きたい。

     それは みんな共通の願いですよね。
     私もそうです。  

     当たり前のことだけど・・・
     何もかもうまくいくはずはない。

     何もかもうまくいくとか・・・
     何もかもうまくいきたいとか
     そんなこと思っているわけでもない。



     でも やはり心のどこかで そんな思いがあるのかもね。
     それが「夢」とか「希望」なのかな?
     それとは ちょっと違うか(汗) 

     なんだか ほとんど分析になってませんね(汗)
     でも 自分を一歩ひいて少し冷静に見つめることによって
     ちょっとだけ浮上の手助けになるんですね。
     それが 当たっていてもいなくても・・・
     自分なりに理由を考えて ある程度 納得できれば
     とりあえず 次に落ちたときの参考にもなるかと。





                   2003.7.29 記(日記より修正加筆あり)








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