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2010.02.06

バリウム体験記

(2)

テーマ：今日のこと★☆(106477)

カテゴリ：カテゴリ未分類

バリウムの文字が目に入って、急に初めて
バリウムを飲んだ２０歳の時を思い出しました

昔のバリウムは今よりも粘り気が強く
生まれて初めて飲んだ時、どうしても飲み込めないんです

何度も一口づつ、口に入れるんですが所定量に
なかなかいかないので、もっとぐっと飲んでと
係りの人に言われ、もどしてしまいました

すると、大丈夫ですかの言葉のかわりに
この機械は新品なんですから気を付けて下さいよと言われ
泣く泣くバリウム写真を撮りました

それから　また別の時にバリウムを飲むことがあり
今のバリウムは飲みやすくなりましたよと言われ
信じて飲みましたが、結局またもどしてしまい
その時、言われた言葉がこの機械は一千万以上するんですよ
でした

その時・・・ああ　医者は他人の身体の事より
機械のほうが大事なんだとしみじみ感じました

今になれば、そんな医者はだめ医者だと思えますが
若かったから医者への恐怖心と不信感ばかりつのりました

今は　麻酔で寝ている間に終わってしまう胃カメラを
する病院に行ってます

目が覚めると別室のソファーに移っているんです
抱きかかえて移動でもさせているのかと、思ったら
声をかけると、自分で起き上がって歩いて行くんですって

私はここで初めて安心して胃カメラを受ける事が
できる様になりました

でも、検査はイヤダ

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