ぷーたろ本舗

ぷーたろ本舗

2005年02月04日
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カテゴリ: 歴史
皆さん、こんにちわ★ 
今日は立春ですが、寒波の影響でまだまだ寒い日が続きますね・・・。
思えば、今くらいの時期が、一年で一番寒い時期だと思うんですけど、
どうして立春なんて言うんでしょうね~?
やっぱり、旧暦の方が、季節感がしっくりと来るような・・・そんな気がします。

ところで、最近は、あのトロイ遺跡を発掘した事で有名になったシュリーマン(1822~1890)の書いた本を読んでいます。
彼は、確かに歴史的大発見に貢献したらしいですが、でも、遺跡にあった目ぼしい遺物を、シュリーマンがほとんど持ち帰っちゃったらしくて・・・その挙句に、遺物のほとんどが、第二次世界大戦の爆撃で壊されちゃったと言うではないですか~!(あ~、まったく・・・余計な事してくれちゃって~!もうちょっと後の時代に発掘されていれば、こんなことにはならなかったのにさ~!)

まあヤツは・・・もともと考古学者でも何でもなくて、ただの歴史オタクだったらしくて・・・なんと!40歳で商社の仕事を辞めて、悠悠自適にも・・・世界一周旅行を楽しんでいたらしいよ~。
それで、日本や中国にも観光旅行に来ていたみたいで、そのときの書いたというのが、今、私が読んでいる『シュリーマン旅行記 清国・日本』という本なんだね・・・。

ま~ね・・・確かに、西洋人から見た1800年代の中国や日本の生活の様子が、客観的に、事細かに書かれていて、当時の文化を知るには、とても貴重な本だと思うんだけど・・・どうして、当時の中国に外国の総督府があったのか・・・もちろんそれは、イギリスが勝手に戦争を仕掛けて(アヘン戦争のこと)、むりやり中国に貿易港を開かせたからなんだけど・・・その辺の事は、別に疑問に思ってなかったんだろうね・・・まぁ、奴ら、西洋の上流階級の人間にとっちゃ、西洋がアジアを支配することなんて、当たり前の感覚でしかなかったんだろうし・・・。

シュリーマンは、日本の事は、清潔で美しい街並みと、気さくで礼儀正しい国民性に敬意をはらっていて、非常に褒めちぎっているけれど、中国の事はというと・・・「街行く人は皆、ゴミを道に捨てていくので、あちこちにゴミが山のように積もり悪臭が漂う不潔で不衛生な街並みに、おまけに、まともなホテルすらなく、仕方ないので、お寺さんに泊まらせてもらったところ、土間みたいな地面が剥き出しになっている部屋に通されて・・・地面が湿っていて、耐えられないくらい汚かった」とか・・・?これじゃ、中国の後に寄ったという日本が、あまりにも美しく見えるはずだわね・・・。

中でも、彼が驚いたのは、女性の『纏足(てんそく)』らしいね・・・。
纏足については、いろんな小説でも書かれているから、ご存知の方も多いと思うんだけど、これは、ホント・・・恐いよね・・・。
2~3歳くらいの女の子の足の指(人差し指から小指まで)を、足の内側に折り曲げて、足の形を、まるでティアドロップ・・・先が尖って、踵が丸い・・・涙型の状態に作るんだって!
しかも、それだけじゃ終わりじゃなくて、その後、足の甲の骨をくるぶしの部分を中心に、バキッと折り曲げて、そのまま包帯で固定させるらしいんだよ・・・。

足の甲が直角に反り返って、縦のコの字変形するから、それはそれは・・・痛いなんてもんじゃなかったらしいよ~!
包帯で固定された足は、赤く腫れ上がって、化膿したりして・・・女の子達は、悲鳴をあげて、気絶することもあったとか?
纏足を作るのは母親の仕事だったけど、あまりにも痛がる娘が可哀想で・・・途中でやめちゃったりする人もいたみたいだね。

それで、10年くらいかけて12センチ以下のサイズを作るそうだけど、昔の中国では、『三寸金蓮』とか言って、三寸(9.9センチ)くらいの足の女性は、地面に触れることもない為に、まるで赤ちゃんの足のようにふわふわとしていたそうで・・・それはそれは、何物にも換え難いくらい美しい、美の象徴だったんだね・・・。当時の男性達は、小さな足で、よろよろとよろめくように歩く纏足の女性に、なんとも言えない色気を感じたそうだし・・・これさえしていれば、上流階級の御曹司に目を留められて、玉の輿にも乗れたというから、まさに、セレブに憧れる、今の日本女性と同じような感じもしなくはないよね~。
(娘が可哀想だからといって、纏足を止めたりすると、後で、娘に「何で、纏足してくれなかったのよ~!」と泣き付かれる羽目になるというから、どちらが娘思いになるのか・・・分かったもんじゃないよね~!)

纏足の歴史は、長い中国の歴史からすると、それほど古いというものではないらしいんだ・・・。
纏足が始まったのは、だいたい南宋時代・・・日本で言うと鎌倉時代くらいかな?
宋(960~1279)の張邦基の随筆集『墨荘漫録』に、「南唐の宮廷で、(踊りを踊る)舞姫が帝の求めに応じて足を布で縛って小さくし、新月の形に曲げて黄金の蓮の花型の舞台で舞って見せた」 という記述があって、そうすると、真っ白な靴下をはいた足は雲の中を舞っている様で、体を旋回させる様はさながら雲を凌いで天に昇るように、それはそれは美しかったそうな・・・。(だから、『金蓮三寸』って言うのね~!納得!!) 

それ以前の、唐の時代に、玄宗皇帝のお后だった楊貴妃が自らの命を絶ったとき、残されていた靴がたったの三寸しかなかった・・・っていうネタがあるけど、そんなこと『トリビアの泉』に送ったら、ガセビアの沼に放り込まれますから~!
(多分、楊貴妃は小さな足であってほしかったという願望が盛り込まれた、後の時代の作り話でしょう・・・)


それ以降、宮中の女官の間で、足を小さく見せる為に白い布で縛ることが流行したみたいで、それが上流階級の子女の証しと言う風になっていくんだろうね・・・。
そして、どんどん時代が過ぎるに従って、一般の階級にまで普及していって、纏足は、もはや中国の女性の間で、当たり前のようになった訳だけど、纏足の習慣があるのは、実は、中国の中でも、漢民族に限られた話なんだって!
清王朝(1644年~1912年)を仕切っていた満州族(女真族)は、一切やらなかったというから、あの悪名高き西太后も、もちろん、纏足はしていなかったということになるね・・・。

その纏足の習慣も、1912年、清朝が崩壊し、中華民国の建国と共に廃れていく訳だけど、1950年代頃まで雲南省の女性達に行われていたとのこと・・・。
(恐らく、纏足をしたお婆ちゃんの姿を、今でも見ることが出来るでしょう・・・)

海外の人からは、忌々しい悪習だの、女性の人権を無視した拷問と罵られていた纏足だけど、でも、当の中国女性からしてみたら、何も施さない、でっかい足をした女性の方が、ダサくてカッコ悪かったのかも・・・?まあ、今の女性達だって、爪先の尖ったピンヒールを履いている訳だし・・・ほっそりとした形の良い小さな足に魅力を感じる男性も多いはず!

外部から、とやかく言われることなんて、中国の人からすれば、余計なお世話だったのかもしれないね・・・。


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最終更新日  2005年02月05日 10時20分10秒
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Re:纏足は美か拷問か?(02/04)  
こんばんわ!

一時期、足先がぶっといヒールや、スクエアカットというのかな、
足先が横にまっすぐカットされたヒール等が流行ったけど、
今芸能人をはじめ、ふつうのねーちゃん達の足先を見ると、
結構、『激鋭い!』足先のヒールを履いて闊歩している姿をみてます。

纏足だけを考えると、「醜い」「可哀相」となるけれど、
今流行りの靴をみると、
無理に、細い先っぽに足を突っ込んで、
足先の小ささ、細さを意識するんだもん、
なんか、似たり寄ったりかな~と思えてきます。

以上、3E激横広の足を持つ、
くまでした~(#´艸`)プププ (2005年02月04日 19時19分28秒)

Re:纏足は美か拷問か?(02/04)  
ぶんさだ  さん
ひええええ そうだったのかw
でも足の指ひろげ機(?)を使うと気持ちいいんだよね。OLがよくつかってるやつ。俺も使ってますw
ちなみに俺は29センチと足でかすぎですが、横もでかすぎて、硬い系の既製品だと1ヶ月で壊れます。もっぱら30cmくらいの靴が横にのびるのを待って使いますw (2005年02月04日 19時40分13秒)

よかったぁ~♪  
まるまる茸  さん
どちらにしても、その時代、その土地にに生まれなくてよかったなぁ(笑)

私が若い頃(高校時代)には、原宿でローラー族全盛。たけのこ族が出てくるちょい前くらいだけど、よく土曜日には学校帰りに電車に乗り込んで、原宿表参道まで踊りにでかけていきました。「クリームソーダ」という店があって、そこに並んでいる靴は、私たちの憧れだったの♪ 先のほそ~いピンヒールの靴で、華奢なスマートなオシャレな靴。1950年代のアメリカで大流行しというハイヒール。欲しくて欲しくて、よくウィンドウを眺めてはため息をついていたあの頃...1万5千円くらいしたので、買いたくても買えずに、憧れだったんだ(^^)

纏足みたいに、女性の出世欲や美に対する考え方とは、全然違うけど、なんとなく思い出しちゃった(笑)
今、考えると、あんなに先細の10cmもあるピンヒールなんて、履いたとたんに転がりそうなんだけどね(笑) ただ、あの頃流行っていた、ポニーテールにサーキュラースカートといういでたちに、めちゃくちゃ似合ってて、欲しくてしょうがなかったんだよ♪

単身赴任で中国に行っていた友人に聞いたら、今でも地方に行くと、纏足のおばあちゃんがいて、自力で歩けない状態なのに、娘の頃の華やかなお話を聞かせてくれたそうです。やっぱり、纏足はもてたんだね♪

良くも悪くも、文化は歴史の証人をたくさん作りだしたということね。ちょっと、悲しい気もするけど、おばあちゃんに幸多かれと、願うばかりです(^^) (2005年02月04日 21時13分38秒)

Re[1]:纏足は美か拷問か?(02/04)  
プータロ500  さん
くまちゃん888さん、こんばんわ!
いつもまいどどうもです~!

>今芸能人をはじめ、ふつうのねーちゃん達の足先を見ると、
>結構、『激鋭い!』足先のヒールを履いて闊歩している姿をみてます。

そうそう!靴屋さんで、激鋭い・・・
一体誰がこんなん履くんやねん!
って突っ込みいれたくなっちゃうような靴
あれ履いてる人って、かなり無理してるような気がするわ~!

>纏足だけを考えると、「醜い」「可哀相」となるけれど、
>今流行りの靴をみると、
>無理に、細い先っぽに足を突っ込んで、
>足先の小ささ、細さを意識するんだもん、
>なんか、似たり寄ったりかな~と思えてきます。

外反母趾なんかも、美しい足を演出しようとして
醜く歪んでしまった纏足と同じようなものかもしれないね・・・。

>以上、3E激横広の足を持つ、
>くまでした~(#´艸`)プププ
-----
私も・・・最近流行の、甲の低い、ほっそ~い靴が履けなくて
靴選びに苦労している今日この頃・・・
(おばちゃん靴の仲間入りも近いか?) (2005年02月04日 21時22分11秒)

Re[1]:纏足は美か拷問か?(02/04)  
プータロ500  さん
ぶんさださん、こんばんわ!!
いらして下さって、ありがとうございます!

>ひええええ そうだったのかw
>でも足の指ひろげ機(?)を使うと気持ちいいんだよね。OLがよくつかってるやつ。俺も使ってますw

やっぱり、OLさんたちも、普段足を締め付けながら
お仕事されてるから、疲れているんでしょうかね~。
でも、足の指ひろげ機って、気持良さそうだな・・・。

>ちなみに俺は29センチと足でかすぎですが、横もでかすぎて、硬い系の既製品だと1ヶ月で壊れます。もっぱら30cmくらいの靴が横にのびるのを待って使いますw

30センチの靴が延びるのを待って履くんですか~?
それは、大変かも・・・?
足の大きい人は、大きいなりに苦労があるんですね・・・。
(もしかして、背も高いとか?)

でも、最近は、大きい靴を扱っているお店とか
種類も豊富になってきてるでしょう?
いい時代になりましたよね~。

(2005年02月04日 21時57分55秒)

Re:纏足は美か拷問か?(02/04)  
くまくま15  さん
プータロさん、こんばんは~!

シュリーマンの旅行記、前から興味あったので「なるほどー」と思いながら読ませてもらいました。
シュリーマンという人はどうしても美化されてしまうけれど、色々問題もあったみたいですね…。
(古代への飽くなき執念はスゴイ!!の一言なんですが)

纏足=悪とすぐに結びつけてしまいがちだけど、プータロさんのような見方ってすごく貴重ですよね!
私たちは当時の中国に生きていなかったから、あくまで自分たちの基準で判断しちゃうけど、今のこの日本だって後世の人から見たら、おかしなトコロってたくさんあるかもしれないし。

でもやっぱり纏足はコワイ!!
特に私は足がでかくて、最近流行りのピンヒールとかも全く履けないので、余計にそう思っちゃいます^ ^;

ちなみに外国人による日本旅行記で思い出したんですが、イザベラ・バードという人の『日本奥地紀行』という本をご存知ですか?
文明開化のころの日本にやってきて、東京から北海道まで旅をし、アイヌの人たちとも交わったそうなんです。
面白そうなので今度買ってみようかな~と思ってます。

プータロさんの歴史への鋭いまなざしは、とっても参考になります。
また楽しみにしています♪
(2005年02月04日 22時00分09秒)

Re:よかったぁ~♪(02/04)  
プータロ500  さん
まるまる茸さん、こんばんわ~!
いつも、どうもありがとうです~!

>どちらにしても、その時代、その土地にに生まれなくてよかったなぁ(笑)

ホント・・・あんなのやられたら、痛くて耐えられないよね~。


>私が若い頃(高校時代)には、原宿でローラー族全盛。たけのこ族が出てくるちょい前くらいだけど、よく土曜日には学校帰りに電車に乗り込んで、原宿表参道まで踊りにでかけていきました。

まるまる茸さんって、ローラー族だったんだ~!
すごいな~!時代の先端を行ってたんだね~。

先のほそ~いピンヒールの靴で、華奢なスマートなオシャレな靴。1950年代のアメリカで大流行しというハイヒール。
>今、考えると、あんなに先細の10cmもあるピンヒールなんて、履いたとたんに転がりそうなんだけどね(笑) ただ、あの頃流行っていた、ポニーテールにサーキュラースカートといういでたちに、めちゃくちゃ似合ってて、欲しくてしょうがなかったんだよ♪

50年代のアメリカ風のファッションとか、めっちゃ可愛いよね!
(あの、『キッスは目にして』とか歌ってた人も
50年代ファッションだったよね?なんて人だっけ?)
やっぱり、いつの時代も、細くて小さな靴って女性の憧れなのかなあ?

>単身赴任で中国に行っていた友人に聞いたら、今でも地方に行くと、纏足のおばあちゃんがいて、自力で歩けない状態なのに、娘の頃の華やかなお話を聞かせてくれたそうです。やっぱり、纏足はもてたんだね♪

うわ~!実際に纏足の人を見たなんてすごいね!
そりゃ~もう、そのお婆ちゃん、自慢の足だったんだろうね~。
それにしても、今の時代を逃したら、
もう、纏足の人にお目にかかれるなんてこと
ないでしょうからね・・・。
(そう思うと、貴重な、時代の生き証人だなあ・・・)

ホント、そのおばあちゃんには、長生きして欲しいね・・・。 (2005年02月04日 22時16分38秒)

Re[1]:纏足は美か拷問か?(02/04)  
プータロ500  さん
くまくま15さん、こんばんは~!
7777番ゲット、おめでとうございます!
(私もくまくまさんがゲットしてくださって嬉しいよ~!)

>シュリーマンという人はどうしても美化されてしまうけれど、色々問題もあったみたいですね…。

そうですね・・・当時は、文化財保護という概念がなかったから
仕方ないのかもしれませんが・・・
自分で持ち帰っちゃうっていうのは、泥棒といっしょだよね~。


>私たちは当時の中国に生きていなかったから、あくまで自分たちの基準で判断しちゃうけど、今のこの日本だって後世の人から見たら、おかしなトコロってたくさんあるかもしれないし。

そうなんですよ~!
やっぱり、お祖母ちゃんたちの時代と私達の時代が全然違うように、
時代によって価値基準とかも違うから・・・
目線を、その時代に合わせないと、本当のことって
見えてこないと思うんですよね・・・。

>でもやっぱり纏足はコワイ!!
>特に私は足がでかくて、最近流行りのピンヒールとかも全く履けないので、余計にそう思っちゃいます^ ^;

私も、爪先がちょっとでも痛くなってくると、
歩くのが辛くなってきますからね・・・
いいとこに嫁に行けなくても良いから、纏足なんてやめて~!
って思っちゃうわ~。

>ちなみに外国人による日本旅行記で思い出したんですが、イザベラ・バードという人の『日本奥地紀行』という本をご存知ですか?

イザベラ・バードさんは、残念ながら詳しくは
存じなかったんですが・・・
面白そうな本ですね!
朝鮮紀行とかも読んでみたいです!

>プータロさんの歴史への鋭いまなざしは、とっても参考になります。

ありがとうございます!
こちらこそ、くまくまさんからは、いろいろと
勉強させて頂いてます。
これからも、よろしくお願いしますね! (2005年02月04日 23時05分24秒)

纏足って…  
と魚  さん
結局、体よく女性を囲ておくのによかったんやろうねぇ…

わたし、ワイルド・スワンを読んだときの、最初のショックシーンが、この纏足を施すシーンでした。
その後の、文化大革命の頃の、狂ってしまった中国のころの方が、もっと怖かったけど…

いまも、ぷーたろさんの日記読みながら、そのシーンを読んだときのこと思い出して、ちょっと気分が…(涙)
痛いの一番苦手なもんで ( ̄- ̄;)ゞ
(2005年02月05日 00時25分04秒)

Re:纏足って…(02/04)  
プータロ500  さん
と魚さん、こんばんわ!
いらして下さって、めっちゃ嬉しいですわ~!

>結局、体よく女性を囲ておくのによかったんやろうねぇ…

・・・だと思います。
不自由な体にしておいて、逃げる事さえままならない・・・
そんな意味もあったのかもしれませんね。

>わたし、ワイルド・スワンを読んだときの、最初のショックシーンが、この纏足を施すシーンでした。
>その後の、文化大革命の頃の、狂ってしまった中国のころの方が、もっと怖かったけど…

私も、昔、あの本読みました~!
あれで、纏足の意味を知ったくらいですから・・・。
中国って、思想規制があるために、
これまでなかなか、ああいった批判本って出なかったですからね~。
皆、あの本で、中国の本当の姿を知ってショック受けたんじゃないかなあ?

>いまも、ぷーたろさんの日記読みながら、そのシーンを読んだときのこと思い出して、ちょっと気分が…(涙)
>痛いの一番苦手なもんで ( ̄- ̄;)ゞ

ごめんね~!
私も、纏足のこと調べてたら、気持悪くなっちゃったくらいだからね~。
纏足された女性たちは、それはそれは痛かっただろうね・・・。 (2005年02月05日 00時39分46秒)

Re:纏足は美か拷問か?(02/04)  
haru0225  さん
むかーし、世界史の教科書で、
纏足の足の写真みたぁああ~~!!!!
もう、ぶっ倒れそうになりました・・・
(百合足、なんて書かれてたなぁ)

以前、パール・バックの『大地』を読んだ
時、「纏足をしていない醜い足」というような
記述があって、(パール・バックは確かアメリカ
人だけれども)頭が痛くなりましたし(T_T)

んでも、これも文化なんだよなぁ。
首長族なんかもそうだ、首の長さで
美をきそっているようだし。
今の日本の「トンガリ・パンプス」も
女性誌いわく「足が長くすっきりと見える」
らしいけど、haruは内心早く流行終わってほしい
なぁ、と思っています。
(あれをはくと、二時間も歩けば足が痛くなる
 んだよ~、甲高幅広だからね。靴はやっぱ
 ガシガシ歩けるやつがいい!スニーカーもっと
 ブームにならないかな、笑) (2005年02月05日 11時10分20秒)

Re[1]:纏足は美か拷問か?(02/04)  
プータロ500  さん
haru0225さん、こんばんわ!
いつもまいどありがとうございます!

>むかーし、世界史の教科書で、
>纏足の足の写真みたぁああ~~!!!!
>もう、ぶっ倒れそうになりました・・・

世界史の教科書で?それは、ちょっとグロいなあ~。

>以前、パール・バックの『大地』を読んだ
>時、「纏足をしていない醜い足」というような
>記述があって、(パール・バックは確かアメリカ
>人だけれども)頭が痛くなりましたし(T_T)

私も、パール・バックのことはあまりよくしらなかったんですけど
調べたところによると、彼女・・・宣教師の両親と共に中国で幼少時代を送り、
その後も、人生の半分を中国ですごしていたとか?
もしかしたら、アメリカ人としての感性よりも
中国人の感覚を持ち合わせた人だったのかなあ?

>んでも、これも文化なんだよなぁ。
>首長族なんかもそうだ、首の長さで
>美をきそっているようだし。

そうなんだよね~!いつの時代も、何処の国でも
美を極めるってことは、ある意味、自分の身を削るような思いをしなければ
手に入れられないものなのかもしれない・・・。
纏足や首長族は、その最も特殊な部類の美だよね・・・。

>今の日本の「トンガリ・パンプス」も
>女性誌いわく「足が長くすっきりと見える」
>らしいけど、haruは内心早く流行終わってほしい
>なぁ、と思っています。

私も、あのとんがりパンプスは苦手だなあ~!
(っていうか、まず、足が入らない・・・)
タレントさんやモデルさんたちも、相当無理して履いてるんだろうね・・・。

見た目がカッコよくて、履きやすい靴を探すのって、結構大変!
可愛くって、おしゃれなスニーカーがあれば、最高だね!
(2005年02月06日 00時53分00秒)

こんばんわ  
”シュリーマン”名前は聞いた事ありますね。
40歳で商社の仕事を辞めて、悠悠自適に世界一周旅行を楽しんだ方なんですか~。羨ましい!
私も去年北京に行った時、万里の長城で桃の食べてその皮を”ぺっ”てその辺にはく中国人をみて”ギョッ”としました。確かにあれは汚いですよ。
昔もそんな光景をみて日本をみればまさしく”清国・日本”ですね。

纏足もNHKのドキュメントで前み事があります。
本当可愛そうな足をしたおばあちゃんをみました(T_T)プ-タロ500さんの書いて見えることも理由の1つでが、その頃の女性は外を出歩けないように(世間知らずにしてウブな女性にする為)するのも目的だったようですね。
中国4000年の歴史の中には紐解くと色々あるんでしょうね。
(2005年02月06日 23時18分35秒)

Re:こんばんわ(02/04)  
プータロ500  さん
ともキッチンさん、こんばんわ☆
いつも、いらして下さって嬉しいですよ~!

>”シュリーマン”名前は聞いた事ありますね。
>40歳で商社の仕事を辞めて、悠悠自適に世界一周旅行を楽しんだ方なんですか~。羨ましい!
>私も去年北京に行った時、万里の長城で桃の食べてその皮を”ぺっ”てその辺にはく中国人をみて”ギョッ”としました。確かにあれは汚いですよ。

今でも、中国の人の気質って、変わってないんですね~。
そういえば、中国の赤ちゃんって、オムツを履いてないそうで、
汚物もそのまま垂れ流しなんだそうです・・・。
衛生観念のあまりの違いに、びっくりですよね~。

>昔もそんな光景をみて日本をみればまさしく”清国・日本”ですね。

多分、この場合、シュリーマンの本では、清国(しんこく)は
昔の中国のことを指しているのだと思いますが、
なるほど・・・!そうですね、そういう風にも読めますね!
(ともキッチンさん、さすが~!うまいです!!)

>纏足もNHKのドキュメントで前み事があります。
>本当可愛そうな足をしたおばあちゃんをみました(T_T)プ-タロ500さんの書いて見えることも理由の1つでが、その頃の女性は外を出歩けないように(世間知らずにしてウブな女性にする為)するのも目的だったようですね。

昔の中国では、女性も男性も・・・人権とかそんなもの
全然なかったんでしょうね・・・。
特に、女性は、単なる、男性の慰み者っていう存在だったんだろうな~とも思いますし
女性達も、纏足をしてさえいれば、男性に喜んでもらえて幸せになれる・・・
それ以上の考えは、思い浮かばなかったのかもしれません。

>中国4000年の歴史の中には紐解くと色々あるんでしょうね。

そうですね~。他にも、去勢(?)された男性達=宦官(かんがん)とかも
存在したそうだし・・・中国は奥深いですよね~。
(2005年02月06日 23時47分19秒)

きめええええええええええええっ  
本多忠勝 さん
奇知外ですね。相当気持ち悪いです。見ていて吐き気がします。足を切断した方がまだ親切のような気もします。
絶句ですね。
そんな卑猥な奴らなど、残らず血を絶やしてしまえばいい。
ああっ、いますぐゲロがでそう。 (2011年02月19日 19時32分53秒)

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