SATORISM@下関のブログ

SR的独断流三十路論


なかなか重みのある言葉である。
何故か?その答えは「一般的な世間の常識」
にあると思う。

例えば
「20歳の大学生大麻所持で逮捕」と
「30歳会社員大麻保持で逮捕」
はどう違うのか?
やったことは一緒。
でもなんとなく重さが違う。

「30歳で独身」
「30歳でフリーター」
「30歳で毎日ナンパ」
「30歳で女子高生と交際中」
「30歳で、、、、」

こうやって羅列をすると、
確かに30歳というのは
何かの一つの節目なのかも
しれない。
その何か?とは?
そー「一般的な世間の常識」
の範囲内で、だ。

いつのまにやら俺らは
「平均であること」を
良しとする教育を受けて育った。
今では運動会の徒競走は
手をつないでみんなでゴールする
って学校もあるらしい、、、、

つまり人と同じであることを
求められる教育を受けてきた。
平均がいい。
飛びぬけて何かが出来なくても、
平均的に生きていくことを求められた。
だからそこから少しでも脱線すると
「非常識者」扱い、
「きち*い扱いされた日々」
(@ブルーハーツ)になってしまう。

偉そうに日記を書いている俺も
この「一般的な世間の常識」
に囚われている一人である。

要するに、30歳になって
定職にもつかずに好きなように
生きていることは「非常識」
になるってことだ、今のこの国では。

だから世間一般的に30歳には
「常識」「分別」「社会性」
「家族」「仕事」
などなどが求められている。
いや、求められているというよりは、
世間で評価されるために
そうすることが一番いいと
自然に教育されている、
といった方が正確かもしれない。

恐るべしアメリカの占領政策。
戦後50年でマジでこの国は
骨抜きカルビになっている。
少なくとも今は主君が死んだからって
腹を掻っ捌く(切腹)人間は
ゼロに等しいだろう。

一般的な世間の価値観の中での
30歳とは、
(もちろん個人個人
価値観は違うのであくまで一般論)
平均して当たり障りのない
人物像が求められる年齢でる、

って感じだと思う。

少なくともこの国ではその
“当たり前さ”っぷりが
あればあるほど評価が良い。
20代まではある程度の破天荒さが
若干の評価の対象になるが、
(まーこれも若さゆえにって感じだが、、)

それも30歳を境に急変する。

20歳でフリーター
まー頑張って仕事見つけないとね、
程度が、

30歳でフリーター
お前大丈夫か????
に変わる。

それが「一般的な世間の常識」の範囲。
悲しいかな、それが現実だ。

だから

教育ってマジで恐ろしい。

多分上記のような感じが
世の中の大半が思う三十路とはってとこだろう。
勿論独断と偏見。異論反論はBBSへ。

「そんなの関係ないね!!」
って何人の人が

心から

言えるだろうか?
残念ながら「関係ない」
って言い切って
生きていける猛者は
本当に少ないと思う。

それほど大きくて、そして恐ろしいんだ、

「世間体」

ってのは。

大概がそれに縛られてあきらめていく。
何かを諦めて生きていく、、、、

さてさて、それを踏まえて
ここからがSR的三十路論。
これを踏まえてないと、
とんでもない茶番になってしまう。

世間体ってのを踏まえたうえで
俺的三十路論を展開したい。

論語の中にこんな有名な言葉がある

「子曰わく、吾れ十有五にして学に志す。
三十にして立つ。四十にして惑わず。
五十にして天命を知る、、、、、、、、」

この後60にして、と続いていくんだが
ここではあえて割愛をさせていただく。

「三十にして立つ」
マジでしびれる言葉だ。
間違いない。これからだ
、、、、、ん???

よく読みなおしてみよう。

孔子は30歳になっていきなり
一本立ちしたわけではない。

15歳のときに学問を志している。
それから15年の積み重ねの結果
「30にして一本立ち」
出来たってことなんだ。

*注
俺はここで30まで何かを成していないと
ダメだとか、そんなことを論じる気は毛頭無い。

以下BBSへの20代前半の女の子の投稿

********************
ヤスミン2006さんのコメント

私の三十路論
何か大きなことをやろうとがんばり始めるには遅い、
かなり現実を見つめて生きる時期。
何かをやりつづけてきた人にとっては、
あぶらが乗り始める時期。

*******************

間違いない。ノーダウト。
しかし、この先を少し考えてみた。

10代、20代でしっかりとした
目標をもって努力をしてきた人に
とっては30代は少しずつ収穫が
表れてくる時期だろう。
正に30にして立つ、だ。
そーゆー意味では世間の常識も
ある程度必要になる。
なぜなら世間からの評価というもが
頑張る目標であることが多いからだ。
これが正しいか間違っているかなんて
はっきりいってどーでもいい。
大事なのは自分が何を目指して生きてきたか、
これから生きていくかってことだと思う。

その何年かの結果によって30歳から

“一本立ち”出来るってこと。

じゃあ今まで何の積み重ねの無い人は?
簡単だ。
いまから積み重ねればいい。

20からスタートしようが、
30からスタートしようが関係ない。

でも前者に比べると精神的には
タフさが必要になる。
なぜなら「世間の常識」またの名を
「世間体」はいやおう無しに
あなたの今までの現実を「冷笑」してくるから。

やはり二十歳そこそこで何かを目指すのと、
30歳から何かを目指すのではやはり
色んな差はある。

(例えばミュージシャンやお笑い芸人を
考えると理解できるだろう。)

でもはっきりいって関係ない。
本当に一生懸命、
(いやここでは一所懸命が正解か)
努力を積み重ねていけば
35で立てるかもしれないし、
40で立てるかもしれない。

大事なのは年齢では無いのだろう。
どっからだって、どの年からだって
何でも出来る。
ただ世間体という魔物に負けて
諦めてしまうかどうかってこと。
諦める可能性が年を重ねれば
重ねるほど高くなるってことだ。

勿論何もしなくてもいい。
何かしないと負けなんてことはない。
ただ自分が今の自分になんとなく
「居心地の悪さ」
を感じていないかどうかが大切。

SRが思う三十路とは

今までの自分の生き方を振り返ってみて、
「よしっ!こっからだ!!」

と一言自分に言い聞かせ、
何かを目指して生きていくことを
考えるチャンスをくれる節目だ。

それがサトリズム的三十路論だ。

だから捨てたもんじゃない。

三十路はそーゆー意味では
立ち上がるチャンスだ。

世間体を気にして生きる人、
世間体関係なくわが道を行く人、
何も考えずに漠然と生きる人、
何かを目指して頑張っている人、

人には色々あっていい。
繰り返しになるが、
それが正しいか間違ってるかなんて
どーでもいい。

俺敵には三十路はそーゆーことを
考え、踏まえた上で次のステップ
に行く「岐路」だってこと。

それが言いたかった。

さー20代最後の7ヶ月。
独身で迎える30代。
とにかく自分に嘘をつかずに
難しく考えずに楽しく生きていこう!!

これから30歳を迎える
昭和49年コネクションへ、

自分の生き方に居心地の悪さ、
疑問、後悔を感じたら即効
考えて動き出そう!!

ピーーーーーーーース!!


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