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中学受験生にとっては人生初めての受験となる。と言っても、うちの地区は埼玉と東京の境にあるので、都内私立中を第1志望とする子も、みな1月に埼玉県内の私立を受験している。だから既に全員スベリ止めは決まっている。しかし、本番は明日!おそらく今までの彼らの人生で最大の壁であろう。でも、こんなに早い年齢から受験を経験できるなんて幸せだぞ。明日は自分の100%の力を出せるように頑張ろう。何もできないが陰ながら応援してる。受験は君たちが一人で乗り越えなければならないんだ。僕は見守るだけだ。ただ、不安になったら泣きながら勉強したことを思い出せ!君たちは頑張った。大丈夫だ。自信を持て!良い報告を待ってる。
2007/01/31
中学生くらいの頃はドラえもんが欲しかった。「こんな時、ドラえもんがいたらな~」そんな風に考えたことがあるのは僕だけじゃないはずだ。 しかし、歳を重ね30歳になると、妄想ももう少し現実に近づく。「こんな時、弥七がいたらな~」 猫型ロボットから風車へ夢はシフトした。弥七がいたら、先ほどのバスの運転手がタバコを吸おうとしたその瞬間、風車がシューーーーーーーっと。 さて、昼食を取ってから、仕事です。
2007/01/31
早めに会議が終わり、教室間移動中の出来事。ある駅でバスに乗ろうとしてバスを待っていた。ふと時刻表の看板(?)に目をやると、「バス停留所での禁煙にご協力ください」の文字。まあ、俺はタバコ吸わないから関係ねーや!なんて考えてたら、すぐにバス到着。車内に乗り込むが、まだ発車まで10分ほどあるので、出発しない。ボケーッと車内の椅子に座って待っていた・・・。 そしたら、運転手がエンジンを止め、バスを降りだした。で、何をするのかと思えば、いきなりタバコを吸うと来たもんだ!何考えてんですか!?客が我慢してんのに、自分たちが吸ってどうすんだよ!おい!関○バス!お客様をなめんなよ。運転も下手だし、客がバス停に走ってきていても扉あけないで出発するし、客に敬語は使わねーし。ろくなサービスもできてないのに、せめて自分たちで決めたルールくらい守れや。
2007/01/31
学習塾ごとの方針やおのおのの先生方の考え方もあるので、決して一般化はできないが、私は解説は短ければ短いほど良いと考えている。 説明すべき項目や解説したい事柄が10あるとしたら導入解説の段階ではあえて3~4割に抑え、残り7~6割は生徒が問題演習のする中で補足的な説明を加えることが理想と考えている。より理想を言えば、残り7~6割は、生徒自身が問題を解く過程で自発的に理解できるようになれば最高だ。 もちろん一概に解説が短ければ良いというものではなかろう。私も大学受験生の授業をしていた頃は、90分話し続けていたこともあったし、現在も分野によっては、どうしても導入解説が長めになってしまうケースもある。しかし、これも工夫次第で出来る限り短くまとめることは可能だ。 最近、私の塾では先生方の解説が非常に長い。それは個別指導部にもクラス指導部にも当てはまる。入試問題を扱っているという面もあるが、それにしても長い。喋り続けている先生が多い。研修段階では、説明のし過ぎは生徒の実力向上にはなっていない、ということを徹底的に指導するが、それでも、どうしても説明が長くなってしまう先生はいる。1つは、指導スキルの問題であろう。短く要点をまとめる術がないため、説明過剰になってしまう。もう1つは、意識の問題だ。「実力は説明を聞いている時ではなく、問題演習をしている時に付いている」ということを理解していない講師は、長い説明をしがちだ。 好意的に解釈すれば、やはり塾講師は教えるのが好きな人が集まっている側面も否定できない。それに知っていることは、ついつい喋りたくなるのが性というものだ。 しかし、自分の知識を披露するだけで終わってしまってはいけない。それは自己満足だ。講演会でもなければ、結婚披露宴のスピーチでもない。主役はあくまでも生徒である。力を付けるためには、問題をできるだけ解かねばならない。そのためには解説は短いほど良いのだ。解説が短ければ、1コマで進める単元数も多くなる。そのことをしっかり頭に入れて授業に臨むことが大切だ。(自戒を込めて)
2007/01/30
今日は会議がなく、なぜか仕事もそれほど忙しくない。授業も入ってなく、自習に来る生徒を指導するだけだ。と、油断していると、急に忙しくなるのが常なんだけど^^;ちくま書房から出ている『賃金デフレ』(山田 久)という本を先ほど購入し、今読み終えた。これは、久々おすすめ☆ぜひ読んでみてください。 そう言えば、先日の朝まで生テレビをビデオに録画しておき、日曜日に見ましたが、「同一価値労働同一賃金」って塾業界だと難しいと思いませんか。そもそも民主党の言う同一価値とは何か?1コマの授業を埋めれば、それで同一価値になるのか?同じ1コマの授業でも、退屈で眠くなる授業もあれば、笑いが絶えない授業もある。成績がグーンと上がる授業もあれば、ほとんど成果のない授業もある。綿密に計算されたプロの授業もあれば、行き当たりばったりの全くわけのわからない授業もある。「それでも1コマの授業は1コマ分。その1コマの授業で発生する売り上げも決まっている。だから同一賃金にせよ。」ということですか。確かに、1回の授業だけ見れば、その授業でどれくらいの効果があったか分かりにくい。1回の授業から、塾側で得られる売上・収入も一定だ。講師によって、授業料が違うなんてことはありえない。そういう意味で、プロの授業もクソみたいな授業も同じ1コマ分だろう。でもね、良い先生の授業は生徒の表情が違う。満足そうな表情を見ていると、こちらも安心するし、嬉しくなる。さらに良い授業をしょうと先生方も気合いを入れている。何時間も準備をして、1コマの授業に臨んでいる。そんな素晴らしい授業と、生徒にとってほとんど価値のない授業が同じなんだろうか。 そもそも同一価値って、会社が決めることなのか、消費者か決めることなのか。その判断も難しいよね。 しかし、法律上「同一価値労働同一賃金」が導入されたら、塾業界困ってしまいますね。「同一価値労働同一賃金」は、アメリカ型職務給であれば、その導入は容易かもしれないが、日本型職能給、さらには日本型の労働組合の形態から考えると導入は難しいと思うのだが。受験シーズンが終わったら、「同一価値労働同一賃金」に関する本「職能給と職務給」に関する本を読みあさろうと思います。
2007/01/30
うちの中3生の中に、高校から京都に引っ越す子がいました。そして、彼は同○社○際を受験したのですが、見事12月の推薦入試で合格を果たしました。おめでとう!!! ところで、最終盤は、同○社○際さんの過去問を中心に解いていました。2月に行われる一般入試の過去問と解説は発売されているのですが、12月の推薦入試の過去問は発売されておらず、学校から2年分入手しました。ただし、英数国とも解答がないので全て自分で解いてみました。 解答のない入試問題を解く緊張感はたまりません。とにかく何度も何度も解き直します。数学は計算ミスや途中の考え方に間違いがないかを何度も確認。国語は1日寝て、頭をすっきりさせてから解き直すこと3度。英語も簡単なことでも、辞書で確かめる。絶対に間違えることが許されないので、教える側も普段以上に慎重になります。 それにしても、学校側はなぜ解答例を発表しないのでしょうか。もし特別な理由がないのであれば、解答例を発表してほしいと思います。
2007/01/30
2月1日が近づいてきた。都内中学受験の初日である。都立高校の推薦入試発表日でもある。埼玉県立前期入試の日でもある。緊張する。。。うちの塾は埼玉県と東京都の県境に位置しているため、埼玉県立受験と都立受験、両方の中学生がいる。さらに今年は、高校に入ってから千葉に引っ越す子が1人、愛知に引っ越す子が1人、京都に引っ越す子が1人いる。そこで、いろいろ入試制度を調べたが、愛知県は埼玉県と同じくらい複雑ですね。ただ、他の塾の先生に説明を受けて、非常に面白かった。へ~!こんなシステムになっているんだ~!!東京とも埼玉とも千葉とも異なる独自のシステムであった。勉強になりました。(入試制度をあれだけ面白く解説する技術も勉強になりました~)しかし、それにしても各都道府県の公立入試制度は複雑ですね。もう少し分かりやすい制度にしてほしいです。中学受験は実力重視。大学受験も実力重視。しかし、高校受験だけは内申が半分程度加算される。こうなると、塾の授業も学校別定期テスト対策に力を入れざるを得ない。個別指導塾が流行っている背景には、このようなこともあるのでしょうか。うちは集団と個別を両方やっていますが、学校別の定期テスト対策に関しては、やはり個別指導の方がやりやすいと感じます。クラスの方は、学校毎に定期テスト期間がバラバラのため、なかなかカリキュラムを調整するのが難しいです。これは我がクラス指導部の永遠の課題だと思っています。
2007/01/30
ある学校の社会科で渡されたプリントを読み、気になったことがある。そのプリントには、参勤交代の目的は「大名にお金を使わせること」と書いてある。これって、目的と結果の混同のような気がするのだが。それとも僕が習ってきた知識が間違っているのかな。僕は中学時代に参勤交代の目的は幕府が大名に忠誠を誓わせるために行ったと習った。また、大名を江戸に滞在させることにより、幕府の力を大名に示すことも目的としていた、と習った。そして、その結果としてたまたま「大名にお金を使わせることになった」と解釈していた。つまり、「大名にお金を使わせること」が「目的」なのではなく、大名の財力が弱まったのは、当初幕府が意図していなかった偶然の結果である。そう理解していた。 試しに、塾にある教科書や参考書をいろいろ確認してみた。ちょっとボカして書いてあるものや、そのあたりには一切触れていないものもある。ちょっと勉強不足を露呈してしまった。図書館でいくつか文献を調べてみようと思う。
2007/01/30
小学校から高校まで野球をやっていたため、大の野球ファンである。今回、日本代表の監督に阪神シニアディレクターの星野仙一氏が選ばれた。 まあ、阪神にいても、何をやっているわけでもなく昨年中日と優勝争いをしている中、暢気にNHKの大相撲にゲスト出演され、あげくの果てに「今日の阪神の先発は誰だったの?」などと他人事のようにアナウンサーに聞く始末。仕事内容は一切不明。それでいて億単位の年俸を阪神からもらっていた。しかし、阪神球団からも「辞めろ」とは言えないし、星野さんからも「辞める」とは言い出しにくい状況。 そこに日本代表監督就任の話。これは、阪神球団、星野さん両者にとって、絶好のタイミングであった。 まあ、それは置いておき、星野さんの日本代表監督は良いと思う。野球の日本代表の問題点は、「ベストメンバーが組めない」の1点に尽きる。五輪の際は「各チーム2名まで」などの規約があったせいもあるが、ベストメンバーが組めない最大の理由は、セリーグの辞退者が多いことである。昨年の日米野球(正確には日本代表ではないが)では、辞退者が25人も出たということを楽天・野村監督が嘆いていた。また、昨年3月に日本が優勝したWBCでも、阪神と中日から多くの辞退者が出ていたとの噂もある。シドニー五輪の際もそうであったが、 野球の日本代表にとって、最大の課題は「ベストメンバーを集めること」であった。 その点、星野さんが監督をやれば、阪神と中日の選手はまず辞退できない。また、星野監督と非常に仲の良い原監督が率いている読売の選手も辞退できない。さらに山本浩二氏がコーチとして入閣したので、広島の選手も辞退できない。パリーグの選手はもともと協力的だ。これでベストメンバーが組めるであろう。そもそも、星野さんのことだ。代表を辞退した選手は、間違いなくマスコミに名前が漏れる(笑)怖くて辞退など出来ないであろう。 五輪には、イチロー(マリナーズ)や松井(ヤンキース)が出場しないことを明言しているが、星野さんが監督になったことで、国内組だけで十分強いチームが作れそうだ。ただ、城島だけは出て欲しい。あの選手は凄い。(ついでに「細かすぎて伝わらないものまね」に城島の物まねをする人が出てくるが、彼も凄い。) 1つ心配なことがある。星野さんは短期決戦が苦手である。日本シリーズの戦績を見れば一目瞭然だ。その点だけは不安材料である。
2007/01/29
英検合格率100%は不可能に近い。その事実に気づいてから、1時間(笑)今朝方、「塾の英検合格率を100%にしたい」と書いた。第一段階として、今までうちの塾でやってきた「英検コース」の点検を行うことにした。まずは各年度、各回の合格率の洗い出しから始めてみた。英検コースを初めて、最初の数年は合格率は右肩上がりであった。毎年、順調に合格率が上がっていた。しかし、まれに極端に下がる回もある。非常に合格率が高かった年の翌年にガクンと下がっているケースもある。 そこで、あることに気づいた。そうか!なるほど!うちの「英検対策コース」で100%合格させることが不可能なんだ。いや、出来ないこともないけど、かなり難しいことなんだ。 英検は年に3回ある。(6月、10月、1月)日々研究を重ねた結果、指導法は年々良い形になってきていると思う。当然、合格のためのノウハウも蓄積され、合格率も上がってきた。問題はここからだ。我々の指導力とノウハウが向上すると、小学校時代に英語を全く勉強したことがない場合でも中1の第3回試験(1月)で、多くの生徒が4級に合格するようになる。すると、その4級に合格した中1生は、中2の第1回(6月)で3級に挑戦することになる。こうなると、合格率は極端に下がる。いくら4級に合格する実力があっても、中2の6月に英検3級は難しい。英検協会側の発表によると、3級は中学修了程度だ。しかし、実際は仮定法や分詞構文など高2程度の内容まで出題される。単語レベルも教科書とは比べものにならない。当然、普通の中2生が6月に合格できるテストではない。 つまり、こういうことだ。塾の英検指導が完成形に近づけば近づくほど、ある級に合格する時期が早まってくる。たとえば、普通なら中3の第1回(6月)で英検3級に合格するところが、うちの塾生は中2の第2回か第3回で合格することになる。すると、本来3級を目指すはずの中3の6月段階で、うちの塾生は英検2級や準2級を目指していることになるのだ。受検級が、どんどん前倒ししてくるわけである。また生徒の意欲が向上すれば向上するほど、早く次の級を受けようとする。実は今回も中1の子が3級に挑戦した。その子は、うちの英検コースの授業を受け、今年5級と4級をクリアしてきた。しかし、今回はおそらく不合格になってしまうであろう。結果として、塾の英検指導が熟達すればするほど、また、生徒の意欲が向上するほど逆に、次回以降の合格率は下がってしまうというジレンマに陥るのである。合格率を100%にしたいのであれば、合格できなそうな子を受検させないしか方法がない。つまり、あまりに今の学年とかけ離れた級を受けさせないようにすることだ。しかし、そんなことはできるはずもない。こうして、「英検合格率100%は限りなく不可能に近い」という結論に達したわけである。
2007/01/29
馬鹿だった。今朝の日記で英検合格100%を宣言したが、不可能なことに気が付いた。 今、ここに過去10年の塾生の合否データがある。それを見て、気づいた。英検100%合格はあり得ないことなんだ・・・ そうか・・・そういうことか・・・
2007/01/29
問題は中学生だ。中学生にも「文型」という単元がある。中2で第4文型と第3文型の書き換え中3で第5文型が出てくる。塾用テキストでも、栄光さんの「新演習」というテキストは、はっきりと「文型」という単元名を使用している。一方で、育伸社さんの「シリウス」「JACK」というテキストでは、文型という単元名は使用せず「目的語を2つとる動詞(←第4文型のこと)」というような表現を使っている。僕は、今のところ、中学生には「文型」という言葉は教えないし、「文型判断の知識」も教えないで指導している。それが正しいかどうかは別として、中学生段階で「文型」を指導すると生徒が混乱するのではないかと危惧しているからだ。それに何より、都立高校、埼玉県立高校、都内の私立高校で文型判断の必要な問題は出てこない。だから、僕は中学生には文型を教えないで今までやってきた。たとえば、第4文型と第3文型の書き換えは、1つの方便として「熟語」「公式」という表現を使って処理している。それで今まで問題になったことはない(中学生段階では)。ただ、最近では近隣の大手塾で「文型」を売りに指導している塾が多くなった。関東最大手のI塾さんや、埼玉県と都内で勢力を伸ばしているS塾さんの折り込み広告を見ると「文型」という言葉が見える。どのように指導しているのか、また効果はどれほどあるのか、興味は尽きない。一方で、高校入試の問題を見る限り、必要性を感じないことも確かだ。もし、文型を取り入れた方が、より生徒指導向上になるのであれば、検討したいが。今後の研究課題としたいと思っている。
2007/01/29
僕自身、「文型」の指導は好きだし、得意な分野でもある。大体、高校に入学した高1生が、春先、学校の授業で文型を習うと「さっぱり分からなーい」と僕の所に来る。(かなりの高確率で)僕は「待ってました~!」とばかりに文型の指導をする。生徒は「あ~!!そういうことか~!」と嬉しそうな表情をする。ただ大切なのは、「文型判断」のために「文型」をやっているのではなくて、「文型」を判断した後、読解や文法問題へ応用することが目的であるということを生徒に伝えることだ。だから、生徒が文型を理解したら、今度はその知識を利用して長文や文法問題を解いていく。生徒はちょっと感動し、満足そうに帰宅していく。ちなみに生徒が満足した時は、帰り際ほぼ例外なく「ありがとうございました~!」と笑顔で帰宅する。文型は分かれば楽しいし、応用も利くし、日本人が英語学習をする上では大変有効であると個人的には思っている。
2007/01/29
中学生の英語指導の際に迷うのは「文型」である。そう、あの第1文型から第5文型の「文型」だ。僕は大学受験の際、「文型がちがち」の先生に指導を受けた。具体的には河合塾と代ゼミの先生に教わったのであるが、多くの先生が「文型」を巧みに操り、鮮やかに問題を解いていく。中には文型を一切使わず、「パラグラフリーディング」という手法を利用し、速読していくタイプの先生もいた。僕はそうした先生も大好きだった。予備校生や予備校の先生の中には「精読派」と「速読派」に分かれ、お互いを批判し合う風潮があったが、僕は両者の方法論を自分なりにミックスし、英語の問題を解いていった。どちらが正しいとかでなく、僕は両方とも好きだ。文型がちがちの「構文主義派」も、パラグラフリーディングやスラッシュリーディングを利用した「速読(左から訳す)派」も両方好きだ。今でも両方を使い分けて問題を解いている。ただ、大学受験の英語は「文型」をしっかり理解していれば解ける問題が非常に多いのは事実だ。一見、熟語の知識や単語の知識を問うているようでいて、実は「文型の知識」があれば解ける問題が多数ある。早稲田大学の入試問題などは非常に良問だと思う。その点で、僕は「文型」の重要性は重々承知している。
2007/01/29
最近読書量が減ってきた。早稲田大学の入学式で、当時の学長が言われた言葉が印象的だ。「大学時代は本を読む4年間です。できれば、1日に1冊読むことを目標にして下さい。」1日1冊!?受験参考書しか読んでこなかった自分には衝撃的な言葉だった。その言葉が妙に心に響き、大学時代は1日に1冊を目標に本を読んできた。しかしその後、予備校講師や大学教授、塾講師関係者やビジネスマンと知り合うに連れ、1日1冊という数字がいかに大したことのない数字か思い知らされる。予備校講師、塾講師、大学教授、ビジネスマン、作家の卵、大学院生・・・こうした人の中には、「1日に3冊」読む人が非常に多い。それを聞いてから、僕は1日3冊を目標にした。「絶対1日に3冊読んでやる!」・・・・・・1日で挫折した。僕は本を読むのが非常に遅い。文章を読むスピード自体は、普通の人の3倍くらいで行けるのだが、段落ごとに止まって、考え事をしたりメモをとったりすることが非常に多い。そのペースで1日に3冊読むと、1日中本を読んでいることになる。読書のために、彼女や友人を捨てなくてはいけない。仕事も辞めなければ!それに気づいたのは、「1日3冊」を決意した当日。2冊目の冒頭を読んでる時であった。早めに気づいてよかった~しかし、1日1冊のペースは守り続けた。ただ、この数年はそれもままならない。最近は「1週間に3冊」を目標としている。読むのは哲学書、ビジネス書、心理学がほとんどだ。とくにビジネス書は大量に読んだ。今、自宅にはビジネス書がおそらく1500~2000冊くらいある。この3年間年間購読している「プレジデント」を含めると、もっとある。今まで読みっぱなしであったが、せっかくブログを始めたのでこれからは本の感想や要点を整理しようかな、、、などと考えている。
2007/01/29
英検合格100%に向けてやること。Step1 まず、自塾の「英検コース」の点検→問題点の洗い出しStep2 英検の問題傾向の徹底的な分析Step3 市販問題集の研究Step4 「これだけやれば絶対合格できる」というカリキュラムの作成Step5 上記カリキュラムを誰でも消化できる仕組み作り(塾のシステム)このあたりであろうか。Step1は、当然にやらねばいけない作業。Step2と3は、今までもやってきたつもりだが、再度点検が必要であろう。Step4は楽しい作業だ。塾の仕事の醍醐味でもある。(ただ残念なことに、塾の先生の中にはこうしたことを面倒がる人が多い。 いや、それともうちの会社だけであろうか・・・。 塾の先生の最高に楽しい部分なのに・・・)Step5。これこそが「肝」だと思っている。「努力しろ」「覚えろ」。これだけなら、ロボットでも言える。インコでも言えるかもしれない。大切なのは、無理矢理にでも覚えさせるシステムだ。しかも、それが苦役や拷問でなく、生徒自らが「自発的かつ楽しく」覚えられれば最高だ。まずは、Step1。うちの塾の「英検コース」の問題点を考えてみる。
2007/01/29
英検合格100%これをどうにかクリアしたい。英語の資格試験は、TOEFL、TOEIC、国連英検を始め、軽く10以上ある。そうした試験の中で、英検の欠点としてよく挙げられるのは「喋れない」「日本国内でしか通用しない」というものだ。ただ、高校入試の推薦の際、単位認定してくれたり得点化してくれたりするので、中学生にとっては大変メリットのある試験であることは確かだ。また、受験学年でない中1生や中2生にとり、よい動機付けにもなる。それに、なにより合格したら嬉しいよね!!それが一番大事かも。自分に自信がつく! うちの塾ではこの10年、準会場として英検を行ってきた。内部生を対象とした「英検コース」も設置している。しかし、毎回数名の不合格者が出てしまう。これではお金をいただいている価値が全くない。保護者の方に申し訳ない。たしかに、こちらの指示通り勉強してくれない子や覚えるべきことを覚えきれなかった子もいる。しかし、そんなことは保護者の方からすれば関係のないことだ。そもそも覚えられなかったのは、生徒の責任なのか!?いや、それは先生の責任でもある。覚えさせる工夫、覚えようとする動機付け、覚えるまで帰さないシステム。こうした努力をしてこなかった塾側の責任でもある。保護者は「英検コース」にお金を支払っているのである。だったら、絶対合格させてほしいはずだ。 だから、僕は「塾生全員合格」を目指す。(もちろん英検を希望した人のみね)具体的には中学2年生のうちに英検3級に合格させれば、価値があると思っている。その方法を今年は模索していきたい。
2007/01/29
なぜなんだろうか。自分の塾に来ている子って本当にかわいいと思う。子供はみんなかわいいのだが、自分の塾に通っている子は特別かわいいと思うから不思議だ。彼らが僕の塾に来たのは単なる偶然。チラシをよく検討して、来てくれた子もいるかもしれない。うちの授業料が地域で一番安いから来てくれた子もいるかもしれない。友達が通ってるから、という理由だけで来てくれた子もいるかもしれない。別に何も考えず、近所というだけで来てくれた子もいるかもしれない。でも、一度うちの塾に来てくれるともうそこからは僕の生徒だ。よくうちの塾に来てくれたね。必ず力を付けてあげるからね。そんな風に思う。生徒が静かに自習をしている。黙々と英検の問題に取り組んでいる。何だか職員室の周りで騒いでいる。そんな1つ1つの場面でふと思う。この子たちに絶対力を付けやろう!って。経済的に見れば、「授業料に見合うサービスを提供しているだけだ。別にごく普通のことだよ。」という見方もあるだろう。でも、それじゃあ何だか味気無い。そういう経営とかサービスとか、そんな視点じゃなくて塾生をまるで自分の本当の子供のように感じることが多い。 なぜなんだろう。
2007/01/28
英検は年3回ある。うちの塾では、年間のべ1000人くらいの合格者が出る。(もちろん全教室、年3回の合計です。)合格率はだいたい85%前後でしょうか。これをどうにか100%に上げられないだろうか。と言っても、例えば中3が英検5級に受かるのは簡単。そうではなくて、具体的には、中2の第2回試験(10月)あたりで、全員3級に合計できるようなシステム、カリキュラム、教材を構築したい。もちろん学校の勉強や塾の通常カリキュラムとは別に進めるので平日や土日の自習のみで合格できるシステムが理想なんだけど。難しいかな…でも楽しそうだ!来年のテーマにしよう。必ず来年中に何か目に見える形を作りたい。
2007/01/27
中3の社会を検討中です。個人的には『オ○○ナルテキスト』というテキストが好きで採用したいところです。しかし、週1回の授業で、地歴の復習と公民の内容を網羅するためには、3分冊になっている『オ○○ナルテキスト』では分量が多すぎます。そこで地歴公民が1冊にまとまっているテキストから選ぶことになります。今、社会を担当する先生と話し合っていますが、候補は『シ○○ス 中3』『マ○○リア 中3』『新○問 中3』『ウ○○ング 中3』の4冊に絞られました。他に『強○と○策』『ビ○ダー』『研○と○成』などオールカラー版の総まとめ教材もありますが、問題演習量を考慮すると、やはり最初に挙げた4冊の方が良いかな、という結論に達しました。以前は、社会の自作プリントを作成していました。しかし、地理と公民のデータを毎年点検・改訂しないといけないですし、結局、一生懸命作成した割には既成の塾用教材と大して変わらなかったり・・・、ということで最近は補助プリントとして使用するだけにとどめていました。それに、まだ「ワープロ」時代(東芝ルポです)に作成したものなので、一度ワードや一太郎に変換しないといけないんですね。ということで、悩みに悩んだ末、社会はウィニングと新中問のどちらかになりそうです。これにオリジナルプリントを混ぜたり、毎回一問一答のテストを組み込んだりしながら、年間で地歴公民の全範囲を終了できるようなカリキュラムを作成します。週1回の授業ですが、ここは腕の見せ所です。自宅学習とリンクさせ、1年間で東京都立、埼玉県立に必要な実力を付けさせます。うちの塾に来た子には絶対に損はさせないからね。一生懸命やろうね。そんな気持ちでテキストを選んでいます。
2007/01/27
中学生の理科は、ほぼ頭の中で決まっている。中3生は、『ウィニング』と『中学新ワーク』が第1候補だ。うちの社長は、いろいろな塾組合に加入しているようだが、どの組合でも「理科はウィニングが良い」という意見が多数あるとのこと。確かに『ウィニング』は優れた教材だ。『ウィニング』と『中学新ワーク』両方とも同じ出版社であるが、クラスで指導する場合は僕は『ウィニング』の方がやりやすいかな。ただ、中学新ワークの途中ページにある「強化学習」も最高ですね。あれは良い。ってことで悩むところですが、ちょっと贅沢して理科は2冊体制!『ウィニング』と『中学新ワーク』で決定にします。宿題や確認テストなどを組み合わせて、上手に使おう! ※理科のテキストでは『みるみるわかる理科』も非常に良い。 塾講師になりたての頃、実は理科が一番は僕自身が苦手であり、解答を見てもどうしても???????の時がたびたびあった。その時の参考書として、今までは『中学理科事典』という市販のぶ厚ーい本を参考にしていたが、最近は『みるみるわかる理科』の中1~中3を見るようにしている。非常にわかりやすい説明がなされている。ちょっと解説がくどい部分もあるし、化学分野は別の方法で指導することもあるが、先生が見ても参考になるテキストですね。
2007/01/27
そろそろ来年度の採用テキストを決定しなければならない。○「中学生」 5科目×3学年分○「受験をしない小学生用」 2科目×3学年分○「中学受験生」 4科目×3学年分○「都立中高一貫校」 が2学年分○「高校生」 各自バラバラこれだけ決めないといけない。しかも、学力別クラスにしているので、各クラスごとにテキストを変える必要がある。大変だ~~~と、言いつつ、実は今ニコニコしている。いろいろな仕事がある中で、このテキスト決めは最高に楽しい。何十種類ものテキストを眺め、年間のカリキュラムや授業風景を頭の中に描く。「このテキストを使って、こんな風に授業を進めよう。」「このテキストなら、あの子たちにぴったりだな。」「このテキストで、1年間でここまで進めたい。」などなど、イメージするのは楽しい。毎年膨大な時間を「テキスト決め」に費やしている。(それでいて、結局同じテキストになったりする・・・)
2007/01/26
塾ブログ検索サイトさんに掲載していただきました。ありがとうございます。御礼申しあげます。
2007/01/26
今年も進度・カリキュラムで僕らをびっくりさせてくれた中学校の先生方が何人かいました。・4月に円周角の定理から入った先生・1次関数の応用をほぼ飛ばした先生・円周角の定理を2回で終了した先生・因数分解と平方根が終了したのが9月で、10月から2次方程式、2次関数、相似、三・平方の定理を行おうとしている(現在進行中)先生・正規のカリキュラムが終わってないのに、削除内容である「重心」のプリントを3回に分けて行っていた先生・英語のレッスン6を1日で終わらせた先生・1回も英語の教科書を使用しなかった先生・There is構文と付加疑問文をプリントを配付し、自習で済ませた先生・高校内容である分詞構文、仮定法、話法の転換を1ヶ月延々と行った先生・地理をほぼカットした先生・歴史を中3の2学期9月まで行い、中3の10月から公民に入った先生個人的なMVPは今のところ「歴史を中3の2学期9月まで行い、中3の10月から公民に入った先生」と「1回も英語の教科書を使用しなかった先生」が争っています(笑)。カリキュラムの大幅な遅れは、学校の先生の指導力や計画性に問題がある場合もあるでしょうし、生徒たちの基礎学力の低下や取り組む姿勢にも問題があるのかもしれません。また、文科省の定める授業時間や、学校で行う行事の多さにも原因があるのかもしれません。ただ、私は学校の先生を批判する気にはなかなかなれません。学校の先生方の中には相当働いている方もたくさんいますし、基本的にはお役所なので、書かなければならない書類もたくさんあるのでしょう。担任や部活の顧問になると、もっと大変なのでしょうし、おそらく塾よりも生徒指導が大変かと想像します。(塾では良い子ちゃんでも、学校では問題を抱えている子も多いですから)経済的に学習塾に通えない子もいるわけで、本来なら学校で徹底的に補習を行うべきでしょうが、それにも限界があるのでしょう。しかし、何か良い方策はないのでしょうか。うちの塾に通っている子は良いです。塾の方で全単元の学習を行えます。また、そうした意味で他の塾に通っている子も大丈夫でしょう。ただ、塾に通っていない子、通えない子はどうなるのでしょう。学校の先生も文科省も、その辺りのことをきちんと考え対策を練ってほしいです。
2007/01/26
先日、うちの個別指導にいる高校生から質問を受けた。将来看護士を目指している生徒である。いろいろ話していく中で、彼女が、ある学校(専修学校)を目指していることを知った。しかし、どうすればその専修学校に行けるのかが分からないとのこと。こうした場合の対応として、相手が高校生以上の場合、必ず自分で調べさせるようにしている。これは大学や専門学校へ進む者の義務だと思っている。以前、こんなお問い合わせをいただいたことがある。ある塾に通うお母さんからである。母「もしもし。今、転塾を考えているんですけど。よろしいですか。 実は、うちの息子が早稲田と慶応を目指しているんですが、 いま通っている塾が何も調べてくれないんです。 AOのことも、願書の出し方も、面接で何を聞かれるのかも、 過去の小論のテーマも何も調べてくれません。 もし、推薦がダメなら一般受験をしようと思うのですが、 受験に必要な科目やセンター受験を受ける必要があるのかないのかも、 息子に教えてくれません。 お宅は個別指導ですから、生徒一人一人の志望校に必要な科目などを 『全て』調べていただけるんですよね。」このようなお問い合わせであった。私は丁重にお断りさせていただいた。もちろん、入試資料を集めたり、受験情報を調べることは我々の仕事であるから、日々行っている。しかし、大学を目指そうという者が、それも早稲田や慶応を目指そうと思う高3生が自分で何も調べようとしない、あるいは調べることができないというのはどういうことだろうか。大学に入ってからは、自分でテーマを見つけ、自分の力で調べ、それでも分からなければ、今度は教授や周りの人間に「調べ方」を尋ねる。さらに、そこでどうしても分からなければ、最終手段として他の方に質問することになる。しかし、上記のお母さんと息子さんは、最初から全く調べる気がない。高校生にもなって、それも高校3年生にもなって、「お母さん」が塾探しや受験情報集めを必死に行っている。これでは、大学に入れたとしても、その子の人生がそれで終わってしまう。お母さんがいなくなったら、どうやって生きていくのであろうか。厳しい言い方であるが、自ら調べる力、自ら動く行動力がなければ、大学入試はもちろん、その後の人生の難関も越えられないのではないかと思う。お問い合わせいただいたお母さんには丁重にお断りすると同時にネットや図書館で調べる方法、高校の入試課や大学の入試課に聞く方法などを試したことがあるのか聞いてみた。案の定、何もやってないとのこと。「それを調べてくれる塾を探している」とのことだった。ちょっと驚いてしまったが、いくつか調べる方法をお伝えし、電話をお切りした。これは極端な例であるが、こうした事例をみると文科省が、学科の時間を減らし、「総合学習」の時間を導入した意図も何となく理解できる。しかし、彼のその後が心配である。
2007/01/26
仕事が多い。頭に浮かんだものをざっと挙げるだけで、・経理、本部に提出する数値・報告書の作成・社長に提出するレポート作成・銀行への振り込み、新教室展開の為の物件探し・会議資料作成、会議レジュメ作成・チラシの作成、構成、打ち合わせ、折り込み部数決め・DM戦略、経営戦略、ポスティング、その他営業的な仕事・内部生保護者面談、外部性面談、生徒面談、保護者会・講師の募集と新人講師研修・入試資料集め、機関誌作成・教材発注など雑務・日常業務と掃除・週3~5回の会議などがある。上に挙げたのは、全て「教務」以外の仕事だ。そして、メインである「教務」に関する仕事がある。(授業、予習、プリント作成、補習、採点・添削、入試問題研究、学校別テスト対策)とにかく仕事が多い。とても24時間で収まらない。もし個人塾であれば、そもそもやる必要のないものがたくさんあるのかもしれない。大手塾であれば、何人かの専任社員で分担しているのかもしれない。もっと大きな塾であれば、教務部、営業部、総務部などで分かれているのかもしれない。しかし、うちの塾は小規模のため、上記の仕事を頼める人が他にいない。本来であれば、「教務」に最大限の力を注ぎたい。できれば、「教務:その他の仕事」の比率が「9:1」あるいは「8:2」が理想である。譲りに譲って「7:3」であろうか。しかし、「会社」の組織にいるとそうもいかなくなる。これだけ「教務以外の仕事」を任されると、「教務:その他の仕事」の比率が「1:9」になってしまう。 しかし、僕は授業に妥協はしたくない。「10」のうち、「8~9」の力を授業に注ぎたい。結果、「教務:その他の仕事」の比率が「9:9」くらいになってしまう。つまり、他の社員が「10」働くなら、僕は「18」働くことになる。他人の1.8倍働くのだ!授業だけに集中していた時間講師の頃が懐かしい。明日もみんなの1.8倍働こう!
2007/01/25
中学受験生指導のため、別の教室に移動している。電車の中は、読書をしたり、考えをまとめたりするのに適している。ふとアイデアが浮かぶこともある。ブログを書くようになり、今まで何となく考えていたことを目に見える形として残すようになった。始めてよかった。さあ、今日は中学受験生の最後の指導!気合い入れていかなきゃ。教えるべきことは全て教えてある。後は元気よく送り出すだけだ。今日の授業の目標はモチベーションをかけること。その1点だ。個別指導だけどテンションを最大限にあげて行こう!
2007/01/25
以前にも一度解いたことがあるのだが、いま「早稲田実業中」の平成17年度算数を解いてみた。声教のデータによると、受験生の平均が100点満点中35.8とのこと。そりゃそうだろう。特に最後の4番の(3)。これ問題作成者は何分で解けるのだろうか。それより興味深いのは受験生の中で何人くらいが解けたのか。非常に興味がある。まさに天才少年たちだ。しかし、不思議だ。私は早稲田大学出身(大学から入学)なのだが、早実中からエスカレーターで上がってきた僕の友人はこんな問題を解いて来たのか!?いや絶対に信じられない(笑)K君やS君と高田馬場の居酒屋でした会話から判断すると、信じられない(笑)でも、実際はものすごい頭の良い人たちだったんだろうな~
2007/01/25
生徒も生徒方も帰ったら、どっと疲れが出てきて机の上で寝てしまいました。23時45分頃寝て、起きたらちょうど1時でした。最近寝てなかったからな~。僕は一日平均3時間から4時間しか寝ない。しかし、ショートスリーパーなんて大したもんではない。元々は超ロングスリーパーだ。平気で1日15時間くらい寝られる。朝も弱い。それが、今は忙しくて短眠になってるだけなんで正直つらいです。でもコーヒーを飲んだら目が覚めました。これから明日教える算数の予習です。プリントも作らないといけないし、経理の仕事もある。帰宅したら今日は筋トレもしたいので、急ぎます。超回復と筋肥大を考えると、今日はどうしてもトレしたい日だ。一気に片付けます。
2007/01/24
チラシを作成していて頭を悩ますのはキャッチコピーである。別にキャッチコピーがなければないで構わないのだが、やはり何かインパクトのあるキャッチコピーがあると、チラシの反応も変わってくる(気がする...)。そして、このキャッチコピーは毎年同じものを使っていると、言葉自体が鮮度を失い、ただの風景になってしまう危険性もある。そうなると、もはや見ている人には何も訴えない。その「コピー」は、消費者の心を「キャッチ」してくれなくなるのだ。もはや「キャッチコピー」ではなく、単なるイラストに過ぎない。 政治の世界を見ていても、キャッチコピー(スローガン)のインパクトは大切だと感じる。イギリスやアメリカの2大政党制に対し、日本では自民党と社会党が「1と2分の1政党」と言われるほど、戦後から80年代までは社会党の占める役割がそれなりに大きかった。80年代後半は「マドンナ旋風」という言葉と共に社会党がさらに勢いを増した。党首土井たか子氏が連日マスコミに出てくる時期もあり、当時の社会党には確かな勢いがあった。その後、東側社会の崩壊と共に社会党が勢いを失い始め、代わって新進党、民主党などが議席を増やした時期もあったが、現在は自民党が圧倒的な支配力と議席数を誇る。 自民党がここまで議席数を増やした要因、そして社会党(社民党)、民主党が議席を増やせなかった原因は様々であるが、その要因の1つとしてキャッチコピー(スローガン)の切れ味の良さがあると思う。 小泉首相から安倍首相にバトンタッチされた頃、フジテレビで小泉首相の特集番組が放送された。アニメやドキュメンタリータッチのドラマで小泉内閣を振り返る番組構成であった。 その番組の中で、小泉前首相の秘書が「小泉さんに何かを聞くと、一言で返ってくることが多い」という旨の発言をしていた。 思えば、小泉首相が公の場で発した言葉は、短いがインパクトのある言葉が多かった。「自民党をぶっつぶす」「痛みを伴う改革」など広告代理店顔負けのキャッチコピー(スローガン)を連発していた。こうしてみると「ブーム」「流行」の隣りには常にキャッチコピーがセットに存在しているように思える。『あるある大辞典』の番組ねつ造問題が話題となっている。今回これほどまでに「納豆ダイエット」が流行った背景には、「メタボリックシンドローム」を始めとする日本人の肥満体質が深刻化した社会事情、それに納豆の入手しやすさや手軽さ・食べやすさなどもあるだろう。しかし、私はこの「納豆ダイエット」流行の要因として、この言葉の持つ響きが、そのまま1つの「キャッチコピー」になっているという点も見逃してはいけないと思う。「納豆」と「ダイエット」という2つの普通名詞を組み合わせだけの言葉であるが、この2つが合体すると、それがあたかも固有名詞であるかのような生命を持ち始める気がするのは私だけであろうか。 何かが流行る場合、社会情勢などの外的要因ばかりでなく、その流行とセットになって登場してくる「キャッチコピー」の存在を見逃してはいけないと思う。 学習塾のチラシも同様だ。流行っている塾にはやはり洗練されたキャッチコピーがある。日能研さんの「□(四角)い頭を○(丸)くする」TKG(東京個別指導学院)さんの「塾なのに家庭教師」正直うまいな~と思う。で、うちのチラシ!今回のキャッチコピーはほぼ例年通りでした。今回は自分がチラシ担当から離れていたのですが、夏期チラシでは再びチラシ作成にまわります。その時までに何か良いキャッチコピーを考えておきたい。
2007/01/24
中学生が持ってきたプリントの答えが分からずに、先生方が問題に取り組んでいる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 少し様子見。頑張れ大学生の先生たち!(温かい目のつもり)ただ、それ、方べきの定理教えちゃった方が早いと思うよ!塾なんだから、「ゆとり版指導要領」を越えた内容も指導していいんだからね。
2007/01/23
うちの塾の個別指導部に来てる小学生の授業がいま終わった。彼は小4から大手進学塾に通っているが、そこでは学校別の過去問対策は一切してくれないそうだ。そこで、12月から、うちの塾の個別指導部に通い、入試問題演習を行っている。志望校は明大明治中学だ。このレベルになると、大学生の時間講師が指導するのは大変だ。個別指導塾は一般にほとんどが大学生講師である。そうでなくては、経営ができないのである。個別指導塾のしくみと運営に関しては、いつか詳しく書こうと思うが、とにかく大学生講師に頼らなくては個別指導塾は経営できない。ただ一つだけ言っておくと、大学生でも抜群に教え方の上手い先生もいるし、情熱をもっている先生もたくさんいる。逆に専任講師でも授業が下手な人は下手。学校の先生は全員専任だけど、授業が下手な人もいる。それと同じだ。だから、大学生講師だって一概に批判できないし、むしろ大学生の方が良い面だってたくさんある。私自身も大学生の時から塾の講師をやっていたし、今までも大学生講師で素晴らしい人はたくさん見てきた。現在も大学生の講師で素晴らしい人をたくさん知っている!この点に関してだけは、世の中に誤解があるようなので、ぜひ伝えておきたい。 さて、しかし。中学受験ともなると話は変わってくる。それも難関校や上位校受験になると、さすがに大学生だと少々難しくなる。(もちろん実力とやる気次第ですが) 特に中学受験の算数は、経験が物を言う面もある。それで、今回の生徒は、毎週私が出張して授業をさせていただいている。ところで、明大明治の過去問は好きですね。標準レベルの問題で構成されてます。出題範囲も幅広いので、「上位校を受験する人(←これ重要)」が、最後の総チェックに使うのには最適な学校だと思います。ただ、平成15年度第一回目試験の最後の5番は面倒でした。私自信も解くのに時間がかかりました(笑)(正直に言うと、制限時間少しオーバーしちゃいました。。。。。。恥ずかしいです)で、バッチリ予習して、丁寧な導入プリントと解説プリントを作成して授業に臨んだら、何と生徒はスラスラ解いてしまい平成15年度からは1つも質問なし。(がーん!)まあ、中学受験生を教えていると、こーゆーことはよくあることです~(涙)塾講師成り立ての頃は、3時間かけて予習したのに全く質問が出ずに、生徒がすらすら解いてしまったこともありました。そんなことが毎週続いた時期も(号泣)まあ、そんな話はさておき、明大明治を受験する人は・ヒポクラテスの定理・1つの角度が等しい三角形の面積比・メネラウスの定理・台形を対角線で分けた時の4つに分けられた面積の比など、便利な公式をある程度知っておくと有利ですね。のこり僅かです。体調に気をつけて頑張ッてね。
2007/01/23
個人塾の先生の中には「自分の授業は一番」だと思っている人が多い。また「うちの塾のシステムは最高だ。絶対に成績が上がる」と考えている人も多いだろう。 実際、「一番」とまでは考えてないけれど、僕にも若干その傾向はある(笑)自分の教え方で理解できなかった生徒はいない(ハズ^^;)授業アンケートでも常にトップをとり続けた。個別指導塾では指名がたくさん入った。予備校講師時代はもぐって僕の授業を受けてくれる子もいた。でも、やっぱり自分は一番じゃないんだと思う。それどころか、この塾業界では半分より下に位置しているんだと思う。経営者としても塾講師としてもまだまだ未熟だと、心の底から思う。もし本当に一番なら、僕の塾は生徒が溢れてしまう。行列ができてしまう。本当に僕の授業が日本一素晴らしいなら、もはや我が塾は個人塾ではなくなっているはずだ。やはり、本当に良い物であるなら、より多くの人の評価を集められているはずだ。それがいつまでも地域の個人塾をやっているということは、やはり「何か」が大手塾には負けているのだと思う。その「何か」とは1つではない。きっと、いくつもある。いろいろな面で大手塾に負けているのだと思う。消費者は正直だ。消費者がみな大手塾に行き、自分の塾に来ていない。きっと何か原因があるはずだ。そこを謙虚に受け止めなければいけないと思う。 ここでいったんこのタイトルでの話は終わりにして、次からは「個人塾が大手塾になれない理由」というタイトルに変えて、いろいろ考えてみようと思う。自らの意志で拡大せずに、定員を設け、個人塾にとどまっている塾さんは良いと思うのだが、本当は拡大したい、いや拡大までしたくはないがもっと生徒を集めたいのに集まらない塾が生徒を集めるにはどうしたら良いのか色々考えてみたい。難しい問題なので答えは見つからないかもしれないが、未熟者なりにいろいろ考えてみたい。
2007/01/23
さて、そろそろ自分のスタンスをはっきりさせないとね。(←遅い!小論文では真似しちゃダメだよ)自分自身のスタンスは、どちらかと言えば「経営寄りの人間」だと思っている。うちの会社の社員は、社長も幹部も社員もみな「塾屋」だ。「利益追究」よりも「教えることが好き」な人間が多い。会議でも売り上げや数値目標が議題になることはあまりない。(僕は経営者レベルの会議で、数値・数字の出てこない会議は、意味がないと思っている)だから、僕は会社の中では少々異端である。会議でも、意図的に「もっと利益体質に」「もっと教室展開を」「来年度の目標数値を上方修正し」などという表現を使う。そうやって、あえて会社に対し、他の社員に対し、問題提起してるつもりだ。 別に利益追求が悪いことだとは思わない。何だかんだ言って、実際に多くの生徒を集めた方が勝者だと思っている。たくさんの生徒を集めた上で、「別にうちは個人塾のままで良い」というならそれはそれで格好いいと思う。「うちの塾は生徒数は増えなくていい。自分はただ教えたいだけなんです。」こんなセリフもいつかは言ってみたい。でも、これは生徒が集まってない人が言っても、ただの冗談になってしまうと思う。何ら説得力をもたない。僕の塾が生徒数1ケタだとする。その塾長の僕が「うちは拡大路線はあえて取っていません。全ての生徒に目が行き届くように少人数でやっています。そのためにあえて生徒数を1ケタにしぼっています。」なんて言ったとする。これなんて正しくギャグである。「拡大路線はあえて取ってません」だって?「お前の塾は拡大路線を取ってないのではなくて、拡大する力がないんだよ!」と 摩邪(まちゃまちゃ)にマイクを叩きつけながら言われてしまう。「全ての生徒に目が行き届くように」だって?「それが、あんたの集団指導力の限界なんだよ!」と桜塚やっくんに竹刀で叩かれて怒鳴られてしまう。「あえて生徒数を1ケタにしぼっている」だって?「それは、その1ケタの生徒しか市場が評価してくれなかった結果だということに気づいてないんだ、間違いない」と長井秀和(古っ)にクールに言われてしまう。やはり、本当に良い物であったら、もっとみんなから評価されるはずだ。
2007/01/23
なぜ「教育でお金儲けすること=悪」という認識が多勢を占めてしまったのであろうか。思うに、我々の「呼ばれ方」にヒントが隠されていると思う。 みなさんは、塾の先生のことを何と呼びますか。また、塾の先生方は生徒さんから何と呼ばれますか。そう!僕たちは多くの場合、「先生」と呼ばれます。ちょっと、ここで「先生」と呼ばれる職業を他にも挙げてみます。医者、弁護士、政治家、学校の教師などです。何か共通点が見えてきませんか。 一般のサービス業では「消費者(お客様)」がお金を払って「お店」から「商品」を受け取ります。多くの場合、それで完結します。 塾もサービス業の一種です。しかし、塾と一般のサービス業では決定的に異なる面があります。仮に学習塾の「消費者(お客様)」を「保護者」と仮定します。 (学習塾ビジネスは「教育」か「お金儲け」か4 の ※ 参照)すると、「塾(お店)」と「保護者(お客様)」との間で「授業(商品)」の交換がされた後も、まだ完結していないということに気づくのです。そこには、まだ「子供」という人間が残されています。ここが重要です。いわば、親御さんは子供を質に取られているのです。これは医者も弁護士も政治家も教師もみんな同じです。 「先生」と呼ばれる職業は、そのお客様とその家族の「人生」「命」を預かっているのです。これは、とてもとても責任のあることです。ものすごく大変なことです。医者、弁護士、政治家、教師、そして私たち塾講師の言動によって、親御さんや子供たちの人生が大きく変わってしまうことだって少なくないのです。 学習塾という業界は、商品交換後(契約成立後)も、「生徒」という人間を預かっている。この事実を決して忘れてはいけないと思います。お金儲けも結構ですし、利益追求もどんどんやって構わないと思います。 でも、絶対に忘れてはいけない「肝」がある。それは、私たちは生徒という生身の人間を預かっているという事実です。場合によっては、生徒さんの人生を悪い方へも良い方へも変えてしまう可能性もある。このことを忘れてはいけないと思うのです。これを忘れて、「お金儲けのみ」を追究する人が、過去あまりにも多かった。だから、塾業界だけでなく、政治家、医者、弁護士に対して「お金儲け=悪」という公式が歴史上成り立ってしまった、そう感じるのです。
2007/01/22
学習塾業界の人にお会いすると、個人塾の経営者の方は、利益追求型よりは、いわゆる「塾屋さん(教育重視)」の方が多いように思う。一方、大手塾の社長さんや幹部の方は、教育重視というよりは、「利益追求型いわゆる経営者タイプ」の方が多いように見受けられる。そして、今回のテーマに沿って考えると、どうしても後者のタイプの方が、世間的には批判を受けやすいようだ。 しかし、僕は別にお金儲けが悪いことだとは思ってない。(ホリエモンほどではないが)大手塾の社長さんは、背負っているものが自分の生活だけではない。従業員の生活やその家族にまで責任を負っている。会社をつぶすわけにはいかないのだ。だから、経営的観点を重視して物事を進めていくのは決して間違いではない、と思う。いやむしろ、僕がもし就職するなら、経営センスのある人の会社でないと、正直怖くて働けない。やはり、自分の生活も大切だから。自分が食べていかないと仕方ないから。高齢者や家族など養わないといけない人だっているから。やっぱり、会社を潰すわけにはいかないと思う。生徒だって増やさないといけないと思う。お金儲けや利益追求は、一概に否定すべきことでもないし、「お金儲け=悪」という考え方は、言葉は悪いが非常に幼稚な考え方であると思う。誰もが労働をし、その対価として貨幣を得る。その貨幣が多ければ多いほど嬉しいのは当然のことだ。 でも、やはり学習塾業界ではあまり利益ばかり追求すると批判されてしまう。なぜなんだろうか。
2007/01/22
資本主義社会では「貨幣」は大変重要な役割を果たす。その貨幣は「等価交換」を原則としている。労働者は、自分の「労働」を等価交換により「貨幣」に変える。その「貨幣」を使って、自分の欲しい「商品」と交換する。 そして、我々学習塾は、「授業という商品」「講師という商品」「笑顔という商品」「テキスト・プリントという商品」「机・教室を初めとした勉強空間という商品」「受験へ向けての精神的安心という商品」などなど、さまざな商品をお客様・消費者(※)に提供する。 できるだけ多く、できるだけ良いものを。「え!ここまでしてくれるんですか!」そんな保護者様の喜ぶ声が聞きたくて。「先生できるようになったよ!」そんな生徒さんたちの笑顔をいっぱい見たくて。そうして、我々はたくさんの商品を提供する。 こうやってみると、学習塾も資本主義社会の中でごくごく普通のサービス業なんだけどな。でも、それでも売り上げを伸ばしたり、利益をあげたりした学習塾に対しては批判の声がぶつけられることがあるんですね~ ※「お客様・消費者」という言葉は、学習塾業界にはふさわしくない言葉ですが、 これはお金を持ってきてくれるというような悪意ある表現でなく、 交換社会における「お店・生産者」に対する言葉として使用しています。※また、この項目で言う「お客様」とは、お金を支払っている「保護者様」を指します。 学習塾業界での「お客様」を生徒さんと考えるか、保護者さまと考えるか、あるいはその両者と考えるかは諸説ありますが、この項では「保護者様」とさせてください。
2007/01/22
塾の経営者には「経営的な観点」と「教育的な観点」のバランス感覚が必要だとはよく言われる。でも、このバランスって何だろう?「経営に割く時間:教務に割く時間」が「5:5」だったら良いのかな?経営のことに頭半分、教育のことに頭半分だったらバランス感覚に優れた経営者ってことになるのかな。そんな単純なもんなのかな。「経営に割く時間:教務に割く時間」が「8:2」だったら良いのかな。経営のことに労力を8割使って、まあそこそこ生徒数も増えた。教室展開も順調で年平均2教室ずつ拡大してきた。経費も徹底的に節減し、利益も追求してきた。社員の待遇もよくなってきた。でも、授業内容がクソ!合格実績??そんなの数打ちゃ当たるだよ。中3だけで全校舎3000人いるんだから、開成合格者1人くらい出るだろ!ん~。これ何か違うよね! じゃあ、「経営に割く時間:教務に割く時間」が「2:8」ならどうかな。とにかく生徒第1主義です。補習も何でもガンガンやりますよ。徹夜もしますし、日曜も教室開けて1日中教えます。GWは特訓です。大晦日も正月も授業です。入試直前もどんどん無料で補習ですよ。生徒は大満足。でも、あまりに過酷な労働で先生が退職していく。しかも、赤字が・・・!(銀行が融資してくれないよーーー涙)挙げ句の果てに毎年教室長は変わるし、担当講師もしょっちゅう変わる。この前なんて、担当講師がドタキャンして授業に穴を空けました・・・ん~。これじゃあ困ってしまいます・・・。難しいよね。もう少し考えてみよう。ちょっとコーヒー2杯目をついできまぁす!
2007/01/22
総務省の「日本標準産業分類」によれば、学習塾のために「教育産業」という項目が用意されている。しかし、上記「日本標準産業分類」に準拠して作られている「証券コード協議会」の分類によれば、塾は「サービス業」に分類される。そう、サービス業。これが学習塾に対する社会一般的な認識であろう。残念ながら文部科学省の扱いでも、塾は「公教育」ではなく「サービス業」扱いである。「塾禁止」なんて言葉も出てくるくらいだ。まだまだ、学習塾の社会的地位は低い。(話は変わりますが、「塾禁止」に対してはレポート用紙100枚くらいで反論したいくらいです^^;。)しかし、塾は「サービス業」であるのなら、別に利益を追求することは悪いことではないのではなかろうか。が、世間的には、おそらく「塾のお金儲け」=「悪」という認識が一般的だろう。同じサービス業なのに、なぜ塾のお金儲けは非難されることがあるのであろうか。 他のサービス業と塾とでは、一体何が違うのであろうか。
2007/01/22
世の中の多くのものは、2つに分けることができる。幸せな人と不幸な人。おいしい物とおいしくない物。優しい人と怖い人。売れている物と売れてない物。・・・・・・・・・・表か裏か。上か下か。多くのものは2つに分けることが可能だ。学習塾業界も2つに分けることができる。集団塾か個別指導塾か。進学塾か補習塾か。個人塾か法人塾か。分け方はいろいろだ。そして、学習塾を分ける際によく使われる分類には次のようなものもある。「良心的な貢献型の塾」か「利益追求型の金儲け主義の塾」かというものである。端的に言ってしまえば、塾は「教育」なのか「商売」なのかということである。一般に、教育業に関しては、「過度なお金儲け主義」は消費者から敬遠される。確かに「ビジネス、お金儲け、利益」という言葉は、下手に使うと誤解を招くおそれがある。しかし、本当に「お金儲け」はいけないことなのだろうか。なぜ、塾の先生は「お金儲け」に走ってはいけないのであろうか。 ん~。難しいテーマだな・・・。コーヒーでも飲みながらちょっと考えてみよう。
2007/01/22
小学生が休み時間に楽しそうに話していた。何でも、クラス会で劇をするのだが、アニメ「ワンピース」の衣装で劇をしようと企画しているそうだ。ワンピースは面白いので、コミックは全巻持っているが、もし実際にあの姿で街中を歩いたらゾロとフランキーは間違いなく捕まりますね~(笑)。ゾロ→銃刀法違反フランキー→軽犯罪法なんてことを考えてたら、あっと言う間に休み時間終了!では授業へ行きましょう。一応授業では、パンツ一丁で出歩かないように注意しておきます。
2007/01/22
「偏差値が最も伸びる時期」という日記を一昨日書いた。http://plaza.rakuten.co.jp/schoolwars/diary/200701190003/私の塾では明日私立の併願入試を受験する子がいる。先ほど、彼らにアドバイスしたことは、「帰宅したら、必ずできなかった問題を復習すること」ということである。本番の公立入試(2月)で、全く同じ問題が出題される可能性は十分にあるからだ。 実は私自身も同じ経験がある。私は中学入試を経験している。当時、2月1日に受験した学校である図形問題が出た。それと全く同じ問題が2月3日に受験した別の学校でも出題されたのだ。大学受験でも似たような経験がある。2月の中頃に受験した青山学院の英語を自宅に帰って復習していた。分からなかった単語は全て調べたのだが、その調べた単語の1つが早稲田の商学部試験の際、長文の中に紛れていた。直接得点になる部分ではなかったが、内容理解の手助けになる単語であり、精神的にとても落ち着いた。受験生に言いたいことは、偏差値や実力は前日まで伸びるということである。いま学習した内容は、入試当日まで覚えている。今がもっとも偏差値や実力が伸びる時期にあるということを信じてほしい。明日、受験が終わった生徒は、必ず自宅で復習しよう!必ず力になります!
2007/01/21
今日は教室を自習室として開放してある。本来は朝9:00から12:20の予定で生徒さんたちには告知してあったのだが、生徒たちが「午後も開いてる?」なんて聞いてきたからもう、開けるしかないじゃーん!ってことで、午後もほとんどの生徒が残って勉強している。ただ、さすがに集中力が切れてきたみたい。(僕も・・・)うちの塾はまだまだ厳しさが足りませんね~。もっと気合い入れてがんばろう!今はちょい休憩中で紅茶を飲んでいる。僕は、紅茶とコーヒーが大好き。といっても、「あの店の紅茶じゃないと嫌だ」とか、「豆はあれでなきゃダメ」というようなこだわりは全くない。インスタントで十分満足してしまう非常に便利な味覚音痴なんです!よくコーヒー党と紅茶党に別れますが、僕は本当に困っちゃうくらい両方好き。今も飲む前に、紅茶にしようか、コーヒーにしようか本気で悩んでいた。ただ、コーヒーは食後に飲むのが好きだから、とりあえず今は紅茶にしようってことになりました。というわけで、この日記のタイトルは「コーチャ・タ~イム!」に変更です。
2007/01/21
さて、志望校を調査したら、担当講師はその学校の過去問を解かなければならない。学校ごとの傾向を頭に入れておかないと、適切な指導が出来るはずがない。特に、塾業界に入り立ての若手講師は、最初は大変であろうが徹底的に過去問を解く必要がある。きっと自分自身の財産になる。たとえば、生徒Aくんの志望校が成蹊、青山学院、学習院生徒Bくんの志望校が早実、渋谷教育渋谷、國學院久我山生徒Cくんの志望校が桐朋、明大明治、明大中野八王子生徒Dさんの志望校が富士見、明治学院ということであれば、これらの過去問を最低5年分は解いておきたい。その解き方だが、「成蹊1年分→青山1年分→学習院1年分→早実1年分・・・」と1年間ずつ順番に解くよりも、まずは成蹊なら成蹊を5年分解いた方が、その学校の傾向がつかみやすい。そこで私は、まだ塾業界に入り立ての若い講師には「まずは1つの学校を5年分解いてみよう。その次にまた別の学校を5年分解こう」とアドバイスしている。実は、ここまでのアドバイスはそのまま生徒さんにも使える。しかし、厳しい?私は(笑)、若手講師にはさらにもう1つアドバイスを送る。「一度、全ての学校の過去問を5年分ずつ解いたら、今度は『声の○○社』が出版している『有名中学入試問題集・男子後編』と『同・女子校編』の最新年度版を解こう!」と声をかける。その理由は、塾講師は、学校ごとの特色だけでなく、最新の入試傾向も掴んでおく必要があるからである。「今年は規則性が非常に多くなってきたな」「ニュートン算を出す学校が増えてきた」「食塩水の問題が減ってきたな」などなど、最新の入試傾向を掴んでおくことは1年間授業を進めていく上で大変重要なのである。もちろん、2つめのアドバイスは強制ではないが、これをやる講師とやらない講師とでは学力の面でも指導力の面でも進路指導の面でも大きな差が生まれる。(ちなみに私は毎年やっている!と言いたいところだが、出来ていません、はい)また、今後塾業界で仕事をしていく上でも、言われたことだけをやる人間なのか、プラスアルファの仕事を積極的にやる人間なのかの判断基準にもなる。塾の先生、それもプロとして食べていくのであれば、やはり過去問研究は 1 学校ごとに5年分(最低ね) 2 最新年度を1通りの2段階でやることは基本だと考えている。(私はここ2年ほどさぼってますが、来年は必ずやります!)また、この作業をやっておかないと、たとえば個別指導塾の教室長になったときに、時間講師に適切な指示・研修すらできない。将来、教室長になってからでは、時間的にここまで問題に取り組むことは不可能である。これから塾業界で生きていくのであれば、過去問研究や問題演習は、塾講師になりたての頃に徹底的にやっておく方が良い。(いや、本当にできなくなりますよ~)
2007/01/20
さて、問題は中学受験生である。中学受験生と言ったらまだ小学生である。いくら中学受験生の能力が高いと言っても、小学生が、自ら過去問の研究を行い、その傾向を読みとり、志望校に合わせたカリキュラムを組み立てるということは不可能であろう。中学受験生の場合、志望校を小4や小5段階から意識している保護者の方や生徒さんもいるが、12月頃まで志望校が確定しないご家庭も少なくはない。仮に志望校が早い段階から決まっていたとしても、中学受験の算・理・社は、1通り全単元の学習が済んでいないと解けない問題が多い。このような事情から、中学受験生が過去問に取り組むのは早くても小6の夏期講習、遅いと12月から1月になる、というケースが多いのではなかろうか。であるから、過去問研究や対策は、中学受験生の場合、生徒さんの仕事ではなく、塾の仕事である。塾の先生が、生徒さん一人一人の学習状況や志望校を考慮し、早い時期から常に目標地点(入試当日の出題傾向)を意識した学習プランを立てておかなければならない。まずは、生徒さん本人と保護者の方と面談を行い、志望校あるいは志望校になる可能性のある学校をしっかり把握しておく必要がある。私は、この面談を「保護者との面談」と「生徒さん本人との面談」を分けて行うようにしている。親御さんと子供の意見が随分とかけ離れているケースも少なくないし、親御さんがいない場で子供の率直な意見を聞けることも結構多いからである。保護者の中には、塾の先生の前では遠慮してなかなか本当の志望校を話さない場合があるが、子供はその辺り正直である。意外と本音を聞けることがあるので、私は保護者さんと生徒さん双方から志望校を調査するようにしている。
2007/01/20
入試には「傾向と対策」がある。それは大学受験も高校受験も中学受験も変わりない。学校ごとに出題傾向や問題の作り方にかなりの「癖」があるのは周知の事実であろう。書店には「大学入試の勉強法」について書いてある本がいくつも書棚に並んでいる。そうした本の中には「受験勉強の開始にあたって、まずは赤本を解くこと」と記されているものも少なくない。学校ごとに出題傾向に大きな特色が見られる現代の入試においては、その主張は当然なのかもしれない。実際、私も大学受験生を指導する場合は、まず徹底的に過去問の研究をしてもらう。当然、指導する立場である自分も過去問研究に多くの時間を割く。英語1つとっても、「この学部は整序問題が多いな。」「この学部の語法問題はかなりマニアックなものまで出題されるな」「この学部は長文中心で文法問題はないな」「この大学では発音アクセントが出題されたことは一度もないな」など、大学ごと学部ごとそれぞれ「癖」がある。であるから、過去問研究による出題傾向の分析は、入試に勝利するためには必須の作業である、と考えている。もちろん、どんな問題が出題されたとしてもきちんと解答できる力を養うことが本当の勉強ではある。しかし、受験生は2つの時間に縛られていることを忘れてはならない。1つは「試験当日の制限時間」。もう1つは「入試当日までの勉強期間」である。ここで重要なのは後者である。大学受験に費やす期間は、通常4月から1月までのたった10ヶ月のみ。この限られた期間内で、入試に必要な知識を出来る限り多く学ばねばならないのである。そこで、過去問研究をする意義が生まれてくる。自由英作文が出ない大学を目指している生徒に、延々と自由英作文の訓練をさせるのは、あまり効率的ではない。むろん、自由英作文の勉強を行うことにより、他の語法や整序や文法や構文などの分野にも良い影響はあることは否定しないが、やはり、自分の志望校に沿った勉強をした方がより効率的ではあろう。であるから、受験勉強のスタートにあたっては、まず過去問を徹底的に分析し、常に目標地点(出題傾向)を意識した上で年間カリキュラムを組み立てる必要が出てくる。大学受験生ともなれば、このような作業は自分で出来なければならない。こうした計画を立て、そして実行していくということが、大学にはいるための第一段階である。それができない人は、おそらく就職してから同期入社の社員に大きな差を付けられてしまうであろう。
2007/01/20
中学受験生には算数の「過去問解説ノート」を作成させています。後から自分で見返した時に、しっかり理解できるように詳しい解説をノートに書いていきます。入試直前は、新しい問題に手を出すよりもこの「解説ノート」を繰り返し解き直すように指導しています。解説ノートを作る際は、余白をたっぷりあけ、後から気付いたことを書き込めるようにしておきます。みな色分けしたり、綺麗な図を書いたりしてオリジナルの解説ノートを仕上げてますが、この「解説ノート」を作成する利点はいくつかあります。1 まず入試直前に見直す自分だけの参考書ができる2 自分で図を書くことで図形感覚が養える3 ノートを整理する力がつく(これは将来仕事をする際にも役立ちますね)などでしょうか。ただ、私の本来の目的は、別のところにあります。それは、「より良い解法を身に付ける」ということです。中学受験の算数を指導されている先生なら、おそらくみなさんが感じているでしょうが、声の○○社や東○○参の過去問の解説はあまり良くありません。(ただ、大学生のアルバイト講師さんだと、その解説のマズさに気付かない場合も多いので、室長さんや塾長さんの力量としっかりした研修体制が重要ですね)「え?何でそんな面倒なことするの!?」とか「図で解けるのに、何でそんな理屈で解いてるの?」とか「(小学生から見て)なぜ、その式からその式にジャンプするのか分からない」というのがあまりにも多いのです。市販の過去問では1ページに渡り延々と書いてある解説も、塾の先生なら2、3行で解いてしまうということも珍しくありません。「解説ノート」は、こうしたことに対するチェック機能も果たしてます。実際の進学塾の授業では、全ての生徒さんの過去問を全年度解説することはまず物理的に不可能です。結果として、多くの塾では過去問は自習させているだけです。それをどこまでフォローしてあげられるかが重要でしょう。中には過去問を解くために、わざわざ今通っている進学塾とは別の個別指導塾に通わせる保護者様も多いようです。しかし、それでは経済的な負担も大きくなりますし、個別指導塾には、中学受験算数に精通した講師や室長が少ないという現状もあります。私の塾では、できる限り過去問指導までフォローしてあげたい。それで毎年12月から解説ノートを作成し始め、1月に過去問勉強会を開いてます。正直、運営上の負担は大きいのですが、やりがいもありますし、教える側も生徒さん側も非常に満足度が高いので、できる限り続けたいですね。
2007/01/20
今日は朝から中学受験生対象の「算数の過去問総復習&解説補習授業」でした。生徒さんたちが第一志望校の過去問を解き、分からない所を質問するという形式です。過去問は既に12月に一度解いています。解説ノートも作成させています。今日は復習を兼ねて改めて第一志望校の過去問にぶつかってもらいました。一度解いているので、今回は時間配分にも気を付けて解くように指示を与えました。今日来た子は11人。それぞれの志望校は早実中、吉祥女子、明治学院、成蹊、立教新座、桐朋、鴎友、東京純心、明大明治、明大中野八王子です。各自が制限時間内に過去問を解き、自己採点します。間違えた問題は、まず自力で「解説ノート」を読み理解します。分からなければ私に質問。で、ここからが大事なのですが、間違えた問題はすぐに「解き直し」をさせます。すると、もう自力では解けなくなってる子も出てきます。そこで再解説し、もう一度解き直しを行います。この作業を繰り返して、今日最も進んだのは明治学院を受けるAくん。8年分終了しました。早実中を受けるBくんも7年分をマスター!すごいね。それにしても、今日一日立ちっぱなしで机間巡視したので疲れました。達成感はありますが(笑)料金は無料でやりましたが、経営的観点からは有料にした方がいいのかな~?いや!やっぱりこういう所はサービスするところだね。来年もやろう!
2007/01/20
明日はいよいよ大学入試センター試験!ドキドキしている受験生も多いことだろう。でも今まで自分がやってきたことを信じて力を出し切ってほしい。 さて、今まで予備校講師、進学塾講師、個別指導塾教室長、学習塾塾長といろいろ経験してきたがどこの塾・予備校でも「最も偏差値が伸びるのはいつ頃か」という質問を受けてきた。 これに関しては、講師により、また学生により様々な意見があるだろう。たとえば、自分の大学受験時代に、夏期講習で最も偏差値を伸ばした経験のある大学生なら、きっと「夏が一番偏差値が伸びるよ」と後輩にアドバイスを送ることだろう。 当然、予備校講師や塾講師の中にも様々な意見があり、新鮮な気持ちで学習している春先が最も学力が伸びるという意見もあれば、夏期までに蓄えた基礎知識を利用して応用問題演習に入る10月頃が最も伸びると言う先生もいる。冬期講習こそ最も学力が伸びる時期と断言する先生もいれば、学校の拘束されずに勉強できる期間が長い夏休みが学力UPに最適な期間だと信じる先生もいることだろう。 「なあんだ!結局1年中伸びるんじゃん!」と思った受験生。正解です。1年中伸びますから安心してください。実はセンター前日の今日だって今から1時間勉強すれば1時間分学力が伸びるのです。 ただ、あえて僕の意見を言わせてもらうと大学受験生に関して言えば「2月の受験真っ最中の時期が最も偏差値が伸びる」と考えている。 今まで1年間勉強してきて(人によっては数年間勉強してきて)、この入試直前の時期が最も知識も蓄えられており、より多くの範囲も終了しているはずだ。この知識がMAXに蓄えられた状態で、情報を整理し、総復習し、頭に詰め込むことが最高に力が付くのだ。そして、これが出来る最適の時期が2月であり、2月こそ偏差値が最も伸びる時期だと思っている。 僕が大学受験の時は、2月頭の國學院大學法学部からスタートし、最後の早稲田の政経、商、教育、社学まで全部で15校ほど受験した。しかし、このハードスケジュールの中でも問題は解き続けた。そして、この期間に解いた問題量により学力が大幅に上がったという実感がある。 もっと具体的に言えば、2月6日に國學院大學の試験を渋谷で受け、入試が終わり地元の駅に着いたのが夕方4時頃。そして、そのまま書店に立ち寄り、僕は現代文と英語の問題集を購入した。薄い問題集であったが、その2冊を翌日には終了させていた。こういうことが出来るのが2月なのである。最も知識が充実し、総復習に最適な時期。問題を解くスピードも最高に上がっているこの時期。この2月こそ最も偏差値が伸びる時期だと信じている。 受験直前になると勉強のペースを落としてしまう受験生がいるが、そんな必要はないと思う。受験に「調整」など必要ないのだ。前日までガンガン知識を詰め込んで試験に臨んでほしい。がんばれ!
2007/01/19
受験直前である。自分は、中学受験生、高校受験生、大学受験生と幅広く見ているが、受験生はみな不安そうだ。 プロとしてできることは、彼らに1つでも多く本番で役に立つことを教えること。そして、精神面のサポートをしてあげることであろう。何より自分自身が元気であることが大前提である。ってことで、まずは睡眠!
2007/01/19
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