エデンの南

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August 15, 2004

ダンテ「神曲」

(6)

テーマ：最近、読んだ本を教えて！(24299)

カテゴリ：読書

昨日の日記で竹内久美子本の事を書いた所、思わぬ所で反応があり、ダンテの「神曲」についてもちょこっと書こうかなと思いまして。

とは言え、昨日書いた通り、ただただ私はしんどくて(^^;) 「ユリシーズ」の再読に向けて頑張って最後まで読んだのでありまして(^^;)、その中でも、お、この型式はっ! と思ったものがありました。
この小説、同じ言葉を繰り返し使うのが多いのです。
その言葉が最初に来て、つらつらと文章が入り、またその言葉が来て、という感じに。
「私は見た」とか「今ここにてかれは知る」とか。
訳注によると、アナフォラ(首句反復)の型式と言うらしい。
これを読んでて、これってあれじゃん! と私は思いました。
そう、「エンタの神様」でよく使われてる型式なんですね!! (をい)
「あれはあれでいいのかね」とか「私だけでしょうか」とか、いっぱいありますよね!

・・・と、まあ、興味のある方は是非こちらからどうぞ。(^^;)↓↓↓(こんなんでいいのか？？？)

神曲（1（地獄篇）） ( 著者：ダンテ・アリギエーリ / 寿岳文章 | 出版社：集英社 )

神曲（2（煉獄篇）） ( 著者：ダンテ・アリギエーリ / 寿岳文章 | 出版社：集英社 )

神曲（3（天国篇）） ( 著者：ダンテ・アリギエーリ / 寿岳文章 | 出版社：集英社 )

あ、そうそう。 40才からの仕事術さんの所に書いたのですが、ブレイクの絵と解説がおもしろかったです。
訳者の寿岳文章はブレイク研究者でもあり(と言うか、ブレイクからダンテに入ったみたい) これだけの解説が読めるのは貴重です。
集英社文庫ヘリテージシリーズです。

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ちと関係ないオリンピックネタなんぞも。
日記同じ日に何個も書けたらいいんだけどねえ。

昨日、何チャンで何やってるか、よくチェックしてなかった私は、せっかくの柔道決勝時に女子バスケでブラジルにこてんぱんにやられてる所なんか見ていて・・・なにげにNHK総合に切り替えたら、谷亮子の号泣顔が!
兄の奥さんと一緒に「あ、負けたんだあ」と言ってました。
いやもう、悔し涙にしかどう見ても見えんかったんだよね。
そしたら・・・「見事金メダル」とアナウンスが。え～～～!!
いやー笑いましたです。でも凄いよね、ほんと。頑張ったなあ。怪我で痛かったと思うけど。

…で、その谷亮子、いまだに「やわらちゃん」と皆呼んでますが、昔からそのあだなに私は抵抗があった。(だってやわらちゃんって、漫画のとても可愛い主人公だから) 今となってはますます抵抗を感じます。だって30代でしょ？と思っていたら・・・28才なんですかーーー？
昨日見ていた時は「50ぐらいに見えるなあ」なんて言ってたりして。(ゴメンナサイ)

この人の4年前のセリフ「最高で金。最低でも金。」はあまりいい出来とは思えなかったんだけど、今回の「田村で金。谷でも金。」はうまいっ! 山田く～ん、座布団1枚! と思ったですよ。
ちゃんと前回の流れを組んだこのセリフ!

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Last updated December 17, 2004 10:23:06 PM
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SEAL OF CAIN

アンチ・ハリウッド的、ベストセラー無視、サブカル好きのマニアックな傾向のブログです。 2019年に札幌に移住しました。そして2020年、しばらく離れていましたが、またこちらのブログに復帰しようと思います。主に読書・映画関連はこちらのブログに書く予定です。「吉乃黄櫻」名で音楽活動しています。そちらもよろしくデス。

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