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エデンの南

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October 28, 2006

『《ドラキュラ公》ヴラド・ツェペシュ』その１

(8)

テーマ：最近、読んだ本を教えて！(24303)

カテゴリ：読書

《ドラキュラ公》ヴラド・ツェペシュ

ブラム・ストーカー原作の『吸血鬼ドラキュラ』のモデルとなった人と言うことは、今では有名ですね。
そして、実際はオスマン=トルコを脅かした、ワラキアの救世主であり英雄だったと言う事も、今ではすっかり有名かもしれません。
ドラキュラ映画をつづけて観たのをきっかけに、この人の事も、もうちょい詳しく知りたいと思い、図書館で探して借りてみました。
『ドラキュラ』 *今日咲いた月下美人の画像も*
『吸血鬼ドラキュラ』
『吸血鬼ノスフェラトゥ』

最初の方は、ヴラド・ツェペシュについての様々な本からの抜粋をザッとしているのですが、どれ１つとっても確実なものはありません。15世紀の話なので、それも当然かもしれませんが、とにかく意図的に事実を曲げた、現実的でない話が多いのです。それは政治的な理由もある訳ですが。(ハンガリーのマチャーシュ・フニャディが、いちばんの犯人)
そして、この捩じ曲げられた話が、おそらく『吸血鬼ドラキュラ』のモデルになったように思います。

50ページを過ぎたあたりから、しばらく歴史のお勉強です。
ヴラドのじいさんミルチャより以前の話からはじまっていて、なかなかヴラドが出て来なくてイライラ感、あまり頭に入らないまま読んでしまって、後でもう１度読みなおしました。(^^;)
オスマン=トルコの勢力の凄まじさ、ハンガリー、モルドヴァ、トランシルヴァニア、ローマ帝国など、周りの国との関係、東方生教徒とカトリック教の対立などの宗教的な事などがよくわかって、おもしろかったです。(昔は不真面目な生徒でろくに勉強せず、テストは一夜漬けだったのを、こーゆー時に後悔するのね…)

ザッと書いて終わりたい所なのですが、またまた長くなってしまいそうです…。

＊阿部定だとか、ドラキュラだとか、今年の読書は 血まみれ って感じな私に 愛の１クリック を～～～。

創元推理文庫　ブラム・ストーカー『吸血鬼ドラキュラ』

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Last updated October 28, 2006 05:37:09 PM
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■コメント

Re:『《ドラキュラ公》ヴラド・ツェペシュ』その１(10/28)

でみ庵さん

そーいや、寺山修司が「ドラキュラ」って雑誌出していたよなー・・
いや、唐十郎でした。
http://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m34630574

(October 28, 2006 08:07:32 PM)

返事を書く

ヴラド･ツェペシュ

まろ0301 さん

　ドラキュラネタです。

　うーん、もう面倒だからトマトジュースにしとくか・・おいしい!!どこのだろう・・・「ぎゅぎゅつとフルトマ」か・・・。

　ヴラド公、すっかり有名になりましたね。授業で取り上げ始めた時には「知られざる有名人」でしたが。
　串刺しの実際については、『ドリナの橋』という作品に確か出ていたと思います。お尻の穴から杭を打ち込んで・・というやつですが。

　オスマントルコに対する抵抗の戦いは、その後の東欧の歴史に大きな影を落として現在に至ってますね。 (October 28, 2006 08:31:28 PM)

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Re[1]:『《ドラキュラ公》ヴラド・ツェペシュ』その１(10/28)

SEAL OF CAIN さん

でみ庵さん
＞そーいや、寺山修司が「ドラキュラ」って雑誌出していたよなー・・
＞いや、唐十郎でした。
＞ http://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m34630574

お～ほんまや！見てきました～。嵐山光三郎も書いてますね。
しかし、よく見つけられますね！
今度古本市で探してみよっかな～ (October 29, 2006 12:22:20 AM)

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Re:ヴラド･ツェペシュ(10/28)

SEAL OF CAIN さん

まろ0301さん
＞　うーん、もう面倒だからトマトジュースにしとくか・・おいしい!!どこのだろう・・・「ぎゅぎゅつとフルトマ」か・・・。

私も濃度の高い血液・・・じゃなくて、トマトジュースが好きなのですが、濃度100％ってスゴイっすよねー。おいしそ～。でも高い～ん。
トマトジュースが飲みたいです。

＞　ヴラド公、すっかり有名になりましたね。授業で取り上げ始めた時には「知られざる有名人」でしたが。

お～、授業で取り上げられてましたか。
いいなー。まろさんの授業、受けたいですっっ。
オスマン=トルコの事は歴史の授業でやっていたはずなのですが、何故これだけ彼等を脅かした英雄の事をやらなかったのか疑問に思います。(もしかして、ブラム・ストーカーにモデルにされたからとか…？) (October 29, 2006 12:26:52 AM)

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Re:『《ドラキュラ公》ヴラド・ツェペシュ』その１(10/28)

ジョンリーフッカーさん

思わず「ポーの一族」思い出しちゃいましたよ。
(October 29, 2006 07:56:09 AM)

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Re[1]:『《ドラキュラ公》ヴラド・ツェペシュ』その１(10/28)

SEAL OF CAIN さん

ジョンリーフッカーさん
＞思わず「ポーの一族」思い出しちゃいましたよ。

「ポーの一族」は実に美しい、名作漫画でしたよね。小学生の頃に読んだので、内容はあんまし覚えていないのですが…(^^;) 絵はくっきりと覚えております。 (October 29, 2006 12:11:37 PM)

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Re:『《ドラキュラ公》ヴラド・ツェペシュ』その１(10/28)

pyorin さん

＞それは政治的な理由もある訳ですが。(ハンガリーのマチャーシュ・フニャディが、いちばんの犯人)

ここが知りたいっ！
大体の想像は昔読んでた本から付くことなんだけど、
もう一度きっちり知りたいな～・・・なんて（笑）
（自分で読めや、ゴラァッ！って感じ？？ハイ、不精です。すみません）
魔女狩りの話なんてカインさんの目線でどう写るのか気になったりしますわ（笑）

あ～、それから、一昨日のレス、有難うございます♪
傷が痛いので、お姫様状態だけど、徐々にきっとよくなるぜよ～。心配してくれて有難うね～♪ (October 29, 2006 04:08:05 PM)

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Re[1]:『《ドラキュラ公》ヴラド・ツェペシュ』その１(10/28)

SEAL OF CAIN さん

pyorinさん
＞＞それは政治的な理由もある訳ですが。(ハンガリーのマチャーシュ・フニャディが、いちばんの犯人)
＞
＞ここが知りたいっ！
＞大体の想像は昔読んでた本から付くことなんだけど、
＞もう一度きっちり知りたいな～・・・なんて（笑）

本返しちゃったし、きっちり覚えてにゃい。(汗)
ハンガリーのマチャーシュ・フニャディは、確かヴラドを捕虜かなんかにしちゃって、自分の正当化だか何だかの理由で、ヴラドを誹謗中傷する本をいっぱい出したのだけど、実は自分の娘と結婚させてかわいがっていたとか何とか…。
きゃはは、全然説明になってなかったり？

＞魔女狩りの話なんてカインさんの目線でどう写るのか気になったりしますわ（笑）

魔女狩りに関しては、ミシュレの『魔女』の所とか
http://plaza.rakuten.co.jp/sealofc/13023

カール・ドライヤーの所とか
http://plaza.rakuten.co.jp/sealofc/14008

是非見てみてん♪

＞傷が痛いので、お姫様状態だけど、徐々にきっとよくなるぜよ～。心配してくれて有難うね～♪

いえいえ。痛くて大変そう。ほんと、身体いたわってゆたーりと過ごしてくだせえ。 (October 29, 2006 05:34:02 PM)

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SEAL OF CAIN

アンチ・ハリウッド的、ベストセラー無視、サブカル好きのマニアックな傾向のブログです。 2019年に札幌に移住しました。そして2020年、しばらく離れていましたが、またこちらのブログに復帰しようと思います。主に読書・映画関連はこちらのブログに書く予定です。「吉乃黄櫻」名で音楽活動しています。そちらもよろしくデス。

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