2010年07月12日
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カテゴリ: 漫画感想
ドリフターズ(1)

主人公・島津豊久。
戦で瀕死の重傷を負い、そのまま歩き続けたところ「一本通路、大量の扉、受付の男」が居る奇妙な空間に着き、亜人が存在する異世界に飛ばされるという話。

そこには同じ倭人である、織田信長、那須資隆与一がおり合流。
あまり理解しないうちに豊久を助けた亜人の住む村が襲撃され、その村を「助けに」ではなく「獲りに」行くという行動を起こす。

訳の分からないところに放り出され、訳の分からないうちに国獲り合戦を始めてしまうという勢いがまたたまらない。

村を襲いエルフを殺したすかしたヒューマンタイプをあっさり組み伏せ変形するほど顔を殴り、さらにはエルフに(復讐として)殺させるというこの流れだけでも熱すぎるくらい。


この「異世界」では最初に言った受付の男(紫)に飛ばされた漂流物と呼ばれるタイプと、女(EASY)に飛ばされた廃棄物と呼ばれるタイプに分かれ、漂流物は異世界の人間と組み戦い、廃棄物は黒王と呼ばれる化物っぽいモノの配下となり異世界を滅ぼすために戦う。

この漂流物と廃棄物のメンバーがまた。

漂流物には、島津豊久、織田信長、那須資隆与一、ローマの名将:ハンニバル・バルガ、スキピオ、ワイルドバンチ強盗団:ブッチ・キャシディ、サンダンス・キッド、日本海軍の戦闘機搭乗員:菅野直。

廃棄物には、土方歳三、フランスの聖女:ジャンヌダルク、ロシア帝国王女:アナスタシア・ニコラエヴァ、源義経。

ググっても分からん人がちょっといるが実在する人物が時代を超え集結して戦うというのがもう反則。
それを平野耕太が描くというだけで非常にタマラン!

一応別れているが、個人の意思はあるので漂流物だからコッチ、廃棄物だからアッチという単純なものでもないらしいところがまた憎いというか。

しょっぱなっから続きが待ち遠しくてしょうがない作品。





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最終更新日  2010年07月15日 22時02分23秒
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