青藍(せいらん)な日々

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第112話 セーリング



こういう一連の操作にヨットは反応し、それを感じる事ができます。これらの作業は面倒でしょうか?これらの作業の度に、ヨットが反応する事を自分が感じる事ができるのは面白くありませんか?面白いというのは思考でも理論でも無く、感覚ですから、感じる事が面白いか面白く無いか. 考えただけでは解りませんね。

全てがジャストフィットさせるのは至難の技、完璧で無くても良い。ただ、自分が動かした事によってヨットが正直に反応し、それを感じる事が大切です。楽しい以上のものを得られます。どこかで酒飲んでも、旅行に行っても、ご馳走を食べても、豪華客船に乗っても、こんな感覚は得られません。

一般に言うクルージングは旅行に行ったり、ご馳走食べるのとあまり変わらないでしょう。これは快楽、何度も同じ所に旅行したり、毎日同じご馳走では飽きますよね。でも、ヨットはその先にもっとそれ以上の感覚があると思うのですが。毎日でも、同じ場所でも飽きません。




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