ネコ駅長とマラソンの旅

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3.肩こりそう…

電車についてる変な記号3 「コキ」

「コキ」といえば、電話の「子機」、70才の人やその祝いをさす「古稀」
飲酒運転の判定やなんかのときに聞く言葉「呼気」○ml、関節や肩こりなんかの擬音の「コキ」
なんかが思い浮かびます。言葉の響きはどこかコミカルですよね。
鉄の塊の鉄道車両とは相反するような気もしますが、硬そうなイメージが結びつきます。
コキ記号

貨物列車って、見たことありますか??編成が長くてスピードもそんなに速くなくて、
たくさん連なっているのが、黒い箱型の貨車やったり、ガソリンやなんかのタンク車やったり
トラックの荷台みたいなやつやったり…。
貨車自体の長さもいろいろなので、ガタンガタンという音も不規則でした。
そんな貨物列車も今はほとんどなくなってしまい、とってかわったのがコンテナ列車です。
そのコンテナを積む貨車が「コキ」。
コキ104

コンテナ列車は、たまにちがう貨車をつないだりしますがほとんど「コキ」ばかり。
前から後ろまでコキコキコキコキコキコキコキコキ…なんだか肩こりそうな…
コンテナ列車

貨車の記号は最初に用途の記号、次に重さの区分が続きます。
「コ」は車両の用途を示す記号、コンテナ車の「コ」
「キ」は車両の重さの区分を示す記号、25トン以上の車両が「キ」
自分では走れない車両なので機関車などで引っ張る際の重さの目安と
なるように大まかな重さをカタカナであらわします。



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