一画面に収まらなかった交通事故日記

あーあなんでこんなんなっちゃったんだろ?交通事故編

去年の2月末に一時停止無視して脇道から物凄いスピードで
飛び出してきた車に横からヒットされ、愛車だった33GTRを破壊させられた。 
全身を強打して頭と首と胸二箇所(シートベルトの痕)を打撲、右足を捻挫 そして右手が・・・。
命があるだけまだ良い方だと言われ、改めて車に救われた気がしてならない。


しかも、加害車が私が当時掛けていた自動車保険屋だったからたまらない。しかも仕事中の事故。
なにがたまらないのかというと、私側の味方である保険屋が加害者(保険会社)。
当然、私(被害者)の担当するのは・・・加害者である保険屋。 これはもう何を信じて良いのかわからない状態。
しかも、担当者の横柄振りには記録を撮っておくべきだったと
思うほど勘違いはなはだしい。 何回も言い争いをし、怒鳴り込み、担当者を変えさせる様要求。しかし話が通らない。
本社にまで電話するが『彼はそう言う面がある』とだけ言うだけ。  しかも何においてもやらなくてはならないであろう被害者への謝罪が事故を起こした本人から一度もない。保険屋の癖に。(まだ終わったわけではないので今後しかるべき処置は行う予定) 話を戻そう。 


あれから一年がたつ。


それから癒えない右手首。動かない事も無いけど物凄く激痛が伴い、動かす事が嫌になる。
どこの医者へ行っても、『そりゃ事故ならしょうがないよ』とか、『動かさないから痛くなるんだよ もっと動かしてください』とか。
揚句に原因も特定できないその医者が『腱鞘炎ですよ 事故とは関係ない』と半年もシップばかりの治療させといて、この言い草。
この後の一言で流石の私も愛想が尽きた。


『あまり交通事故の治療を長引かせると協会から何か言われるから。』っと。


正直、殴ってやろうとも思ったよ。けど病院で人を怪我させるのは本末転倒な気がしてできなかった。いや、しなかった。


しかし、被害者である私はキチンと加害者の保険で治療を受けられていたので治療費並びに休業損害保障については問題なかった。


そして、いよいよ信用ならないという理由でこの医者に文句をいい、転院の運びを採った(この時文句を言わなかったら完治にするつもりだったらしい 今考えると怖い話だ)




転院先は自分で決めたんだけど、これだけ裏切られていると
流石にどの病院もダメな気もするんだけど。国立の病院へ。
ホント何気なく名前の大きさで選んだだけだったりする。
しかし、この選択が一筋の希望を運んでくれたのだ。


暫くは症状の検査に時間を掛けた。
勿論、手首のどこに問題があるか徹底的に。
MRIを受けたり、手関節に造影剤を入れてのレントゲン撮影もした。 そして結果が出た。
『ひょっとすると三角繊維軟骨に何かあるかもしれない』
三角繊維軟骨・・・。聞きなれない言葉。(難しいので説明省きます)
しかし、確実に原因と思われる部分であると見据えたようだ。
そして先生が言った。
『私には正直判断が難しい。しかしこの事を専門として研究治療している人が別の病院に居る 紹介するから行ってみたらどうでしょう?』と。
これは物凄い事のような気がした。頭に電気が走ったよ
直るかも! って。
ただ、ちょっと遠くて家から車で高速使って1時間ぐらいの距離にある病院。
しかし、何の迷いもなく『行きます!』と言ったのは言うまでもなく・・・。


そして再び転院。けど最初の頃と違って嬉しく転院。
そして診察・検査が始まった。物凄く時間掛けた。
一ヶ月毎週通い詰めた。
そして全てのデータが出揃ったときに先生は言った。
『これは手術の必要性がある 明らかにおかしい点が3箇所』


やっぱり・・・っと。
それと同時に、これだけの事をした加害車が一度も謝罪しないのは許される事ではないと断じて許さないと思うのだった。


そして手術のため入院をする羽目に。
その間、家族や親戚には感謝するしかほかなりませんでした。
別に自分で事故を起こしたものでもないんだけど。


そして今日に至ります。
現在は、抜糸も終え、とりあえず回復に向かっていると思われます。でも、まだ右手のギブスが取れません。
ギブスをしていても、たまに捻ってしまって泣くほど痛い日が
続いています。
今、キーが打てるのは、元来左利きだったためです。


つづく


まだ書ききれなかった事がたくさんありますが、これからも継続していこうと思っています。
最後になりましたがここまで読んでいただきありがとう御座いました。
次回~予定 『修理代と保険屋』『加害者の人、終わらない憎しみ』『自動車と私』 『GTRからセルシオへ』『走り足りなかった。諦めつかない想い』




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