車好きになったわけ

車好きになったわけ

color=#333333>取り立てて書く事が無いわけじゃなかったんだけど、
今までの日記を振り返って見て一度も車の事について触れた事が無いのに今気が付いた。だから今日はその辺の事を書こうかな。


そもそも免許を取りに行ってるときはそんなに車に興味なかったなぁ。むしろ面倒だなぁ おい
って思ってたぐらい。


それで免許を取って最初に乗った車が初期のスープラ。
オートまでね。良くパワステポンプが破裂した車。
運転してると左足のフロアが居様に熱くなるの。


この車は通りがかった車屋でスポーツ体系の格好の割には安いなぁ っと思ったくらい。それほど当事は興味がなかった。
けど、なぜか買っちゃったんだね これ。
理由は今思い出しても良くわかんない。強いて言えば、ライトが開くのがカッコいいような気がしていただけかな(笑)


さぁいざ運転してみると、フロントが居様に長く感じる。
初心者には辛かったよ。でも、当事は足と練習のためって事で、けっこう乗ったもんだよ。普通に。


しかし、ある日何気なく本屋に立ち寄った時に自分の車が表紙になってる雑誌を見つけたわけだ。もちろん読む 買う。
読んでみると、専門用語だらけでなんだか良くわからない。
わからないけど、一つだけ解った事があった。
それは、マフラーを変えると排気の抜けがよくなって加速が増すって事だけ。 
それでも、ほぉ~なるほどね。ぐらい。


それから数日がたってそんな事を忘れていたある日の出来事。
とある駐車場に車を止めるとき、誤って輪留めを乗り越えて
マフラーのタイコを潰してしまった。
普通なら、そのままディーラーへ持っていって修理の依頼するんだけど、その時、脳裏にあのときの本の記事を思い出してしまった。
『マフラーを変えると速くなる』
明らかに履き違えているんだけど、そういうもんじゃない?記憶って。
早速、近所のオートバックスへ行ってみる。(マフラーが売られているのは知っていた)
そして早速注文。 入荷は数日後って話だったけど、なぜか
この時は長く感じたね。


数日後マフラー交換作業に入る。
取り付けの終わったマフラーの出口を見るとなんとなくにやけてしまう(笑)


そして乗る。もう音からして違うから否が応でも気分は高まる。 加速も違うような気がした(こんなレベルでしょうね)
そのまま、当事行きつけていた海まで毎週末の晩は走りまくった。約1年半。
それだけで楽しかったんだ。


そして、良い気になり始めたある日、ストレートでR32に思いっきり抜かれる。 もう考えるまでも無い。ストレートで抜かれてるんだから。速さ改造一直線コース。
っとここで理性のブレーキが入る。
(この車の限界は突き詰めてもGTRには到底及ばないんじゃないか?)ってね。


この考えは正しいようで外れていた。
そうなると急に愛着が薄れる。
ドリフトが当事流行っていて、真似てみる。
到底最初からできやしない。
何度か練習もした。そしてある程度形になって来た時、

事故は起きた。





color=#333333>季節外れの大雪の日だった。
今思うとあれも2月の末の出来事。
ドリフトの真似事ができるようになり、雪も積もって良い感じ。良い気になってやった瞬間、
スピン&クラッシュ。


ここで、ファーストスープラは潰れる。


やはりショックは大きかった。最初に愛着を持った車に愛想付かして調子に乗っての乱暴な運転の末にクラッシュ。


なんか自分がどうのこうの言うより、車が可愛そうだった。
悲痛な叫びというより、嘆きが聞こえた気がした。
そして、あのマフラーが空しく光っていた。


それから次の車を買う気にはなれなかった。
しかし、そう言う訳にも行かない。
ディーラーや車屋を何日も掛けて回る。
たぶん良い車はいくつもあったんだろうけど、目に留まらない
スープラに操を立てる って訳じゃないけど半分は当たり。


で、思った。スープラをまた買おうっと。
ただ、今度のはその当事(70)の形では最終型の最強仕様。
でもね、形はほとんど変わって無いんだよ。
でも、早速探し回るけど、見つからない見つからない。


で、昔からうちの親が車買うときに世話になってる人にお願いしてみた。 
そうすると『あの型はまずないからなぁ 時間かかるよ 今居るお客さんも注文してるけど半年待ってるよ』って。
でも待って出てくるのなら待ちます。
それ以外に乗る気はありませんって。


そして腰を据えようとその晩、何からいじろうかなぁ~なんて
空想にふけっていたその時、電話が鳴った。

『かなりいじってあってこのままじゃナンバーとれないんだけど一台見つかったよ もう持ってきてるから見てみる?』って。  行かない訳が無い。すぐに家を飛び出す。











見た瞬間、電気が走ったよ。こいつだよ これ。って。
ただ、マフラーが社外の車検に通らないのが付いてるから、
このままじゃナンバーが取れないって説明受けた。
マフラー? 
またマフラー?
そういえばこの前のスープラのマフラー使えるんじゃない?


早速スクラップ停止の連絡を入れてもらう。
まだ無事だった。
ぼろぼろのスープラからマフラーを取り外す。
そして移植。


そしてナンバーを陸運局に取りに行く。
思わずお店の人一緒に付いていってしまった自分が面白い。


そして、納車。
震えるっていう気持ちわかった気がする。
あのマフラーの音が蘇る。
なんか、嬉しくてどうしようもなかったよ。
形式は違えど、全てが蘇った感じがした。


そして、走り出す。
もう全てが嬉しかった。


そして、ここから、あの日あったR32(GTR)に挑む戦いが始まったのだった。





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