☆心の中には宝物がいっぱい☆

人に巻き込まれる



乗り物事故を始めて見たのは中学生のころ。
学校のすぐとなりが線路のフェンスだったので、いつも音がうるさかった。
音楽の時間、演奏がとぎれたところに大きなブレーキ音がして
授業中にもかかわらずみんなそろって窓際へ。
モロに見てしまいました、フェンスに張り付いた血だらけの体らしきもの・・・・;^_^A
しかも昼食前に~~~(>_<)

そのとき思いましたねぇ、「人間っていつ何がおこって死ぬかわからへんもんなんや」と。

さて、17歳の受験シーズンのことでした。私は学校サボッて(しょっちゅうでした)
イベントのバイトに向かうため、電車に乗っていましたが、やっぱりハプニングが。
そうです。私の乗っていた電車が人をはねて止まってしまったのです。

車内アナウンスでしばらく動かないことが伝えられると、通勤ラッシュの車内は騒然。
困ったことにその日は私立高校の受験日だったんです。
制服を着た中学生達が真っ青になりながら慌てていました。
私もバイト先に連絡しないと・・・と思ってはいましたが、さすがにちょっとハプニング慣れ(?)
していたこともあって、とりあえず窓を開け線路の上に出てきていた運転手さんに
「ここやったら歩けば地下鉄に乗り換えできるし、受験生だけでも先に降ろしてあげてくれへんかなぁ」
と提案。少し悩んでたようだけど
「じゃぁ誘導します」とドアを開けてくれました。

ところが・・・・。受験生だけではなかったんやねぇ~~。
どぉ~っとみんなが押し寄せて、ドアからも窓からも線路にめがけて人が流れていきまして、
あっという間に床に押し倒されておりました。
内心「なんやのよ~~~、私が提案したおかげやのに!!」
と悔しがってはいましたが、体の上を何人もがまたいだり踏みつけたりしていって、
結局降りたのは一番最後。(>_<)

びっくりはしたけどたいした怪我もなく、バイト先にもニュースは伝わっていたようでお咎めなし。
あぁ、もちろんバイト先の人には「受験生がいっぱいおってな、私が必死に誘導してんでぇ~~!」
と報告してやりましたよ。



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