勇気りんりん　団地妻は大変っすぅ。

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2005年03月21日

震度6弱でした。怖かったよぉ。

(3)

カテゴリ：子供のこと

うちんちは、前原市で、震度６弱でした。
福岡市は、震度５強。

その時、自分は、保育園で、卒業式に出席してました。
上のお兄ちゃんが、在園児代表で、お別れの挨拶を言う役に選ばれたので、これは親として、ビデオ片手にいかなければぁ。とおもって、スーツとか着ちゃって、行ってました。
前日、家族全員、まったく寝付けなくて、夜３時過ぎまで寝れなかったので、下の子は、朝まったく起きれなかったから、団地の友達に、寝たまま預けていきました。

で、めっちゃ眠そうなお兄ちゃんを連れて、保育園に行って、卒園式の保護者席に座って、友達と隣同士で感動で鼻水と涙をたらしながら、えんえん泣いて、「感動するねぇ」といってる時に、いきなり、ぐらぐらっと揺れて、子供たちが、ギャーッと叫んで、園長先生が、頭抑えて練習したみたいにしようね。地震のときはー。っていった瞬間、保護者席から、みんなワーッと、子供の席に走ってわが子のところに行きました。
先生たちも、落ち着いてー。っていってたけど、やっぱりみんな、子供に走っていくよね。もちろん、うちも。ははは。
きれいに飾りつけてくれてた花とかも、めちゃめちゃでした。

そんで、わが子の所にいったら、先生が、しっかり抱いていてくれて、こうすけーと呼んでも、先生が、しっかり抱きしめて離そうとしないから←ある意味、パニック。でも、これは、めっちゃ感動的でした。
で、手持ち無沙汰になったうちは、隣の席に座ってたこの頭抑えてかばってました。年長さんの保護者は、たくさん来てたんだけど、年中さんは、保護者が来てる子がほとんどいなかったから。役がある所だけ来てた感じ。
で、突然のことで、みんな、泣いて大変でした。
それで、すぐ皆はだしで、外に出て、その瞬間から、救急車の音はするし、パニックってあんな感じなんだろうなぁ。

でも、それでも外で、卒園式は続いたんだけどね。
うちはというと、下の娘が、心配で、ずっと電話するけどつながらないし。
でもでも、お兄ちゃんは、言わなきゃいけないしみたいな。
省略省略で、１０分後には、お兄ちゃんも言うことができ、即連れて帰りました。
電話がつながったのは、旦那からかかった、電話で、「大丈夫なん？」で、娘がわからんって言ったら、めっちゃ怒られたぁ。
で、自分大丈夫？って聞いたら、現場ぐちゃぐちゃになったけん、掃除しようとかいうけん、こっちも、むかーってきて、掃除とかどーでもいいけん、かえってこんねっていって。旦那は、福岡の天神付近の現場で、足場とかも、めっちゃ倒れてすごいことになっとったらしい。

で、ばたばた、団地に帰ったら、娘も無事、外に連れて行ってもらってて、お皿がいっぱい割れて、こわかったぁ。って言ってました。
家の中に入って、通帳とか取りに行って、でも現金忘れてきた馬鹿がうち。
家の中は、何でか、水まみれで、でも割れたのとかはほとんどなくで安心でした。
後で、水槽の水とか、朝のみかけのジュースがこぼれただけだと判明。
それと、棚の上のものは、いっぱい落ちてたけど、とりあえずガスの元栓だけ締めて、外に出ました。

とにかくビックリしたのは、誰とも連絡が取れないこと。
それと、子供がものすごく、なくし怖がるしってこと。
とにかく、家は、怖いので、コンビニにお弁当買いに行ったら、何もないって事と、踏切が下りっぱなしで、ずっとカンカン言ってて困ったってこと。

余震は、次の日の朝まで１００回以上って言ってたけど、実際すごかったし、
今これを書いてる間も５回は揺れたし、でも家にいる他ないしねぇ。
公民館行ったり、学校行った人もいたけど、団地よりも揺れが激しいから、怖いって聞いたし。
何しろやっぱり普段どおりにしてないと、子供のびびり方が普通じゃないからね。
でも、本当に、お店はこういうとき、なんもないのには、ビックリでした。
でも、今日は、あるみたい。

とにかく、娘を確保して、すぐに、実家にいって、様子を見てちょっと瓦が落ちただけで、売り物が少し割れたくらいだけ、佐賀の一人暮らしのおばちゃんの様子見てきてって言われて、見に行ったりしたけど、やっぱ、こういう時は、年寄りのほうが、デーンと構えてて、感心しました。
途中、線路に、電車が止まってて、その止まってる場所が、がけの間で、上から何か落ちてきそうだし、下に落ちても死ぬだろうなって場所で、中にお客さんが乗ってるよぉ。と目のいい息子がいってたけど、もう地震から、３時間もそんな場所に乗ってる人は、たまらんかったやろーな。

保育園を引退する先生も、２７年の締めくくりが、地震の日でかわいそかったなぁ。一番かわいそかったのは、阪神の地震で、怖くて移り住んできてた人。
福岡安全って聞いてたのに、もう安全な場所ってないんだろうね。っていってた。

そんで、旦那の実家も心配になって、いったら、ものすごく、食器が散乱してて壊れてました。
それなのに、お米２０キロもくれて、お店行ってもなくなってるかもよ。って。
皆、優しいし。

家に戻って、そしたら旦那も戻ってて、ＦＡＸみてみて。
って言うから見たら、「生きてるー？」連絡くださいって。
かなりうけました。

こういうときは、ホント、人のやさしいのが身にしみるなぁと実感しました。

今日、いろんな人に会ったけど、皆やっぱりお風呂に入れんって言ってました。

あ、もうひとつ、うちの馬鹿をさらします。
昨日、スーパーに言ったら、お惣菜は、ほとんど売り切れてたけど、大量に、お肉があって、しかもしゃぶしゃぶ肉。
しっかりそれを買ったうち。
帰って、しゃぶしゃぶするよー。って言ったら。旦那から、は？っていわれて、じゃ、うどんするよー。って言ったら、ばかぁっていわれました。
お湯が危ないやん、やけどするって。
今日、会う人会う人にその話したら、あんたらしいねー。普通せんよーって。
えへ。

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