■靴ブランドの歴史■



【　 ＪＯＨＮＬＯＢＢ　ジョンロブ 　】

ジョンロブ は1849年ロンドンのst.ジェームス・ストリートに創設。ビスポー
クメーカーとしてその名声を確立する。1976年にはエルメスがロブ パリ
を職人ごと買収して既製靴の生産が行われるようになった。

たとえ既製靴であってもそのビスポーク譲りの履き心地とクオリティー管理
で靴好きをとりこにしている。 ジョンロブに使用される革は最高級中の
最高級のものしか使わず、使用しなかった部分はなんと捨ててしまうと
いう徹底ぶり。靴好きの憧れのブランド。

【　 ＥＤＷＡＲＤＧＲＥＥＮ　エドワードグリーン 】

エドワードグリーン は1891年のそのブランドの名前になったエドワード・グ
リーン氏がノーザンプトンにおいて創業。ひたすらひたすらに生真面目
に基本に忠実に靴作りを続けることでそのエドワードグリーンの靴は伝
説の靴とまで謳われるようになる。

すばらしい革に優れた木型から作ることでフィッティングを最重視した靴つ
くりを行ってきた。靴好きにはたまらない最高級靴ブランドのひとつである。

【　 CROCKETT＆JONES　クロケット＆ジョーンズ 　】

1879年、チャールズ・ジョーンズ兄弟と、ジェームズ・クロケットによって
ロンドン北西の都市ノーザンプトンに設立された CROCKETT & JONES 社は、
その伝統的手法と最高レベルの品質で世界中に知られている英国の
シューメーカーです。

４代目にあたる今でもファミリー経営が続けられており、受け継がれた自社
工場によって創業時から変わらぬポリシーの靴造りが行われています。


最高級の素材と熟練職人による徹底した
丁寧な手仕事によって造られた“逸品”と呼ばれるにふさわしいこれらの靴
は 英国では常にトップの売上高を誇り、1990年には女王陛下より賞を授与され
た程です。 その洗練されたエレガントさが、今なお多くの人々を魅了し続けているのでしょう。

【　 ＡＬＤＥＮ　オールデン 　】

1884年創業のアメリカのビジネスシューズのブランド。
1884年、 オールデン ・シュー・カンパニーは、マサチューセッツ州、ニュー
イングランド地方のミドルボロに設立されました。設立者は、チャールズ
・Ｈ・オールデン氏で、初期の工場製品はカスタムメイドブーツや
受注生産による品質の高い紳士靴でした。

1892年、工場は拡張され同じマサチューセッツ州のノースアビントンに移転
され、オールデン氏が退職するまでの約４７年間、その地に工場を置きました。

オールデン氏は、その間にターロウ家と提携しており、彼の退職に
よりオールデン・シュー・カンパニーはターロウ家によって受け継がれ
ました。現在では、設立当初のミドルボロウで世界に向けて靴の生産を続けています。

【　 Alfred Sargent　アルフレッド・サージェント 　】

アルフレッド・サージェント は1889年、ノーザンプトン州のラシュデンにて
同名の氏により創業されました。

以来、ファミリービジネスとして引き継がれています。優れた商品をより求
めやすい価格で提供するため、一帯に電気が引かれたときにはいち早く
導入し、機械化に成功しました。

おかげで全ての工程において手抜かりが無く、やるべきことをやっている割
りに良心的な価格設定を実現しています。

【　 JOHNSTON & MURPHY　ジョンストン＆マーフィー 　】

1850年以来、全てのアメリカ大統領が愛した靴。
リンカーン、ルーズベルト、ケネディーなど歴代の、そして現職の米国大統領
や外交官、さらにビジネス界のエグゼクティブに愛用されてきた名品。

この事実が何よりも多く、このブランドの素晴らしさを物語っていると言え
ましょう。 ジョンストン&マーフィー がステータスの象徴として選ばれて
きた歴史が、最高のブランドであることを証明しています。

可能な限り、厳選した最上の皮革を用い、優れた技術で靴を作る。
これが創業から約一世紀半に渡る、J&Mの変わらぬテーマです。

【　 ＣＬＡＲＫＳ　クラークス 　】

1825年 クラークス社 誕生
イングランド南西部の小さな町、ストリート。
町に住むサイラスとジェームスというクラーク兄弟が始めた
小さな靴工場から歴史がスタートした。
当時としてはまったく奇抜な、毛付のシープスキンを使った
スリッパを発案。これがびっくりするほど履きやすく、当然、大評判となる。
兄弟は、本格的にこの製造に踏み切った。

その後も、 クラークス は技術革新にたゆまぬ努力を続けた。
靴専用のミシンを開発し、それまでは手作業で行っていたソールカットを
マシン化するなど、靴を大量生産することに成功した。

【　 Tricker's　トリッカーズ 　】

1829年 トリッカーズ (Tricker's)は靴の聖地といわれる英国ノーザンプトンで
靴作りの名人ジョセフ・トリッカーが創業する。
トリッカーズの靴は、ハンドメイド，ベンチメイドで、現在も当時と同じ伝統
の手法と技を用いて作られています 。最高級の素材のみを用いたトリッカーズ社
の靴はていねいに作られ、履き心地も抜群、英国王室から
王室御用達に指定されている。
ノーザンプトン市内のセント・ミッチェル通りにあるトリッカーズ工場には，
王冠に３本の鳥の羽根をあしらった紋章が掲げられていて英国の靴の中で
も最高靴を作ることで有名である。

【　 ＲＥＤＷＩＮＧ　レッドウィング 　】

アメリカ中西部ミネソタ州。 レッドウィング 社はその名も
レッドウィングというミネソタ州の街にある。1905年、
チャールズ･ベックマンと14人のメンバーは一軒の靴工場を建てた。
これがレッドウィングシューズの誕生である。

アメリカで1番有名なブーツ・レッドウイング、1905年RED WING SHOESは生ま
れ、1950年アイリッシュセッターが誕生しペコスやアウトドアワーク、
工ンジニアブ一ツが有名でいまでも手作業で靴の製造を行い基本的
デザインや素材、製法に至るまで、手のかかった当時そのままの方法で作り続けられている。

【　 Paraboot　パラブーツ 　】

「全ての製品に本物の信頼性と高い品質、そして魅力を」
Parabootの創始者レミー・リシャールポンヴェールは1919年アメリカ滞在か
ら1足のラバーで覆われたブーツと共に帰国しました。この"ブーツ"は彼
に、ブラジルPARA港から直輸入された天然ラテックスを使用しラバーソ
ールの靴を生産するというアイデアを与えました。
よって「Paraboot」は自社の靴に用いるソールをも自ら製造する世界で唯一
のシューズメーカーとなりました。 創業以来、変わらない魂と厳しい基準のもとに「Paraboot」は造り続けら
れ、まもなく一世紀が経とうとしています。

【　 MACBETT　マクベット 　】

MACBETTはイタリア靴の生産地で有名なナポリ近郊に設立され、メンズの紳士
ドレスシューズを専門に企画、生産しているブラントです。現在ではMY WAY社
と提携し、イタリアマーケットで最も有名なブランドとして活躍しています。
MACBETTはクラシコイタリアの伝統を受け継ぎ、精巧且つ洗練され、
常に美しさを追求しています。デザインと履き心地を
重視するMACBETTはヨーロッパ市場ではトレンドな存在に成長しています。
最良な素材の選定に研究を重ね、長年技術を培ってきた職人の情熱をもって
MACBETTという最高の芸術を生みだしています。
古くから受け継がれている伝統をイタリアならではのマッケイ製法で
甲革と足底を縫い合わせ、履き心地の良さを追求した製品に仕上げています。

【　 ＹＡＮＫＯ　ヤンコ 　】

ヤンコ は1890年にスペインの靴作りの伝統が根付くマヨルカ島にて創業。
1920年代までにスペインでは既に一定の地位を築き上げていた。
スペイン市民戦争やフランコ独裁政権による統制経済の下、
一時は工場閉鎖を余儀なくされたものの、1961年に再興。
1970年にはバルセロナに直営店舗をオープンし、企画・製造から
販売までの自社一貫事業を完成させた。

グッドイヤーウェルテッド製法を得意とし日本人向けの靴の製造も行っています。
ヤンコのグッドイヤーウェルテッド製法はイギリスのそれよりも
品質が高いのではないかとの声もあるほどです。

【　 DANNER　ダナー 　】

「実際にダナーの靴を履く人が、不便を感じずに、使いやすく耐久性に富んだ靴を作る。」

これが ダナー が、1932年の創業後、オレゴン州ポートランドに本拠地を移し現在に至るまで、
変わることなく持ち続けている靴づくりの信念です。
そのためには大量生産の単純作業を極力避けて、
厳選された素材を丹念に手作業で作り上げることが大切であると考えています。

ダナーが、最初に作ったブーツは森林伐採人用のもので、靴底には鋲が打ち
込まれている靴でした。そして1952年にはアメリカで初めてビブラム・ソールを用いて、
クライミング・シューズを作り出しました。 1980年、世界初のゴアテックス・ブーツを発表しました。

このようにダナーは、常に履く人の業種や使われ方を考えて、
それぞれの現場で本当に実力を発揮するヘビーデューティーな
靴を作り続けてきました。

【　 trippen　トリッペン 　】

ユニバーサルデザインの概念を本格的に靴に導入し、実践し続けるブランドがこの トリッペン 。
1992年にドイツ・ベルリンのギャラリーで誕生した新興ブランド。

トリッペンは、靴職人マイスター資格を持つミヒャエル・エーラーとデザイナーの
アンジェラ・シュピーツの2人によって立ち上げられた。
特徴的な事の一つにオールソールリペアが可能な独特のソール縫製デザインは、
もはやトリッペンの存在を確固たる物としたのである。

【　 ＷＥＳＣＯ　ウエスコ 　】

　WESCO（ウエスコ）ブーツは、熟練職人のハンドクラフトによる１５５の生産工程、
高品質と高機能へのこだわり、型崩れを防ぎながら土踏まずを保護、
足への負担を軽減するために、あえて製造に手間のかかる『スティールシャンク』
を他のブーツメーカーに先駆けて採用する。

大量生産に走ることなく、1918年から変わらないクオリティー最優先のたゆまぬ姿勢が、
創業当時より多くのハードワーカー達に愛され、現在もタフな職業に従事する男たちや
、バイカーの足元を支え続けるブランド。タフな外見とは裏腹に、
良質な革素材のおかげで履き心地の良さ（柔らかさ）がWESCOブーツの人気の秘密です。
ワークブーツの最高級ブランドです。

【　 Stefano Branchini　ステファノブランキーニ 　】

ステファノブランキーニ は「ステファノ・ビー」が世界で初めて
スクエア・トゥーのデザインを考案したことで有名。その後、ステファノ・ビー社
とその商標をルイ・ヴィトングループに売却し、自身の目指す靴作りに
専念するため、新たにブランキーニ・カルツォレリア社を設立、
ブランド「Stefano Branchini」を再構築して現在に至ります。

ブランキーニの靴作りのコンセプトは「デザインの流行を追い求めるだけでなく、
クラシックなデザインを踏襲しながらも斬新さを表現すること。
そしてそのベースには製品の高いクオリティーがなくてはならない」

【　 RUSSELL MOCCASIN ラッセルモカシン 　】

1898年、アメリカで創業されたシューズブランド
RUSSELL MOCCASIN[ラッセルモカシン]
北米のネイティブアメリカンが履いていたとされる
インディアンモカシンは、現在あるモカシンシューズの
原点とされています。

その伝統を守り続けるラッセルでは、職人の丁寧な手作業によって
一足の靴が作られています。足を包みこむ柔らかな革、
快適な履き心地、長時間の歩行でも疲れにくいソール。
その一足からは、ずっと昔から変わらずに愛されてきたであろう、
ハンドメイドの温かさが感じられます。

【　 TRAPPER トラッパー 　】

Ｍａｄｅ Ｉｎ ＩＴＲＡＬＹ
１９７０年代に２人のイタリア人デザイナー
よって誕生したシューズブランドです。
素材感・マテリアルに拘った、イタリアらしい
スマート＆ハイセンスなシューズをリーズナブルな価格で
リリースする注目のブランドです！

【　 FLORSHEIM　フローシャイム 　】

1892年、アメリカのシカゴにてミルトン フローシャイムと
彼の父シグムンドによってつくられました。
フローシャイム は創業当時より高品質な紳士靴を
グローバルな市場で展開することを視野に置き、大量生産で
「高品質」な商品を作る基準をいち早く確立していきました。

常に、業界を変革し続け、その結果紳士ドレス、カジュアルシューズに
関してアメリカ大陸市場でNo.1紳士靴ブランドになりました。
「FLORSHEIM」の靴は、彼らが靴を作り始めてから100年以上年月を
現在でも、「スタイル」「快適さ」「高品質」の基本コンセプトを
変えることなく常に業界を変革しつづけています。

【　 Grenson　グレンソン 　】

ノーザンプトン郊外のラシュデンにてウィリアム・グリーンが
1866年小さな工房を開いたのがグレンソンの始まりです。
1895年に会社化し、創業者の苗字「GREN」とその息子「SON」をつなげた
造語「GRENSON」を社名とします。

グレンソン は創業時から英国で最高の靴作りを目指し、
産業革命時にも機械化を進めず、あくまでも伝統の製靴法によって
手仕事にこだわっています。
1911年には現在同様の生産方式を確立しますが、製法、工程、
技術ばかりでなく、設備や道具までも当時のものをそのまま使用しており、
１足の靴は200以上の工程と８週間の時間を経て作られます。
グレンソンの最高級ライン“マスターピース”は英国靴ファンの
熱い支持を受けています。

【　 TOPSIDER　トップサイダー 　】

1935年、米国マサチューセッツ州にてポール・スペリー氏によって
設立されたのシューブランド「スペリー トップサイダー」。
氷の上を滑らずに歩く犬の足からヒントを得て開発されたという、
切り込みの入ったラバーソール、通称スペリーソールを採用した
デッキシューズを世界に送り出したブランドとしてあまりにも有名。

日本のファッションシーンにおいても、古くからアメリカン
カジュアル＆トラッドの足元には欠かせない存在として親しまれています。






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