shomarinのピアノ室跡

shomarinのピアノ室跡

試聴・録音サンプル


 電源は単三マンガン電池+,-それぞれ20本(±約32V)を用いてRolandのレコーダーR-09でピアノを録音してみました。
 まずノイズの少なさとFレンジ・Dレンジの広さに驚かされます。AT822+R-09ではノイズの中でピアノ演奏しているという感じですが、DCマイクはピアノのタッチが明確に表現され、演奏に没頭できます。
AT822+R-09では全く気づきませんでしたが、ウチのボロピアノのキーの動く音(ギコギコ)がはっきりと記録されています。もうAT822には戻れません。
 初段FETが2SK30ATMでも十分DCマイクの良さが堪能できます。2N3954の入手で困っておられる方はまず2SK30ATMで試してみるのもいいのではと思います。

8.使用上の注意点
 DCマイクの電源を投入してから約10秒間は出力端子に最大30V近くのDCオフセット電圧が出力されます。1000MΩを通じてSEコンデンサに充電されるために仕方がないのですが、この間はレコーダーには接続しない方がいいと思います。
 電源OFF状態のR-09につないだままDCマイクの電源を投入するとその後、R-09の電源が投入できない状態が数回発生しました。電池を抜き取り再度投入するとOKなのですが、DCマイクの電源投入時のオフセットによりR-09が気絶したようです。

sIMGP1080.jpg

(2006.9.10)

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