拙者のブログ

拙者のブログ

PR

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

角万

角万

カレンダー

お気に入りブログ

ススミマセンねぇ~… New! ナイト1960さん

Nitterが復活した! 結女★11さん

「真冬のトロピカル2… リュウちゃん6796さん

コマさんの 気まぐれ… コマさん2022さん
  ひらめき… 花村実葉さん

コメント新着

角万 @ Re:次男(10/07) コメントありがとうございます。 このコメ…
紫の音 @ Re:次男(10/07) 頼もしい息子さんですね! いくつになって…
角万 @ Re[1]:俯瞰恋愛(07/15) もちもち)^o^(さんへ えっ、夢みたい。 …
もちもち)^o^( @ Re:俯瞰恋愛(07/15) 当人同士は普通に居ても、外から見ると『…
角万 @ Re[1]:真夜中のチョコレート(05/07) ちっぴー1215さんへ コロナは愛する人ま…
2019年10月11日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


オレが45で、結子が23ぐらいだった。

彼女は営業部に中途入社してきた娘で、前職はアパレル関係と聞いていた。

元々はCAになりたかったそうで語学力に富み、よく会社にも外人の恋人から電話があった。


彼には離婚してまだベビーカーに乗せるような金髪の赤ん坊が一人いて、結子がベビーカーを押しているのを見たと噂があった。

結子が甲斐甲斐しく赤ん坊の世話を想像してみると、つくづく人間の二面性を感じてしまう。

何故なら彼女が海を好きなのを知っていたので、営業に出るフリをして明日朝から湘南へ行かないかとオレが誘った事があった。
翌朝彼女は水着を隠して持ってきて、俺と京浜急行へ乗った。

水着姿でメタボの中年男と、長い黒髪で小麦色の若い娘が浜を歩いているとミスマッチなのか、たくさんの人の視線を感じた。

しかし彼女にはそこに何も意識がなかったようで、潮の香をたっぷりと吸いこんでいた。

彼女にとっては唯一の主婦業からの解放だったかもしれない。

帰社後お互い日に焼けて顔が赤くなっていたが、これは二人だけの極秘事項だった。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019年10月11日 23時34分42秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: