January 20, 2009
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真っ白に光った部分に
腰掛けてさ

こうして街を見ているんだ

どのビルも角砂糖みたいで
小さなアリが
行ったり来たり

声なんかまるで聞こえないから
現実なのか解らなくなるよ

雲の上は晴天つづきだから
傘は持ってこなかった

時々ジェットが遠くを行くけど
珍しくもないのさ

なんだか眠くなってきたから
少し眠るよ

風は少し強いからさ
起きたら何処かへ流されて
ここには居ないかもしれないけど

いつだって僕のいる所が
僕の場所だから

たいして変わりはないだろ?






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Last updated  January 20, 2009 12:15:28 PM
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