■ 病院選びと助産婦外来(妊婦検診)

■病院選びと助産婦外来(妊婦検診)■


初めて妊娠の確認の診察にいった病院は以前私が虫垂炎で入院した病院でした。
ここは 「自然分娩」「アクティブバ-ズ」 を日本のどこの病院よりも早く取り入れた病院です。

自然分娩は昔ながらのお産方法です。

産婆さんが自宅に来て介助してくれる、医者の立ち会い無しのお産です。

これは、現在でも「助産院」や「自宅出産」では多く例があるのですが
これを病院で扱ってるところは殆どありません。

医療介助を全く施さないのでこれが出来る条件は

『健康な妊婦』 (血圧、体重増加、尿糖、尿蛋白、浮腫などの数値が正常である)
『双子ではない』 (もちろん三つ子以上もダメ・・)
『逆子になってない』 (帝王切開になるので)

と出産に伴うリスクの無い妊婦なら誰でもできるものです。

「助産院」や「自宅出産」と違う点は

『万が一、赤ちゃんの心拍が落ちたり、緊急帝王切開になってしまった場合、
すぐそばに産科の医者がいるので搬送せずに処置が受けれる』


ことです。

医療介助とは、

『帝王切開』
産道を通さずメスを入れて子宮から赤ちゃんを取り出す方法
『無痛分娩』
麻酔を打って痛みを感じずに分娩する方法

は勿論ですが、
ここ30年、初産婦においては当たり前となってる

『陣痛促進剤』
弱い陣痛が長く続く人にはこれを打って強くし分娩時間までを短縮する。
『会陰切開』
子宮口が10cmで全開になるまで分娩できないのだが、 7~8cmの時点で切開することによって分娩が早く なります。
また『いきみ』の苦手な妊婦にも有効と言えます。

『鉗子分娩』
母体の疲労が激しいか胎児が仮死状態になったりしたときの緊急措置。
鉗子とは金属制のへらを2枚はさみにように組み合わせたもので
これで胎児の頭を両側からはさんで引きだすものを鉗子分娩といいます。

『吸引分娩』
母体の疲労が激しいか胎児が仮死状態になったりしたときの緊急措置。
吸引分娩とは吸引カップを胎児の頭にあてて陰圧で吸着させ、これを引っぱって胎児が出てくるのを助ける医療処置です。


などの医療を施すことです。

またお産前に 剃毛、導尿、浣腸 等を標準で処置として行う産院がほとんどですが

私がお産した病院ではそれらの『標準処置』も勿論行いませんでした。
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無痛分娩は非常に魅力的でしたが、あまり情報が無かったのと無痛をやってる病院が遠かったので諦めました。

よって

陣痛促進剤と会陰切開がど~しても嫌だった私は

『自然分娩』を選びました。

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病院では最初の4ヶ月の安定期前までは産科の医者による診察。

そのあと、リスクの無い健康な妊婦と太鼓判押された私は

『助産婦外来』 になりました。

特徴としては、
いや~な内診もなく、エコー診察も子宮にいれるものではなく
早い時期からお腹にあてるものになりました。(エコー技師がやります)

妊婦後期はドップラーもやりますがこれも助産婦さん。

そして問診(食生活チェックなど)や採血もみんな助産婦さんです。

医者の数より助産婦さんの方が多いので 待つ時間が大幅に短縮できる利点 もありました。


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