オオカミの行動 その2


狩りに参加しなかったオオカミは?群れの中でも、生きている鹿が怖くて怖くて襲うどころか逃げてしまうオオカミもいるらしい。〔営業能力無し?〕現代ビジネスでは当然、リストラクチャリングの対象となるはずだが・・・。

野性の世界ではそのようなことにはならないらしい、では、その弱虫オオカミは?野生の理にかなったシステムに組み込まれており、この狩りもしない、子育てもしない、弱虫オオカミの仕事は警備係りだそうで、どうして?

弱虫・臆病・気が小さいので夜行性のオオカミは昼間群れで睡眠をする。さすがに睡眠中は狩りを得意とするオオカミでも寝こみを襲われたら何も出来ない。そこで、弱虫オオカミは群れでも地位が低いので中心では眠れない。群れの外側で寝る。

熊、トラなどが偶然、群れのそばを昼間通っても、かすかな小枝の折れる音を感知して強いオオカミのところまで移動して寝ようとする、というより起こしに行く?ようで立派に群れ全体を結果として防御しているらしい・・・。

すごいよね。人はコウユウ存在を疎ましく思って、仲間外れにしたり、リストラしてしまったり、自然は良く出来ている。でもね、ここは生きるためのプロの世界だから(野生)絶対ルールがあって、リーダーオオカミより先に獲物を食すと、

肉体的にダメージを追ったあげく群れを追放されるんだってさ。(子のオオカミは別)、それと、成獣に近いオスも群れから排除されてしまう(近親交配を避ける摂理)そこで生きれないで死んでしまうことは遺伝子が弱いということで自然淘汰の法則で必要なことなんだってさ。優しいようで、厳しいね。



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