+シテキシソウ+

+姉と詩音+







私は姉のことが大好き。

小さい頃は姉とかなり喧嘩をしていた。

でも、私が中学に入る頃には喧嘩はしなくなった。

誰から見ても仲のいい姉妹だった。

いまも仲のいい姉妹。

姉のことが大好きだけど

本当は姉のことが少し憎い。

憎いと言うより羨ましい。

姉は結構、好き勝手に生活していた。

ぃゃ、好き勝手と言うより

自分の道を歩いて行った。

好きに遊んで、夜遅くに帰ってくるときもあった。

お母さんとかはそんな姉を心配していたりした。

姉が高校のときは私は中学生。

姉は結構、中学の時から遊び歩いていた。

姉が中学の時は私は小学生。

姉と私は三歳差。

お母さんが姉のことを心配しているのをみて

私は「姉みたいにお母さんとか人を心配させないように生きなくちゃ・・・」と

心のどこかで思っていた。

そんな中、姉はちゃんと高校を卒業してフリーターになった。

楽しそうにしていた。

私はというと、学区内の公立高校の少しレベルが高い高校に入学した。

学区内だと上から三番目ぐらいのレベルの高校。

そんな高校に入った私を親や親戚、先生は誉めてくれた。

其れで其処でも「いい成績」を取らなくては・・・と想い

勉強を頑張った。

私の入った高校は二期生で前期が九月末に終わる。

前期の成績が学年順位、六位。

もちろん親とか誉めてくれた。

私は後期もこの成績を保たなければ・・・と想い

頑張った。

けど。。。

先生からのプレッシャーや親からの期待がつらかった。

でも、頑張った分だけ私のことを誉めてくれる。

だから頑張った。

後期の中間は学年順位が10~20の間だった。

それで私はもっと勉強しなくては・・・と想い

頑張って勉強した。

前期までは勉強が楽しいと想っていたけど

もうこの頃からは楽しくなかった。

つらかった。

字が読めないときもあった。

理解できなくなってきた。

そして十二月ぐらいから私は体調を壊し始めた。

熱をよく出したり、お腹を壊したり・・

頭の中では学校に行かなくては・・・と想うほど

体調が悪くなっていった。

だるくて、なんだかつらくて学校にいけないという日もあった。

つらかった。

でも、体調が悪くても学校に行く日のほうが多かった。

みんなには「大丈夫」と言っていたけど

本当は全く大丈夫ではなかった。

冬休みに入り、少し落ち着いた。

けど、リストカットなどをしていた。

冬休みがあけて、少し頑張っていた。

けど、やっぱり授業を受けるのがつらくて仕方がなかった。

ある日、授業を抜け出して保健室に行った。

其れで先生が今の病院を紹介してくれた。。。



と、話がずれてしまい言いたいことをまだ言っていないのですが

私は姉が羨ましいのと憎いのがあった。

姉も結構、悩んで生きているのだと想う。

でも、姉は結構、色々とお母さんに話せる人だった。

お母さんもそんな姉の話をよく聞いていた。

私は其れを見て

お母さんを悩ませてる

と想ってしまい、

私は姉みたいに・・・と考えるようになった。



其れから私は私のことを抑えるようになった。

ぃゃ、其の前から私は私を出さないでいた。

抑えるのが強くなった。

自分を出さないことで自分と他人の関係を保っていた。


姉とも私を出さないでいて関係を保っていた。











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