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カテゴリ: 竹内まりや
今日は、まりやさんの6年ぶりのオリジナルアルバム「Denim」の発売日です。
先月、NHKの音楽番組「SONGS」の第一回目に登場。
ご本人の、ゆったりとした温かいナレーションをベースに、プロモーションビデオで、これまで発表された音楽の紹介、「Denim」から数曲分のプロモーションビデオ、山下達郎さんのコメント、そして、達筆なまりやさんの字幕付き「人生の扉」のビデオと、実に充実した内容でした。


上野樹里さんや松たか子さんとの楽しそうなやりとりからも、明るく親しみやすい性格が伝わってきました。家庭に軸足を置き、家事や子育てと曲作りを、家族のスケジュールを優先し、無理のない範囲で両立する姿勢に、主婦として親近感と尊敬の念を覚えます。毎回、さりげない歌詞の中に含まれている深いメッセージが、心にしみてきます。



年を取ることに肯定的で、前向きなまりやさんの周りには、素敵な年輪を重ねた、人生の達人が、たくさんいるのではないかと感じました。
アンチエイジングではなく、ナチュラルエイジングとでも言うのでしょうか。無理に若作りするのではなく、年齢をそのまま受け入れ、「いくつになっても生きる価値はある」という歌詞に、強くうなずきました。


日本では、とかく、若いことが素晴らしく、年を取ることが嫌がられるような傾向がありますが、この曲からは、幾つになっても、何があっても、人生を味わおうという、ポジティブなメッセージが伝わってきます。


私も、その時その時の年齢や、置かれた状況によって、アンテナの角度やとらえ方が変わることを実感し、その都度、面白いと思ってきました。
さまざまな人に出会い、人生経験を積むごとに、だんだん視野が広がりました。
落ち込んだり、焦ったり、迷ったり、失敗に泣いたり、人間関係に悩んだり・・・


今では、何があっても、現実をそのまま受け入れ、味わいたいと思うようになりました。
どんな経験も無駄にはならない。どこかでつながり、いつか生きてくる。
だから、毎日を楽しみながら、笑顔で生きていきたいと思っています。


先日、学生時代のクラブの同窓会がありました。
顧問の恩師は、当時と変わらないイメージのまま、素敵な70代になっていらっしゃいました。
先生や同窓生のスピーチを聞きながら、一日一日の続きが今日であり、心の持ち方ひとつで人生は変わると思いました。


最近は、Gパンやデニム地のスカートを「Gパン」「デニムのスカート」ではなく「デニム」 と呼ぶようですが、ズボンをパンツと呼ぶことと同様、自分では口にしない単語です。
さらっと「Denim」と言えるまりやさんって、やっぱり感覚が若いなあ、と思います。



四つ葉 歌 詞 さくら 人生の扉














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最終更新日  2009年03月11日 10時52分53秒


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