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小説 1~6
頂き物目次へ
『未題』(NARUTO 頂き物1)
『ナルト、お前の修行を俺がしばらく見ることになった。ま、よろしくー』
『へ?カカシ先生?!・・・やったぁ!!』
火影の命令によりこの日から、カカシに修行を見てもらえることになり大はしゃぎのナルト。彼は開始前日の夜も修行の事をずっと考えていた。
『カカシ先生との1対1の修行ってどんなだろ!?やっぱ、特別な術とか教えてくれんだろーなー!!あ~、早く明日になんねぇかな♪』
翌日、カカシ待ち4時間28分・・・
『やぁ、ナルト君。おはよー。今日は布団が重くて起きれなかったん..』
『嘘つけ!!何で毎回へーきな顔してそーゆー事言えるんだってばよ!!』
ナルトが喋っている間、目をそらしていたカカシがようやく口を開いた。
『何か言った?ホラ、修行するんでしょ。ついておいで~』
ナルトがカカシの遅刻に腹を立てて着いた先は、大きな木が一本立った広い丘だった。
『火影様からおゆるしが出だし、あの木はどんな処理をしてもいい。ナルト、アレを蹴りだけで'倒せ,』
ナルトは聞き間違いだと信じてもう一度聞いてみた。
『先生・・・今、なんて言ったん・・・だってばよ・・・?』
カカシは何のためらいもなく笑顔で答えた。
『'た・お・せ,って言ったの。わかった?』
どう見ても直径10メートルはある木を'倒す,だなんて、聞いたことがない。
『あのさ!あのさ!カカシ先生もちょっとは手伝ってくれんだよな!?』
『なーんで俺がそんなことしなきゃいけないの。』
(カ・・・カカシ先生ってば、遅刻した上に、オレ一人でこの木を蹴り倒せとか言い出してるってばよ・・・)
『ま!一般的に見りゃあ、切り倒すだけでも困難極まりない木を、蹴りだけで倒すだなんてありえない話だが・・・考えてみろ・・・』
『え?・・・何なんだってばよ・・・?』
カカシは自信に満ちた目で言った。
『あれほどデカい木を何日もかけて、ただひたすら蹴るとなれば相当な精神力と忍耐力がいる・・・
そんな木を・・・お前が・・・蹴りだけで倒せたら・・・どーだ?』
『もし俺があの木を一人で倒せたら・・・・・!!』
『ま!とりあえず、ハンパじゃないほどの力がつくのはわかるな?ナルト。』
ナルトは大きく頷き、目を見開いて木に向かって突っ走って行った。
『目の前で見ると・・・; マジでかなりデカいってばよ・・・!!』
(さ~てナルトはどこまでもつかな・・・)
ナルト、修行5日目の朝。
木のいたる所に元の色より黒ずんだナルトの足跡が無数についていた。
『おっしゃ~!!今日も行くってばよ!影分身の術ゥ!!』
丘の上の木の周りで連続キックをする数十人のナルトを見に来たカカシ。
だが彼は、絶えず木を蹴るナルトを見てほめるわけでもなく呟いた。
(ナルト・・・そろそろだぞ、泣きをみるのは。)
そしてカカシの予感は、初めから決まっていたかのように的中した。
修行7日目の夜。
この日のナルトは、数日前まであの大木に蹴りをいれていたナルトと違って、影分身どころか立つことさえ出来ないほど疲れきっていた。
『ハァ・・・ハァ・・・チャクラが・・・。』
遂に木より先に倒れてしまったナルトをカカシは見ていた。そして小さな溜め息をついた後、ナルトの耳元で囁いた。
『もー終わりですかー?うずまきナルトくーん。』
ナルトはハッと目を覚ましてカカシを確認したと同時に、丘の上を這いながら木に向かった。
『まだまだ・・・だっ・・・てば・・・よ・・・・・』
体の中で何かがほどけたように地面にへたれ込んだ。そしてとうとう彼は自分の本音をまき散らした。
『大体、あんな木・・・はじめっから倒せっこなかったんだってばよ・・・どーせ俺は、何の修行したって・・・誰が教えたってムダだったんだ!!』
『お前は何も分かっちゃない。 ・・・ありゃあ、幻術だ。』
カカシの指さしたあの木は彼の'解,という言葉と共に、煙と化して消えていった。ナルトはポカーンと口を開けたまま。
『決して倒れることのない幻の木に蹴りを入れていくにつれて己への信頼を無くしていくまでの時間を測定する―――ま!いわばアレは精神力テストだったってな事よ。』
ナルトはカカシにすがった。涙をボロボロとこぼしながら・・・。
『俺・・・わかったってばよ・・・オレは、誰にも認めてもらえねーってコト!!』
ナルトの勢いを更に上回ってカカシは鋭い声で叫んだ。
『ソレが俺にあの幻術を解かせた原因だ!!お前は里の誰よりたくさんの人に支えてもらってきた事を、この俺でさえ知っている。だからこそ・・・』
カカシは潤んだ目をできる限り笑わせて言葉を続けた。
『俺はその支えをムダになんかしてほしかない。』
ナルトは目をつぶってニコッと笑ったがすぐにうつむいて、クナイで地面を刺しながら言った。
『・・・でも俺は・・・修行をやめちまった・・・もうダメだってばよ・・・』
『アレ??なんかカン違いしてないか~ナルトー。』
次の瞬間、ナルトはいつもの笑顔に戻った。
『・・・・・・・・・・・・・ごーかっく♪・・・・・・・・・・・・どっかできいたセリフだけどな~。』
『カカシ先生・・・!!!』
(ナルト・・・確かにお前の実力は劣っているかもしれない。だが、それは頭のお堅い方々の通知表。でも俺がつける通知表は・・・ま、こーゆー通知表だ―――――)
☆泉 千里様コメント☆
・・・こんなかんじでいかがでしょう(汗
ってかまず、アノ術はなんだ?!と気付いた頃にはもう遅かったです(ェ 自分の小説って、センス無いなとかなり感じさせられました。
マジですいません、こんなので。。。 まぁ、これからも『xNARUTOx』に立ち寄ってやってください。。でゎ。
☆管理人感想およびお礼☆
まず、ナルトとカカシ先生が、とても上手に書かれていますね。それぞれ、ナルトらしく、カカシ先生らしく書かれています。二人のやりとりも、リズム感があって上手いなぁと思いました。
ストーリーですが、自分でリクしたこともあり、好みの話です。話の持っていきかたもいいですね。初めは張り切るナルトが、だんだん…ってところ。クライマックスシーンは、特に楽しませていただきました。認めてもらえないと涙するナルト(ナルトの涙に弱い私v)に、カカシ先生が諭す…。決めゼリフがまたカッコいい! いいですねぇ(しみじみ…)締めもさわやかです。泉様、本当にありがとうございました。
<春風詩様よりコメント>
※この小説は、多少原作NARUTOのネタバレがあったりします。
ってわけで、まだNARUTO単行本の27巻を読んでいない方でネタバレがイヤな方は読まない方が良いかも知れません;申し訳ございません==;
大丈夫という方は下に進んでください。
ヒナタが、ナルトが修行で長い間里を離れるということを知ったのは、ナルトが退院した日のことだった。
そして、ナルトが発つ前日。
その日ヒナタは、ぼーっと窓の外を眺めていた。
だが、考えていることはナルトのことばかりだった。
ナルトのことを思った刹那、涙があふれる。
ヒナタは黙ったまま、涙をぬぐった。
泣いてはいけない、という思いがあったのだ。
ナルトが里を離れてしまい、長い間会えなくなってしまうことは、もちろん悲しい。だが、ナルトは修行で里を離れるのだ。―強くなるために。
ナルトが発つのは明日だが、見送る気にはなれなかった。なぜなら、病院に見舞いに行ったときに、包帯を全身に巻かれたナルトを見て気絶してしまったのが恥ずかしく、あわす顔がなかったからだ。
だが。
このままで自分は、後悔しないのだろうか。とヒナタは思った。
自分が悲しんでばかりじゃ、きっとナルトのことだから心配してくれるだろう。
しかし、心配は修行の荷物になってしまう。
ナルトのことを好きな人間として、そういうことをしてはいけないんだ、と思った。
そして、ヒナタは決意する。
ナルトが自分のことを心配しないよう、、悲しくても悲しい顔をしたりしないで、自分は大丈夫だから・・・と、修行に専念してくれるように・・・
心配しないでね、と言おう、と―。
*向日葵の花*(NARUTO 頂き物2)
そう決意はしたものの・・・。
私は何もできず家に閉じこもっていました。
でもこのままじゃ、決意した意味がないし、後悔しちゃう・・・。
ふと、中忍試験での、ネジ兄さんと戦ったときのことを思い出しました。
あのとき・・・ナルト君は大声をだして、私のことを応援してくれた・・・。
でも、今度は修行をするナルト君を見送る立場として、頑張って、と、応援するばんだよね・・・!
私は勇気を出して、ナルト君に会いに行くことに決めたのです。
さすがに、見送るときにはナルト君の先生になる人がいるだろうから・・・心配しないでねなんて言ってるところはなんだか人に見られるのは恥ずかしいし・・・^^;
そのときでした。
「ヒナター!!!」
ナルト君・・・のような声が、近づいてきたのです。
私は思わず外に出て家の門の前まで行ってみると、こちらに走ってくるナルト君の姿がありました。
「ナ・・・ナルト君・・・!」
私は、気絶してしまったことを思い出して顔が赤くなる自分を必死に落ち着かせました。
「あー・・・疲れたってばよ・・・はぁはぁ」
「だ・・・大丈夫?」
「あぁ・・・大丈夫・・・だってばよ・・・!」
ナルト君は息を荒くしながらも私に笑顔を見せてくれました。―それにしても、どうしたのだろう・・・?
「それより!」
「え?」
急に、ナルト君が私の手首を掴みました。
「見せたいモンが、あるんだってばよ」
私はナルト君に引っ張られながら、ある場所に来ました。
そこは、今の時期、向日葵がたくさんの花を咲かせることで有名な公園で、木ノ葉の人からも『向日葵公園』と呼ばれるほど向日葵が有名な公園でした。
「わぁ・・・す・・・すごい・・・!」
そして今。そこには、私よりも背が高いようなたくさんの向日葵が、大きく花を開いて咲いていました。50本くらい・・・ううん、もっともっと、咲いていました。
「キレいだろ?」
と、ナルト君が微笑みました。
「うん・・・すごく・・・キレい・・・!」
「お前が向日葵好きだって聞いたからさ」
私がナルト君の方を振り返ると、ナルト君は少し照れていました。
私は前から向日葵が好きだったけれど、こんなにたくさんの向日葵を見たのは初めてでした。
「ナ・・・ナルト君・・・ありがとう・・・!」
恥ずかしくて、声がちっちゃいお礼になってしまったけれど、ナルト君は
「いいってことよ!」
と言ってくれました。
私がそんな向日葵を見つめていると、ナルト君が私の手を握ってきました。
「ナ・・・ナルト君・・・///」
「もっと奥の方も見てみようぜ」
「う・・・うん!」
ナルト君と私は、向日葵の奥の方へ進んでいきました。
向日葵を見ながら、私は思いました。
―今日、今。ここで言わなきゃ・・・私の気持ちを。
心配しないでね、って・・・言わなきゃ・・・!
「しっかし、この公園けっこー広いんだな!さすがに俺ってば疲れたってばよ^^;そこのベンチ座ろうぜヒナタ」
「そ、そうだね」
そう言って、ナルト君と私はそのベンチに腰を下ろしました。
私は今言おうと思って、勇気を出して切り出しました。
「ナ・・・ナルト君」
「んー?」
「ナルト君・・・明日・・・修行で・・・長い間里から離れちゃうんだよね・・・」
そう言うと、ナルト君はまっすぐ、まるで未来の自分を見るかのように、
「・・・あぁ・・・!俺ってば・・・もっともっと強くなんなきゃいけねェから・・・!」
と答えました。
「それが・・・どうかした?」
「あの・・・その・・・・・・・」
「あ!わかった!お前、俺がいなくなっちまうから悲しいんだろォ!」
「・・・・・・・」
私は、悲しいというのも嘘じゃなかったので何も言えず黙り込んでしまいました。
―何やってるんだろう、私・・・言わなきゃ・・・!
「そ・・・その・・・、ナルト君・・・修行中・・・私のこと・・・心配しないでいいからね・・・っ」
「・・・え?」
「もちろん・・・私、ナルト君が長い間いなくなってしまうのは・・・すごく悲しいよ・・・、でも・・・私には・・・くじけたとき、ナルト君の様に支えてくれる仲間がいるから・・・。
ナルト君も修行を決めたときに・・・思ったと思うんだけど、一番辛いのは・・・ナルト君だと思う。
でも、辛いことを覚悟して・・・修行を決意したナルト君は・・・
・・・やっぱり・・・とても強い人なんだね・・・。
だからこそ・・・私は、そういうナルト君に頑張ってほしいし・・・、今よりももっと強くなって帰ってきて欲しい・・・そう思ってるの・・・。
だから・・・私のことなんか心配してたら・・・
それがお荷物になっちゃうと思うから・・・
・・・その・・・・・・」
言葉につまってしまって、少し沈黙が続いてしまいました。
―え・・・?
ナルト君の声が、やけに近く感じました。
「・・・ヒナタ・・・・ありがとうってばよ・・・!
俺ってば・・・やっぱ・・・そういうお前が好きだってばよ・・・!」
私は、しばらくしてから、ナルト君に抱きしめられていたことに気がつきました。
でも・・・何かが・・・変。
私はやっと気がつきました。
「・・・ナルト君・・・泣いてる・・・の・・・?」
そう言ってもきっと素直には答えてくれないだろうと思ったけれど、ナルト君は素直に
「・・・うん」
と答えてくれました。
私はそのまま、何も言わず、そのまま動かずに、ナルト君から口を開くのを待っていました―。
少しすると、ナルト君が私を離しました。
「俺ってば・・・情けねェな・・・。女の子の前でベソかくなんてさ」
「そ、そんなことないよ」
そう言うと、ナルト君は無理に笑顔をつくって、私に今の胸中を話してくれました。
「・・・俺ってば、不安だったんだ。―本当に、修行に行っちまっていいのかって。
くじけることもあるかも知んねェ・・・どんだけ修行が長くなるのかもわかんねェ・・・それなのに、俺のことを励まして、支えてくれるのは誰もいねェ・・・それでも俺は修行に行くのかって。
でも・・・今のヒナタの言葉聞いて・・・なんか安心したってばよ!」
「そっか・・・」
私は微笑みました。ナルト君の言葉が、とても嬉しかったのです。
「よォーし!!俺ってば頑張っちゃお!!」
「うん・・・頑張ってね・・・!」
そして、ナルト君が里を発つ当日。
私はやっぱり、いてもたってもいられなくなってしまい、ナルト君を見守ることにしました。
「何やってる、行くぞナルト!」
「オウってばよ!!」
そう言って、ナルト君は里を後にしました。
―私も・・・頑張らなくちゃ・・・!
それから時間はあっという間に過ぎて、もうあれから1年が経った今。
そして今、私は、1年前ナルト君が連れてきてくれた、向日葵公園にいます。
私がなんで向日葵が好きなのか・・・その理由は、花言葉にあります。
向日葵の花言葉は、『憧れ』。
いのちゃんから、アカデミー時代に教えてもらって以来、この花が好きになりました。
この向日葵の花は、お日様・・・太陽に憧れて、あんな大きな花を開いて、自分も太陽になりたいって思っている、という説から、この花言葉がついたらしいです。
ナルト君のようになりたくて、憧れて―そして、それが『恋』だと分かった今。
向日葵を見ていると、まるで自分を見ているようです。
そして太陽は、ナルト君。
太陽と向日葵は、すごく離れてる。
今の、ナルト君と私のように。
そして今、その向日葵公園にはたくさんの向日葵が咲き乱れていました。 END
☆春風 詩様コメント☆
*あとがき*
中途半端な終わり方ですみません!りゆなさん、こんな小説でよかったでしょうか?;書き直したものの、完成度低くてすみません;気に入っていただけたら光栄ですm(__)m
向日葵の花言葉の由来は、確かこんなんだったかな・・・ってカンジのかなりうろ覚え(聞いたことあるなーくらいな)で書いたので、信用なさらないようにしてください^^;もしかしたら違うかも知れませんので。
でも花言葉はあってます。ちゃんと辞書で調べましたヨ!(笑)
このヒナタはかなり漢らしいですよね(汗)。でもヒナちゃんは強い子だと思ったんで、こうしてみました。。
☆管理人感想およびお礼☆
はっきり言って上手いです。
まず題名が素敵です。『向日葵の花』向日葵はヒナタのイメージにぴったりです。ヒナタって名前、太陽の日向からとったと思うんですよ多分。だから夏の日差しを浴びて育つ向日葵は、ヒナタに良く合っていると思います。それに、向日葵の持つ真っ直ぐな強さ。ヒナタは芯の強い子だと思うから…。
春風様が作中で、花言葉から恋につなげたのも、すごく説得力あります。きちんと資料等を見て書かれたとのこと、作品を作る姿勢が素晴らしいです。
ヒナタの敬語語りも、とても効果的です。性格が良く出ています。構成も、ヒナタの物思い・本編・一年後の三部構成で上手くまとまってます。向日葵公園の風景も、とても透明感があり綺麗に書かれています。ヒナタの純粋な心のように…。
ヒナタが本当は強い子だというのも、同感です。ナルトのお荷物にならないようにと気遣う、ヒナタの純粋でけなげな恋、すごく素敵でした。
最後に、私のツボをついたのは、ヒナタの「泣いてるの?」という問いに「…うん」って返したナルトです。素直に返事をするナルトに私もヒナタ同様びっくりしましたが、ここは本当に良かったです。ナルトのまだ子供な部分とか、ヒナタへの素直さとかが表現されていますね。修業へ行くナルト、本当は不安で仕方なかったという設定に、切なくてたまらなくなりました。
春風様、素敵な小説、本当にありがとうございました。
『俺の役目』(NARUTO 頂き物3)
「んもー!シカちゃん久しぶりvv」
「キバ.....てめぇさっきからそれしかいえねぇのか?」
「だってシカちゃんかっこよくなってるんだもんvv」
「死ね」
前のサスケ奪回の任務は失敗に終わった。
それにもかかわらず火影は俺らに新しい任務を頼んだ。
しかもパートナーは......
俺とシカちゃんの2人
どうやらサスケの任務から傷が完治したのは俺ら2人で。
本当はイノも居たようだがイノはサスケの任務について話さなかったシカちゃん達に腹を立ててるらしくこなかった。
んで2人だけの任務。
「今日の任務はどっかの国のスパイがこっちに向かってるらしいから食い止めろだと。」
「暗部の人そこまで分かったならなんで食い止めないんだろ?」
「まだ正確に入ったとはいえねぇからだと。」
「じゃあ入って来なきゃ任務なし?」
「当たり」
まぁ任務が無くてもあってもいいや。
シカちゃんに会えたから
「赤丸今日はいねぇのか?」
「うん。今母ちゃんと修行中。」
「へぇ」
「でも大丈夫!シカちゃんは俺が守るから!」
「めんどくせぇ」
「ひどっシカちゃん!!」
こうゆう会話さえうれしかった。
「ほら早く行くぞ」
めんどくさいと言うような顔のどこかでシカちゃんは笑ってたから。
「うん!」
ザッ ザッ
「よしこの辺だろ」
俺達は森の中をただひたすら走ってたがシカちゃんが急に足をとめた。
「シカちゃん?まだにおいしないよ?」
「アホ。罠つくんだよ。」
「へぇ......」
(そんなことまで考えてんだ.....)
「この木はでかいからな.....この木を通らなきゃ木の葉につくのは難しい」
「そうだね。この木をまっすぐだもんね」
俺は後ろ姿で作業をするシカちゃんを見てた。
するとふと、
(.....やっば。抱きしめてぇ......)
なんて考えた。
違いなくやったら殺されると思い俺は一度出した手を引っ込めた。
その時だった。
「.......!!シカちゃん.....においがする...」
「あー来たのかよ。だりィ」
木々の枝を蹴り俺らは敵の方へ向かった。
(居た!)
地面に足をつけ敵の人数を確認する。
(4.....5...6!)
「木の葉か?」
真ん中の背の高い男が喋る
「木の葉になんの用だ?」
シカちゃんがゆっくりと口を開く。
「言ったらどうなる?」
「場合によっちゃ殺す」
シカちゃんの殺意が手にとるようにわかった
「じゃあいえないね」
そういって敵はいったん散り、木々に隠れた。
俺とシカちゃんも二手に別れ敵を追う。
「おぅらぁ!!!」
俺のクナイは追った3人すべてにあたりそいつらは次々と倒れこんでいった。
焦るほどの弱さにびっくりした。
そしてシカちゃんの居るほうからも叫び声が聞こえた。
シカちゃんの方へいくと敵はやっぱりたおれこんでて、
終わったんだ
そう思いシカちゃんに微笑みかけた。
気を抜いた。
抜いてしまった。
「キバ!!後ろ!!!」
「!?」
ガンッッ
俺は倒した奴らの血のにおいで一人のにおいに気づかず頭を地面に叩きつけるように殴られた。
木から落とされ俺の体をシカちゃんはすかさず受け止めてくれた。
敵は俺らの様子を一目みるとまた木の葉への道を進んだ。
「待て!!!」
「シカちゃんありがとっ」俺は急いでシカちゃんの体から降りた。
そして俺とシカちゃんは敵のあとを追った。
走ってる敵は最初に喋った背の高い奴だった。
(あいつが隊長か)
俺にでもすぐ分かった。
「........よし!」
敵が向かってるのは間違いなくあの仕掛けの作った木。
「今だ!!」
シカちゃんは声をあげクナイを投げ、数メートル先の大きな木の一本に当てた。
それと同時にくすだまのようなものが敵の前に落ち破裂した。
敵に4本のクナイがささった。
とおもったら
ボンッッ
敵の体から白い煙があがる。
「影分身!?いつから....!」
シカちゃんは珍しく困ったような顔をした。
一度体勢を取り直した時、横に居るシカちゃんの後ろに人影が見え思わず俺はシカちゃんの後ろに叫ぶ暇なく立った。
グサ。
そんな効果音が俺の腹から聞こえた。
人影はやっぱり敵だったみたいだ。
「キバっ!!」
敵は俺が飛び出して来た事にあせったのか一度2・3本前の木の枝に移った。
「キバっ何してんだよ!!お前!」
「何ー?シカちゃん心配してくれてんのォ?」
俺が無理して笑うとシカちゃんは泣き出してしまった。
「俺のせい.....だ!ごめんキバ.....!!」
「馬ー鹿....!シ.....カちゃんの......せいじゃない.....よ」
途切れたくないのに俺の声は途切れて。
墓穴をほってる気さえした。
「俺がしっかり....してれ....ば」
「俺.守るっつた....じゃん」
「五代目と約束までしたのに!」
あまりにもシカちゃんが苦しそうだったから
体を起こしシカちゃんを抱きしめた。
「キバっお前...体.........!」
「大丈....夫。シカ....ちゃんは悪くないよ。俺シカちゃん守れ.....て...少し今...安心して....るくらい」
「...........」
「落ち着.....いて。俺....は此処にいる......から。」
「ごめん.....キバ......俺行ってくるわ。」
涙をぬぐってシカちゃんは敵の方へ走っていった。
敵もシカちゃんに飛びかかろうとしたようだがシカちゃんは光玉を破裂させたようだ。
敵は強い光のせいで目がくらんだのかフラフラし始めた。
シカちゃんはすかさず印を結んだ。
「影縛りの術!」
敵の叫び声は森中に響き俺たちの任務は終わった。
「ふぅおつかれ!シカちゃんvv」
俺達は倒したやつらを火影のところに送り終わった帰りだった。
「キバ.......すまなかった」
「.......俺こそ御免ね」
「なにがだ?」
「サスケの任務の時から責任感感じてたんでしょ?」
「........」
「でも今日は任務成功おめでとう!!」
俺が笑うと
「――――あぁ」
シカちゃんも笑った
「でも良かったーvvシカちゃん無傷でvv」
「良くねぇだろ。お前また病院通うことなったじゃねーか」
「いいよそんなん。シカちゃんが看病してくれるんでしょ?」
「看護師にしてもらえ」
「ぇ――!」
ねぇシカちゃんが不安なら
全部俺が吹き飛ばしてあげる。
シカちゃんがピンチなら
死んでも守ってあげる。
きっとそれが俺の役目だから。
☆成田 つう様コメント☆
ゎあー!キバシカです!一応!(何
........キリバン折角踏んでくださったのにこんなもので
すいません!こんなんで良ければ貰ってやってください!
しかもめっさ時間かかっちゃって!
10月はいっちゃいましたよ!すいませんでした!!
とにかく......900ヒットありがとうございました★(終わらした.....
☆管理人感想およびお礼☆
キバシカの世界を初めて知った管理人です(笑)二人のやりとりがとても良かったです。シカちゃんと呼ぶ可愛いキバと、軽くあしらうシカマル。
けれど任務では、シカマルをかばい負傷したキバ! サスケ奪回任務で責任を感じていたシカマルが苦しくて泣いたとき、キバは辛い体でシカマルを優しく励ましてましたね。落ち着いてって。そして涙をぬぐい敵を倒すシカマル! 感動的でした。戦いのシーンも本格的ですね! ラストの、キバが語るシカマルへの思いもいいです。シカマルのこと、とても大切にしてる気持ちが伝わってきて、心温まりました。
成田様、感動的な小説をありがとうございました!
師弟もの・カカシ・サスケ小説
『青い鳥』(NARUTO 頂き物4)
「ナルト、もう行くのか」
カカシがナルトにたずねた。するとナルトは元気よく『おう!』と返事をする。
「・・・でもまだエロ仙人との約束の時間までちょっとあるから・・・その前に行きたい場所があるんだってばよ。」
そう言われてカカシとナルトは今、木ノ葉を一望できる展望台に来ている。そこから来る風は、もうすっかり秋風となっていた。
「やっぱりここにいたんだ」
「!」
カカシとナルトが振り向くと、そこには後ろに手を組んで、サクラが立っていた。
「今日行くって聞いたから門の前までいってみたらいないんだもの。ちょっと探したのよ」
「ごめんごめん^^;」
とナルトが軽く謝ると、サクラは『別にいいのよ』と微笑んだ。
そして、ナルトの隣に並ぶ。
3人は、そこから木ノ葉を見つめていた。
「・・・どこを見ても・・・第7班で過ごした日々を・・・思い出すな」
カカシがしみじみと言うと、ナルトとサクラはゆっくりとうなずいた。
カカシはそんな木ノ葉を眺めながら、ある日のことを思い出していた。
ハァハァ・・・と、サスケの荒い息遣いがただ岩に跳ね返って周りに響き渡っている。
その日は、カカシがサスケに千鳥を教えてから数日経った日のことだった。
「サスケ・・・写輪眼はもういい。お前の千鳥はほぼ完璧だ。後はカウンターを見切れるかどうかだな」
俺がそういうと、サスケは荒い息遣いのまま無言で写輪眼を元に戻した。
「じゃあ今日はこれで終わりね。今度時間あったらカウンターのこととかも俺が見てやるから。。じゃ」
と俺がその場を去ろうとしたとき、サスケが「カカシ」と俺を呼んだ。
「ん?何?」
俺が問うと、サスケは俺の目をじっと見て、こう言った。
「・・・三発目・・・・・・
三発目が・・・・うてるようになるまで・・・今日一日・・・みてくんねぇか・・・・・」
「・・・・・・・」
俺はそのまま少し黙っていたが、また口を開いた。
「お前の限界は二発だって言ったろ」
「わかってる」
俺はまた黙り込んだ。
こいつがどういう意味で言っているのかがわかったからだ。
「・・・よくわきまえろ、自分を。そのうちお前が成長すれば三発目だってうてるようになるだろ。今は二発うてれば十分だ」
そう言ったが、サスケは特に反応を見せず、再び写輪眼になった。
少し、沈黙が続いた。
「・・・そんなに早くそれ以上強くなる必要はないだろ」
サスケは無言のままだった。
そして、また沈黙が続く。
「サスケ・・・・
復讐なんてやめとけ」
チャクラを練り始めるサスケに、俺は言った。ただそれだけを。
「・・・あんたに・・・」
そして、サスケはそのチャクラを左手にためる。
「何がわかるってんだよ・・・・・・」
そして、その左手のチャクラは、千鳥と化した。
「・・・もういい。あんたが俺を見る気がないのなら―一人でやる。」
俺はそのまま少しサスケを見ていたが、サスケは俺がいなくなるのを待っている様子もなく、一発目の千鳥を大岩にぶつけていた。
そして、次もまた千鳥をうつ。―二発目。
―一度、サスケから聞いていた。我愛羅と戦ったときに、サスケは三発目をうった、と。呪印を覚醒させてまで。
そのときサスケは、ただ『憎しみ』に身を委ね―その一瞬の心の隙が、存在しないはずのサスケの三発目を生み出した・・・
「・・・サスケ・・・いい加減・・・目を覚ませ」
「・・・・・・せぇ・・・・・」
「お前はもうガキじゃないんだ」
「っるせぇっつってんだよ!
一体アンタに何がわかるってんだよ!俺はな・・・アンタみたいに何もわかってねェくせに偉そうな口をきく奴が一番嫌なんだよ!
見る気がねェんだったらさっさと消えろ!目障りなんだよ!」
パンッ。
俺はサスケの頬を平手で殴った。
少しの間だが、すぐに逆ギレでもして殴りかかってくると思っていたサスケは、何故か黙り込み、沈黙が続いた。
そして、サスケは我に返ったようにして、俺を睨む。
「ってーな・・・何すんだよ!!」
「何すんだよって、お前の態度からして自業自得だろーが」
さらに強く睨むサスケ。
「―俺は前から言ってただろ。復讐なんてやめとけ・・・ってな。なのに俺がお前のその野望のためにこの千鳥を教えたなどと誤解されちゃあ困るんだよ」
サスケは相変わらず俺を睨んでいる。が、どこかさっきの睨み方とは違う・・・そんなような気がした。
「・・・俺も・・・戦争中に生きてきた人間だ。だから・・・その中でたくさんのものを失った。お前と同じように・・・親だって失ったさ。そして・・・大切な仲間もな」
「・・・何が言いたい」
サスケがやっと口を開いた。
「・・・だからこそ、今のお前にこの術を教えたんだよ」
「・・・!?」
俺はサスケに―俺の部下であり、仲間でもあるサスケに言った。
「お前にそれ以上―失う者がないようにな」
サスケはいつの間にか、俺を睨んでいなかった。―俺のことを、ただじっと見ていた。
そして、少し俯き何か考えていると、そのまま俺に背を向けた。
俺はそのまま、サスケに向かって言った。
「・・・ま・・・年で言うとな・・・まだ早すぎるとは思うが」
サスケは、俺の言った言葉を聞いていたかはわからない。どこを見て、何を考えていたかも。
が、サスケはそのとき、俺の言葉を聞いていたのだろう。―なぜなら。
「・・・俺だってな・・・お前の親父さんの代わりになれないことはないんだぞ。そりゃ・・・血がつながってるわけじゃないんだからまるっきりお前の親父さんになってやることはできないが・・・
親父さんの存在には、なれることができるだろ。
・・・かっこつけてるつもりかも知んないけどな・・・苦しみを一人で抱え込むな。
お前はもう―一人じゃないんだから」
実を言うと、こんな場所じゃなくても―この言葉を言ってやりたかった。
サスケはいつも、一族殺しのことを話す時、憎しみを露にするようなことしか言わなかった。
だが、口にしないだけで、もっと辛いものがあったはずだ。家族がいない悲しみ。そして、独り孤独という苦しみ―。
そんな部下―仲間のために俺がしてあげることと言えば、これくらいしかない・・・そう思っていた。
しばらく沈黙は続いたが、俺は下を向いていた目をふとサスケを見ると、
サスケの肩が震えているのがわかった。
サスケは、泣いていた。
後ろ姿だけでわかったが、本人は気付かれないようにしているらしい。
この涙が、どういう涙なのかはわからなかった。が、
俺はそっと、サスケを抱きしめてやった。
サスケも、何も言わずにそのまま泣いていた。
少しすると、サスケは抵抗をし始めた。よくこういうことをガイとリー君がやっているので俺はなんとなく慣れているのだが、サスケにはやっぱり慣れないらしい。
「おい・・・放せ。暑苦しいしなんだか気持ち悪い」
「・・・気持ち悪いってお前なぁ・・・俺はそんな趣味はないぞ。俺にはもみじという恋b」「うるさい。」
サスケに言葉を遮られる。―が・・・俺の惨劇はもうここで始まっていようとは・・・。
俺は、背後から視線を感じ、そのままふりむいた。
するとそこには・・・
「・・・カ・・・カカシさん・・・・・・」
固まってつったっている、もみじの姿が・・・・。。
俺は今更になって思い出した。今日はサスケの修行の後、もみじと用事があったことを。きっともうとっくに予定の時刻は過ぎ、もみじは俺を呼びに来たのだろう・・・。
もみじの目線は、俺の顔ではなく、俺とサスケの全体図を見ていた。
・・・・・もしかしてもみじ・・・・・誤解・・・してる・・・・・・?;
「・・・・・しっ・・・・・失礼しましたっ・・・・・・!!」
もみじはふるえる声でそういうと、その場を走り去るようにして行ってしまった。きっと泣いていただろう・・・・・・。。
「あー!!;待ってもみじ!!誤解だよ!!俺のさっきの遮られたセリフ聞いてなかった!?;;」
俺はそのままもみじを追った。
「・・・俺の親父はそんなキャラじゃねーぜ」
サスケが笑うように言っていたのが、俺には聞こえた・・・・。。。
そして、今。
カカシはふと、空を見上げた。今日はわりと風がある日で、雲が動いていくのがはっきりとわかった。
フワッと、そよ風が吹いた。
―まるで、今までの思い出を忘れさせようとでもするかのように・・・。
カカシはそのそよ風の姿を見るかのように、風を感じていた。
「カカシ先生」
ナルトがカカシを呼んだので、カカシがナルトの方をみると、ナルトはどこか改まったようにしてカカシを見ていた。
「・・・カカシ先生・・・俺ってば・・・ぜってー強くなって帰ってくるから」
「・・・あぁ。大変だろうが・・・お前にはまだまだあり余るほどの希望がある。頑張れよ」
「おう!!・・・んでさ・・・、」 「ん?」
「サスケも・・・ぜってー助け出すから。」
カカシは、そのままナルトを見つめていた。
「・・・あいつには・・・カカシ先生が必要だってばよ。カカシ先生みたいに・・・怒ってくれたり、励ましてくれたりする人が・・・。
きっと・・・サスケの奴だって、口にはしねーけど、カカシ先生のことは・・・先生でもあって、でも父ちゃんでもあって・・・。きっと感謝してるところがあったと思うんだってばよ。
それに・・・サクラちゃんも」
「え?」
名前を言われ、この2人の会話をきいていたサクラがナルトを見る。
「サクラちゃんみたいに・・・自分のことを好きでいてくれて、いつも見守ってくれてるような人も、あいつには必要だから」
そう言われたサクラは、少し間を置いてからニコっとナルトに微笑んだ。
「それに・・・」
カカシが言った。
「ナルト・・・アンタも必要ね」
サクラが言った。
ナルトはニッと笑うと、
「よしっ!!そろそろエロ仙人と約束の時間になるから、俺ってば行って来るってばよ!」
と言い、里を後にした。カカシとサクラは、笑顔でそれを見送った。
―サスケ・・・お前はつくづく、幸せ者だな。
俺はあのときから・・・お前の親父さんの代わりになれたかは実際わからない・・・だがな。ああ言った以上、お前は必ずや大蛇丸の手から救い出してやる。ナルト、サクラと共にな。
そして救い出すことができたなら―またお前の親父さんの代わりになってやる。
―必ずな。
カカシがふと空を見上げると、またフワッと、そよ風が吹いていた。
そのそよ風とは逆方向に、風向きに逆らって飛んでいる一羽の青い鳥がいた。
カカシはその青い鳥を、じっと見つめていた。 終わり
☆春風 詩様コメント☆
*あとがき*
あれ?あれ??あれ????
・・・なんで最後、微妙にナルトオチっぽいんだろ(死死死)。しかもカカシの最後の言葉、アレ何?しめくくりにしちゃっていいの??
・・・ってなカンジなんですが・・・すみません、かなり完成度の低い作品になってしまいました・・・いや・・・こんなの作品と呼べない・・・!!こんな書き物をささげることになってしまって・・・りゆなさんスミマセンm(__)m m(__)m m(__)m ホント申し訳ないです・・・!!;;
今回、初めて師弟リクを受け付けたわけなので、それもあるのかも知れませんが、かなり意味不明&感動しねー!!みたいになってしまいました_l ̄l○ _l ̄l○ 記念すべき初のリク師弟モノだったのに_l ̄l○ _l ̄l○ _l ̄l○
・・・ちなみに、題名『青い鳥』っていうのは特別深い意味はないです・・・(オイ。)
こんな小説でも、気に入っていただければ幸いです。
☆管理人感想およびお礼☆
それはもうとても気に入りました。今回管理人のとんでもないリクエストに春風様をかなり困らせてしまったようで、申し訳なく思っています・汗
でも管理人が書いたらキャラを壊してしまうだろうと思われるものを、春風様は見事原作キャライメージ通りに書いてくださいました。
青い鳥というサスケイメージの題名、回想という手法、本格的修業シーン、仲間を意識したラスト…どれも本当に上手いです。
管理人特にお気に入りなのは、サスケの態度(笑)です。これは管理人の勝手な解釈で春風様の意図とは違うかもしれませんが…千鳥三発目をうとうとすれば、当然カカシ先生怒りますよね。でもあえてカカシ先生の前でそれをしようとしている行為は、性格上口に出せないサスケのカカシ先生へのSOSなのかなぁと思いました。復讐と仲間とのはざまで苦しみを抱えるサスケは、けれどどうすることも出来ず、心のどこかでカカシ先生に止めてほしかったのかな…って。だから、カカシ先生の前で千鳥をうち、心とは違う言葉でカカシ先生をののしったりして…でもぶたれてまで怒られて、父親代わりになってやるとまで言われて、すごく安心したと思うし嬉しかったと思います。その一連、サスケの態度、特に目の表情でうまく表されていて上手いと思いました。
総まとめですが、管理人こういう話にとても弱くて…もうすごくツボです。とても良かったですv 春風様、ありがとうございました!
『闇と孤独と』(NARUTO 頂き物5)
お前はいつも俺のあとばっかりついてまわって
「うざい」と言っても ちっとも聞かなくて
お前はあの時、俺の事が好きだと言って
俺の為なら何でもするって言って…
本当は嬉しかったんだ。
あんな事を言ってくれたのは お前がはじめてだったから
もし、全てが片付いて それでもまだ 俺がそこに戻れるなら…
今度は視線を合わせて ちゃんと言うよ
「 サクラ ありがとう 」
☆美月様コメント☆
りゆな様から頂いたサスサク詩『桜吹雪の道』のお返しのつもり(汗)。りゆな様の詩がサクラ視点だったんで
こっちはサスケ視点で書いてみましたが……すいません、穴があったら入って出てきたくないです。っていうか、サスサクかどうかも怪しいな、コレ。
文才ない自分に思いっきり玉砕しました。こんなの捧げていいのか!?
☆管理人感想およびお礼☆
差し上げた詩『桜吹雪の道』あの簡素な詩に対としてこんな素晴らしい詩を書いてくださり感激です!
サスケの語り口や気持ちに、もう読むたびに胸が締め付けられるような切ない気持ちになります。視線を合わせてちゃんと言うよ…ありがとう……ってところなんかもうツボです! 美月様もおっしゃってましたが、サスケとサクラが第一部で別れるシーンは私もたまらなく切ないけれど大好きです。そのシーンとも関連した内容で、もうシンクロして泣けてきそうです。
対として作って頂いたので、並べたいところですが、管理人レベルの差に恥ずかしすぎて出来ませんでした。美月様は文章も大変上手いです。
なお、美月様のHPでは、とても素晴らしい背景をバックに掲載されています。
美月様、この度は、本当にありがとうございました。
昔の自分【我愛羅視点】(NARUTO 頂き物6)
(お前らを姉弟とおもったことは一度もない
そうだ、俺には、兄弟も友達も、何もかも、ない。。
俺は本当の孤独だ。。。。。。。。。。。。。。
うちはサスケ。。。。
アイツの孤独とは、 違う。。。。。。。。。。。。。。。。
アイツの孤独は 浅い。。。。。
兄弟、、、、、、、、、
俺の兄弟。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
あいつらは、昔から、 俺の事を 嫌って、怖がっていた。
俺は、憎かった、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
父サンまで。。。。。。
なんで 俺は、こうなったんだ。。。。。。。)
昔の馬鹿な自分
今、思ったら 俺は何をしていたんだ。。
木の葉に来て、うずまきナルトに、あった。。。。。
アイツも孤独だった。。。。。
俺と、似ていた。。。。。。。
俺は内心 喜んだ。
俺と、同じようなヤツがいるって。。。。
でも、 アイツは、 違った。。。。。。
アイツは、孤独だった頃の自分が、嫌だから
自分で、かえたんだ・・・・・
俺は自分でも、思う。。。。
あいつにあった、俺は、かわった。。。。。。。。
俺は、あの時、うずまきナルトと、戦った。。。。
それで、わかったんだ。。。。
スリーマンセルで、 テマリとカンクロウと、やってきた。。。。
あの時、俺は、 2人の事を、邪魔だ、と、おもっていたんだ。。。。
あいつの言葉で、築いたんだ、、、
テマリもカンクロウも、あの時、おれを、助けてくれた。。。
あの時
助け合える 仲間 、 姉弟 だと、思った。。
昔の自分を、思い出すだけで、 自分で自分に、 腹が立つんだ。
だから、これからは、昔みたいな事をしたくない;;;;;;
これからは、 3人で、いろんなことを、のりこえて、いくんだ。。。。
助け合える 仲間 と、して。。。。。。。
☆切り取り様コメント☆
あとがき????
えっと、この小説は、リユナ様から、リクエストが、あったので、かきました。。。メッチyァ、ヘボォだけど、すいません。。。。じゃぁ、さしあげます!すきにつかってください。。。
☆管理人感想およびお礼☆
我愛羅の深い孤独が良く伝わってきます。そしてナルトに出会い、テマリやカンクロウという大切な存在に気付く我愛羅…。その一連の流れや我愛羅の心の変化の表現が上手いです。本当に、我愛羅の人生…大切なことに気付いて変わっていく様子が凝縮されていて、すごいです!
我愛羅がテマリたちを「助け合える 仲間 姉弟」って思ったところ、感動でした!
切り取り様、素敵な小説、本当にありがとうございました!
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