積んどく? 読んどく?

PR

Profile

shiba_moto

shiba_moto

Calendar

Favorite Blog

うたたね通信社 ~… 山村まひろさん
Hard-boiled or soft… クロフネ9627さん
片手に吊革・片手に… もりのゆきさん
yanyanの日記 ya226さん
あたまのなか 三日ぼうず3さん

Comments

shiba_moto @ Re:???(05/08) 通りすがりさん >氷室さんは永眠なされ…
通りすがり@ ??? 氷室さんは永眠なされてます。
shiba_moto @ Re[1]:野村美月 『“文学少女”と死にたがりの道化』(06/14) Neko月さん、こんにちは。コメントありが…
Neko月@ Re:野村美月 『“文学少女”と死にたがりの道化』(06/14) 深い。 面白い。 はまる。 読む。 サ…
shiba_moto @ Re[1]:土橋真二郎 『ツァラトゥストラへの階段3』(09/12) しばたさんへ コメントありがとうござい…
2006.06.12
XML
カテゴリ: 感想
 不思議な力を持っている「ぼく」は小学4年生。幼なじみのふみちゃんと仲がいいことが自慢だったけれど、3ヶ月前、大好きだったうさぎが惨殺されてからふみちゃんはショックのあまり自分の殻に閉じこもってしまった。だから「ぼく」はなんとかしたい、この力を使って・・・

 復讐、罪と罰、生命、『 ぼくのメジャースプーン 』はそういうものに焦点を当てた作品です。でも、説教臭さのようなものはありません。
 おそらくは答えが出ないであろう問題に対して、真っ向からぶつかっていく「ぼく」。絶対に正しいという答えは無いと思うけれど、絶対に間違っている答えはあるだろうし、何よりも考えるという行為は正しいことでしょう。それをこれだけの物語にしてしまった辻村さんの力量に感服。格段にうまくなった気がします。「ぼく」が一人で思い悩むような話じゃないのがいいのかもしれません。
ぼくのメジャースプーン
 「ぼく」との対比というわけではないでしょうが、秋先生の大人のかっこよさもすばらしい。あの疑問というか謎も明らかになります。こういった形で少しずつでも作品をリンクさせているのは結構好きだったりします。秋先生がレギュラー化する形でも、他の登場人物でもいいので、次もリンクさせてほしいなぁ。
2006年6月9日読了






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.06.13 00:30:13
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: