【253系】(JR東日本) 東京圏と成田空港を結ぶアクセス特急「成田エクスプレス」専用車両として開発されたのが、253系直流用特急形電車。 新宿・池袋・大宮・高尾・横浜・大船から東京駅を経て総武線を経由して成田空港へ向かう列車編成のため、3両・6両といったバリエーションを持つ。 東京駅での分割併合もある。 |
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【373系】(JR東海) 急行用165系電車の淘汰を目的に新造された車両で、"ワイドビュー"の愛称通り客室窓の大きさは特筆に値する。 現在、飯田線・身延線の特急列車や静岡地区のホームライナー、東京~大垣間の夜行快速「ムーンライトながら」で運用される。 |
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【651系】(JR東日本) JR東日本として初めて製作した交直流用特急形電車で、白くスマートなボディは当時とても斬新だった。 今も常磐線特急の速達タイプ『スーパーひたち』を中心に、上野~水戸~仙台間を駆け抜けている。 |
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【781系】(JR北海道) 札幌圏電化で電車特急を新設するべく開発された交流用特急型電車が781系。 純然たる『北海道専用特急型電車』として国鉄でも唯一の形式である。 昭和54年のデビュー以来、欠けることなく国鉄からJR北海道へ継承されて風雪の中走り続けてきたが、2006年度から廃車が出始めている。 2007年度には後継となる新車の投入計画も発表されており、引退となる事が確実視されている。 2003~2006年には6両が"ドラえもん海底列車"用にフルラッピングされて、津軽海峡線の函館~吉岡海底を走行した(現在は廃止、車両も解体済み)。 現在では札幌~旭川間の特急"ライラック"、札幌~東室蘭間の特急"すずらん"、小樽~札幌間で"ホームライナー"として運転されている。 |